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拝啓 地獄に行ったけど楽しくやってます  作者: みるきーうぇい
第7章 世界樹へ
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第68話  グミ 魔力完全回復

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よろしくお願いいたします

家に着くと 早速 エミリがいるスキアの元へ サヤカは向かう

ユウキは スキアの事の説明を サヤカに任せて 家の中に入り ソファーでくつろいでいた

ユウキ

「……世界樹か……そうだ グミ?お前…魔力の回復どのくらい進んだんだ?」

グミ

「んあ?…まだ もうちょいかかる…」

ユウキ

「ほんとか?…実は もうすっかり回復してんじゃねぇの?」

グミ

「そんなに簡単に回復しねぇの…そもそも ユウキとサヤカが異常なんだぞ……あ…そうそう 後 ヒトミとヒデオの回復力も お前らほどの 異常じゃないが あいつらの回復速度もおかしい…あの2人 魔力が完全に枯渇しても 1日あれば 最大まで 回復するんじゃないか?」

ユウキ

「そうなんだ…サヤカも回復速度が凄いんだ…へー…」

グミ

「違う 違う サヤカの場合はそうじゃない…もっと なんていうのかな…回復するとか しないとか そういう次元じゃないんだ 簡単にいえば ユウキの体力みたいなもんだ」

ユウキ

「??…そ…そうなんだ…へー…?」

グミ

「絶対 わからなかったろ…まあ そうだな…集中して回復してるから 後3日もあれば 完全に回復するはずだ」

ユウキ

「そっか んじゃ 明日 お前が 食べたがっていたグラタンでも サヤカに作ってもらおうか!俺も 久しぶりに 食べたいし」

グミ

「お!いいね!…グラタンかぁ…どんな味なのか…楽しみだ…」

そして サヤカが帰ってくる 事の説明をエミリは 納得したようだ

サヤカに明日 グラタンを作ってもらえるように お願いすると 快く承諾 グミの喜び方は まるで 子供のように はしゃいでいた


そして 次の日

朝から テンションマックスのグミは サヤカの作るグラタンを真剣な眼差しで見つめ 時折 まるほど…とか そうきたか!とか 一つ一つ感情を出し サヤカのやる気を上手く引き出していた

グラタンを作る際 ピザ窯が必要なので 庭で作っていると どんどん知り合いが集まり ピザ祭りをした以上に盛り上がる サヤカ1人では グラタン作りが間に合わず ヒトミも手伝う それでも 間に合わないので エミリにも 手伝ってもらう さすが 狩猟をしているので 料理の腕は 素晴らしかった


そして 次の日

ユウキ

「ふぅ…昨日は 凄かったな…あんなに盛り上がるとは思わなかったよ そういえば サヤカは ほとんど食べてなかったんじゃないか?」

サヤカ

「ううん そうでもないよ 確かに 出したら出した分すぐ無くなっちゃうから そっと 出さずに エミリと一緒に食べてたからね!」

ユウキ

「そっか ならいいんだ しかし まさか スキアがあんなに気に入るとはな…ブラックドラゴンは 雑食ってエミリが言ってたから 問題ないと思うけど…まぁ 結局あまりにも食べ過ぎてたから エミリに止められてしまったけどな!」

サヤカ

「あの時の スキアの顔…忘れられないわ この世の終わりみたいな顔してたもん」

昨日の事を ユウキとサヤカは 談笑していると 急に グミが大声を出す

グミ

「き!きたーっ!よっしゃ!魔力完全回復!!くぅ…もしかしたら 後1日かかるかもって思ってたけど!よし ユウキ!待たせたな いつでも行けるぜ!」

ユウキ

「お!やっとか よし 行く準備出来次第 向かうか!」

ユウキは ソファーから 立ち上がり 背伸びをする

サヤカ

「と そのまえに アモンさんに 今から行ってくるって報告しといたほうが いいよ」

ユウキ

「え? 別に もう いいじゃないか? 一応 1週間後って 報告してるし」

サヤカ

「駄目よ ちゃんと今から行くって 報告はしっかりしないと」

ユウキ

「まぁ この黒い玉で すぐに連絡ぐらいは出来るから いいけどさぁ… でも 報告ぐらいしっかりしとくか…」

ユウキは ずっと忙しそうなアモンに 小さなことで連絡は 正直 控えたいと思っていた

サヤカ

「ねぇ そういえば アモンさんって お休みとかあるのかな? なんだか ずっと 忙しそうじゃない? 城にいるのは嫌いだ って言ってたの分かった気がする」

ユウキ

「そうだな もう ここにきてから ずっと 城だもんな…そりゃ 居たくもないよな…」

ユウキは アモンの現状を思うと 気の毒だと考え 連絡することで 逆に気が紛れて いいかもしれないと思い 黒い玉を出した

ユウキ

『アモン…聞こえるか?』

アモン

『……………どうした?聞こえているぞ』

ユウキは 少し間があったアモンの返事で やはり 忙しいことがわかる

ユウキ

『忙しいのにすまないな ちょうどグミの魔力が回復したから 今から行ってくるよ』

アモン

『あ…もう そんなに時間が経ったか…すまんが 行く前に 少しだけ城によってくれないか?』

ユウキ

『ん?ああ…わかった 城に着いたら 門番に言えばいいのか?』

アモン

『ああ 渡したいものがあったんだ ほんとは 届けたかったんだが 色々立て込んでいてな そっちが来てくれたらありがたい いわゆる 冥途の土産ってやつだ』

ユウキ

『…ちょっと 意味があってんのか?…うん? いや 間違ってないか…じゃあ 寄るよ』

サヤカ

「アモンさんに 連絡したんだね」

ユウキ

「ああ それで 行く前に お城によってほしいってさ なんでも 渡したいものがあるんだって」

サヤカ

「じゃあ エミリのとこに行って 数日の間 お世話をお願いしなきゃ」

ユウキ

「ああ 俺も一緒に行くよ」

こうして ユウキとサヤカは スキアのいる 元左隣の家に向かった

続きが気になる方 高評価よろしくお願いいたします

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