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拝啓 地獄に行ったけど楽しくやってます  作者: みるきーうぇい
第6章 帝都での出来事
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第66話  世界樹の実の効力

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よろしくお願いいたします

ユウキ

「あ……マルコさん…こんにちは……今は 色々難しそうですね 出直してきますね…」

マルコ

「!!い…いえ これぞ救世主ですよ!少し待ってて下さい」

マルコは急いで レミュの元へ行く

レミュはマルコの方へ振り返らず またマルコに怒鳴り出した

レミュ

「なにそんなとこで ボーッとしてるんだい! さっさと探してこいって言ったろ!!」

マルコ

「あ…あの レミュ老師 ユウキさん達が入口で待っています どうしますか?」

レミュは マルコの方へすぐに振り返る

レミュ

「なんだって?ユウキ達が来たって?どうして早く言わないんだ 全く…早くこっちに呼びな」

マルコ

「はい では 呼んできます」

マルコは ユウキの元へ駆け足で向かう


サヤカ

「……な…なんだか マルコさん…可愛そうだね…」

ユウキ

「……ああ ちょっと心配だな…」

ユウキとサヤカの心配をよそに ニコニコしながら マルコが駆け足で向かってきた

マルコ

「どうぞ レミュ老師がお待ちです」

ユウキ

「マルコさん 大変そうですね 大丈夫ですか?」

マルコ

「え?…?…ああ! いつものことですよ いちいち気にしていたら 精神が持ちませんよ でも 心配してくれて感謝です」

マルコは ペコっと頭を下げ レミュの元へ案内する

マルコ

「レミュ老師 ユウキさん達です」

レミュ

「おお よく来たね!まあ ここに座りなよ!」

マルコ

「では 私は 探しに行ってきます」

レミュ

「は?一体どこに行こうっていうんだい?」

マルコ

「え?……情報を書き残したものです」

レミュ

「はあ?こんないつの時代かも わからない人物探せる訳ないだろ?ちょっと考えれば分かるじゃないか…全く…」

マルコ

「…………はい そうですね 浅はかでした 申し訳ありません」

ユウキ

『うわ…マルコさん よく耐えれるな…さっきと言ってることと違うじゃないか…あ…なるほど…エミリさんが言ってた 噂が広がった原因はこういう事だったのか…」


レミュ

「………やっぱり こう得体のしれない物を見ると 興奮するね…」

レミュは ユウキをマジマジ見ながら つぶやく

ユウキ

「レ…レミュさん? ちょっと ち…近いです」

問答無用で近付いてくるレミュに ユウキは後ずさりする

レミュ

「ねぇ…ものは相談なんだけど あたいと一晩付き合わないかい?」

サヤカ

「!!!レ!レミュさん!じ…冗談はやめてください!!」

サヤカは グイッと間に入る

レミュ

「ん?…ユウキじゃなくてもいいよ?サヤカ…どうだい?あたいと一晩?」

レミュは サヤカに振り返り 手のひらでそっと頬に触れる

サヤカ

「に…二刀流!!なんですか!?」

レミュ

「いいじゃないか…一晩だけだって…せっかく色々仕入れて来たんだからさぁ…」

サヤカ

「ど…道具まで!!や…やめてください!!」

レミュ

「そんなこと言わずに 思いついた実験があるんだよ 試してみたいんだよね?な?いいだろ?」

サヤカ

「じ…実験?…なんだ…そういうこと…びっくりした……でも!駄目です!!ユウキもわたしも 実験台になんかなりませんから!!」

レミュ

「なんだい…少しくらい いいじゃないか… で ここに来た理由は アモンから聞いたよ それで いきなり結論から言わせてもらうけど 分からない」

ユウキ

「あ…そうなんですか…レミュさんが分からないんじゃ もう仕方ないですね…」

レミュ

「まあ 待ちな 分かった範囲だけでも聞いていきな えーっと どこから話すか…まぁ 残念ながら 使用したという情報は曖昧な表現で 良く分からなかったんだ ただ 使用したという記述っぽいのはある でも 使用した時 何がどうなったか 肝心なことの記述がない…ここからは 憶測だからね ここ…見てみな」

パソコンのような モニター画面を 指差す

サヤカ

「…うーん……はっきりと読めないね…」

レミュ

「簡単に言うと ここで ちょっとした戦いがあったみたいなんだ で この戦いで前線のアルゴという将が 消滅し 前線は総崩れを起こした… まあ 昔は いざこざが多かったからね 別に珍しい話じゃない 問題はここ それから また戦いがあったんだけど ここで 前線の将が アルゴってなってるんだ もちろん 同じ名前ってだけかもしれないけど ここで この記述 世界樹はなくなったが 前線の活躍により 土地を取り返せた と ある」

ユウキ

「もしかして やっぱり!!復活するアイテム!?」

レミュ

「へー…予想してたのかい?…意外とやるねぇ…」

ユウキ

「い…いやぁ…多分 日本人の半分ぐらいは予想がついちゃいます…」

レミュ

「???ん?よくわからないけど あたいの予想もそこにたどりついた…でも やっぱりここが おかしく感じるんだ…」

サヤカ

「なんでですか?……そんなに 不思議な事ないと 思いますけど?」

レミュ

「いいかい?世界樹の実が 本当に復活する物なら そう簡単に使用しないはずなんだ 言い方悪いけど 前線の将なんて 捨て石にしても構わないんだ」

サヤカ

「あ…そっか……もっと立場の上の人の為に 置いておきますよね 普通なら…」

レミュ

「そう…そこ そこがおかしいんだよ で ここから導かれる答えは… ある程度 簡単に世界樹の実を取りに行けた そんなに貴重なものじゃなかった…うーん…これは もしかしたら 可能性があるかもしれない 未だに 世界樹の周りは 着々とひどくなってるらしいからね と いうことはだ 遥か昔は 全然違ったかもしれない なんで世界樹の周りが変貌したのか…なにがあったかこっちも分からない もしかしたら 世界樹にも意思があってあたいたちを 拒んでるかもね…」

ユウキ

「……あ…それで…グミが…」

ユウキは そっと 胸に手をあてる…

レミュ

「あと 考えられるのは…能力が高すぎる人物は 復活できない?とか 使用できる限界みたいな制限があって たまたま 使用できる最上が 前線の将だった?うーん…現実的じゃないね」

サヤカ

「…うーん 結局 良く分からない…でも 現物があればわかるかもしれないわね…」

ユウキ

「まぁ 分からないなら 分からないで別にいいか! もって帰ってから ゆっくり考えたらいいな」

レミュ

「悪いね 色々調べたんだけどさ…確かな答えは分からなかったよ…」

ユウキ

「いえ 忙しいところ調べて頂いて 本当にありがとうございました」

サヤカ

「あ!あと…1ついいですか?」

レミュ

「ん?なんだい?」

サヤカ

「今ですね 家にドラゴンがいるんですけど 右の翼が 怪我でなくなってしまって…」

レミュ

「ドラゴン?…翼が使い物にならなくなった?……あ!そういうことかい ドラゴンは 確かに調理方法を間違えると せっかくの効果が台無しになるからね 知り合いにドラゴンの捌き方知ってる奴がいるから そいつに捌いてもらいな」

続きが気になる方 高評価よろしくお願いいたします

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