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拝啓 地獄に行ったけど楽しくやってます  作者: みるきーうぇい
第8章 天上界 本格的に始動
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第83話  天上界 動き出す

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よろしくお願いいたします

ユウキ達が 3日間 身動きが出来なくなっていた頃 帝都に急報が届く

鳥型兵士

「急報!!急報!!すぐに アモン王子に!」

セグロ 四方統括

「落ち着け!どうした?何があった?」

鳥型兵士

「カイ様から!!」

セグロは カイの報告を聞いたとたん 青ざめる

セグロ

「………な…なんだと!!わかった!すぐに 伝える!」

セグロは 全速力でアモンのいる部屋へ向かい ノックもなしに 扉を開ける

側近

「な!!この 無礼者め!いきなり 扉を開けるとは!」

アモン

「いい 気にしない どうした?何があった?」

セグロ

「はっ!ただいま カイ王から急報! 第4の塔 占領されたのことです!!」

側近

「!!!ま…まさか…ア…アモン王子…」

アモンは 無言のまま 席を立つと後ろを向いて 天を睨んだ

アモン

「…………そうか……わかった……」

『……こちらが 動く前に…先に動いたか……ということは やはり……』



時は遡り まだ ユウキ達が極毒エリアに入った頃 天上界が大きく動き出す


アステル 正8位天使

「…………はっ!!」

アステルは 槍を構え 力強く突く

ガイアス 従2位天使

「……ほう…頑張っているな…アステル…」

アステル

「あ!ガイアス様………わかっています…こんなことしていても 全くの無意味だと…」

ガイアス

「無意味ではない 日々精進する構えは 大事だ」

アステル

「はい!ありがとうございます ……あの…それで 今日は何用で?」

ガイアス

「今から シリウス様のとこに行くところだ お前も来い」

アステル

「そうですか…今から シリウス様とこ…に!?は?あ…あの…今 私もと言いましたか!?」

ガイアス

「そうだ お前も来るのだ」

アステル

「ちょ…ちょっと待って下さい…何故…私もなのでしょうか…」

ガイアス

「ん?お前は まだ シリウス様に会った事ないだろう?」

アステル

「もちろん ありません 正1位であるシリウス様に会うなど 恐れ多いです……」

ガイアス

「気にするな シリウス様 自ら 会いたいと言っておるのだ」

アステル

「シリウス様が!?」

ガイアス

「そうだ シリウス様を 待たせるわけには行かぬ 行くぞ」

ガイアスは アステルに背を向け シリウスの待つ居城へ飛び立つ

アステル

「………な…なぜ…私が……!!あ!ガ…ガイアス様!!お待ちを!!」

アステルは ガイアスを猛スピードで追いかけ ガイアスに追いつく

ガイアス

「……ほう 追いついてくるとはな なかなかの成長だ」

アステル

「少しだけ 慣れました でも まだまだです」

アステルは それでもガイアスに褒められたのが嬉しくて 少し照れ笑いをした

ガイアス

「…………切り札…か……」

アステル

「どうかしましたか?ガイアス様?」

ガイアス

「…なんでもない 行くぞ」

ガイアスとアステルは シリウスの待つ居城につく

ガイアスを先頭に アステルは 申し訳なさそうに ビクビクしながら 付いて行く

大きな扉の前に立つと 門番が ガイアスに話しかける

門番

「ガイアス様 お待ちしていました シリウス様がお待ちです」

ガイアスは 見向きもせず ゆっくりと頷く

門番

「……開門!!」

大きな門が開くと ガイアスは真っ直ぐ歩き出す アステルは玉座の壮大さに圧倒され ガイアスと距離があいてしまい 慌てて ガイアスの後ろに付く

アステル

『……う…うう…絶対に場違いだ……』

アステルは 扉が開いた後 一度周りを見渡して以来 ずっとうつむきながら ガイアスの足元しか見ていなかった

ガイアスの足が止まり アステルは疑問に思う その後 ガイアスがその場でひざまずく

アステル

「……え?…」

アステルは そーっと頭を上げると すでに 玉座に鎮座するシリウスの目の前にいることに気付き 慌てて ひざまずこうとするが その場で 身体が膠着してしまい 立ち尽くす

ガイアス

「……おい…アステル…ひざまずけ…」

アステル

「あ……ああ…は…はい…」

ガイアスは アステルだけに聞こえるように話すが アステルは 呆然と立ち尽くしたままだった


シリウスは 玉座から立ち ゆっくりとアステルに近づく

アステル

『動け!………う…動かな…い……あ…終わった…』

シリウスは アステルに手を伸ばす

アステルは 覚悟を決め 目を閉じる

その後 シリウスの手は アステルの頭上に手を置き ワシャワシャと頭を乱暴に撫でる

シリウス

「そんなに 緊張するな」

シリウスは アステルの顔を覗き込み ニカッと笑って見せた

シリウス

「さて ガイアス ここでは話しにくい オレの部屋まで来い こいつも連れてな」

シリウスは アステルの頭をポンポンと叩き 自分の部屋に向かった

ガイアスも スッと立ち シリウスの後に付いて行く

ガイアス

「行くぞ アステル」

アステル

「……………あ!!は…はい!!!」

アステルは 少しだけ緊張がほぐれ 右足と右手を同時に出しながら ガイアスに付いて行った


続きが気になる方 高評価よろしくお願いいたします

沢山の方に 見て頂いて大変励みになります

毎日の投稿は 出来ませんが 時間があれば 連続投稿していきます

引き続きよろしくお願いいたします

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