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拝啓 地獄に行ったけど楽しくやってます  作者: みるきーうぇい
第6章 帝都での出来事
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第64話  スキアの住処 完成

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よろしくお願いいたします

サヤカ

「エミリー!さっきの話なんだけど スキアのお世話 お願いしてもいいかな?」

エミリ

「ほんと?じゃあ スキアの事は任せて!健康管理も ちゃんとするからね!」

サヤカ

「うん!これからよろしくね!!」

サヤカとエミリは 両手を繋ぎ その場で跳ねて喜んだ


それから 数刻が過ぎると 家があった左隣が 急激に変貌する

ユウキ

「うおおおーっ!な…なんだ 凄い勢いで 建物が完成していくぞ!ま…まさか 1日で完成させちゃうのか!?」

それから 数分後…

ジュドが ユウキたちの元へ やってくる

ジュド

「おう!設計図通り完成したぜ!一応見て回ったが 抜けはないはずだ 確認してくれ!」

ユウキ

「あ!はい わかりました ただ 俺じゃわからないから……あ!エミリさん 申し訳ないですが 一緒に見て回ってくれませんか?」

エミリ

「もちろん!私もいくわ!」

ジュド

「おう 見て回って なにか不都合があれば教えてくれ!」

エミリは鋭い目線で ドンドン歩いて行く 鬼気迫る勢いで ユウキは何も出来ず ただ 着いて回る事しか出来なかった

エミリ

「…………うん 深さは…設計図通りね…さて 次は……」

エミリは 時折ぼそぼそと呟き 隅の隅まで見て回り 入口に戻って来る

ジュド

「どうだい?何か不具合でもあったか?」

エミリ

「……完璧だわ あなた本当にいい仕事するわね…見て回ったけど ほんと惚れ惚れする出来だわ ユウキさん これならスキアはストレスなく のびのび出来るわ」

ジュド

「ハッハハハ!そうか!まあ あんたの書いた設計図が 素晴らしかったから なんの不具合も出なかっただけさ あんたの設計図は 寸分狂わず 完璧だったからな 久しぶりに楽しい仕事だった!また 何か縁があれば 一緒に仕事がしたいもんだ よし!お前ら 引き上げるぞーっ!」

作業員たち

「「うーす!」」

ジュドを先頭に 豪快に笑いながら 作業員たちと共に帰って行った

帝都行政員

「これで 無事終了ですね では ユウキ様 こちらに名前を書いてもらっていいですか?」

ユウキ

「あ…はい」

帝都行政員

「はい では 私も引き上げますね アモン様には こちらからお知らせしておきます では」

帝都行政員は 軽く会釈したあと 帝都に戻って行った

エミリ

「さて さっそく仕事しなきゃね スキアは 大分疲れが溜まっているから すぐに隣に移動させなきゃ…」

エミリは スキアに話しかけ 寝床まで連れて行った

ユウキ

「……ふぅ…これで とりあえずスキアの事は ひとまず大丈夫だな…じゃあ 父さん 母さん なんでこんなことになったのか 簡単にだけど 話しておくよ ここじゃなんだし 家に入ろうか」


家にあるソファーに座り ヒトミとヒデオに事の経緯を話す

ユウキ

「……というわけだったんだ ……こうなったのも 俺が調子のったのが 原因だな…」

話を黙って聞いていたヒデオは わなわなと震えだし 机を叩き 立ち上がる

ヒデオ

「ふざけおって!!ハデス王め……一癖も二癖もあると思っていたが…許せん…」

ヒトミ

「……うーん 確かに許せない行為だけどさぁ…ハデス王の行動に 少し矛盾があるんだよね…何がって言われると…わかんないけどさぁ…」

ヒトミは 頬杖をつきながら 呟く

ユウキ

「俺も始めは 感情むき出しになっちゃって 冷静な判断が出来なかったんだけど…後々考えると ハデス王は 王として動いていたのかなって…」

ヒトミ

「確かにそれもわかるわ…そうじゃなくて…うーん…駄目…情報量が少なくて これ以上は ただの推測にしかならないわ…ところで 世界樹の実 を取りに行くってほんと?」

ユウキ

「お!もう知ってんの!?さすがに あそこまで大袈裟なしたら 耳に入るか…」

ヒトミ

「とんでもない場所なんでしょ?大丈夫なの?」

ユウキ

「さあ?話では 大変な場所らしいけど 行ってみない事には分からないなぁ…まあ…なんとかなるだろ?」

ヒトミ

「ふーん…なんとかなりそうなんだ…ねぇ やっぱり 行かなくてもいいんじゃない?そういう選択もあるわよ?…もしかしたら 世界樹の実 なんてないかもしれないでしょ?無駄骨になっちゃうかもよ?」

ユウキ

「ここまで 伝承みたいに語られてるのに ないとは思えないな… それに ここまで おおごとになって 辞めます なーんて出来る訳ないだろ?大丈夫だって」

ヒトミ

「……うん…そう…だよね!でも 無理そうだったら 引き返しなさいよ?また 挑戦すればいいだけなんだから! で あんた1人で行くの?」

ユウキ

「いや サヤカも行くし グミも行く まあ グミは俺と繋がってるから 行きたくないって言っても 行くしかないからな!」

ユウキは 高笑いをする

ヒトミ

「あっけらかんとしてるわね! まあ あんたが決めたなら 頑張りな…さい ふぅ…さて! ヒデオさん 家に戻りましょうか?」

ヒデオ

「母さ…うむ! そうだな お前は 俺の息子だ サッと取って 寄り道せず帰ってこい わかったな」

ヒトミ

「じゃあね!帰ってきたら 知らせてよ?」

ヒトミは 満面の笑顔で 手を振りながら 玄関を出て行った

ユウキ

「……なにか用事でもあるのかな?もうちょっと ゆっくりしていけばいいのに…なあ?サヤカ」

サヤカ

「……ええ…そうね……ヒトミお義母様……」

ユウキ

「まあ いいか… とりあえず3日間 ゆっくりするか!」

その頃 元気に先頭を歩くヒトミ その後ろにヒデオが続く 

曲がり角を曲がった所で ヒトミは 足を止め 膝から崩れた…

ヒデオ

「……母さん…大丈夫だ…ユウキたちは必ず戻ってくるさ…」

ヒデオはそっと ヒトミの肩に手を置く

ヒトミ

「…うう…も…もし…帰って来なかったら…どうしよう…う…うぅ…」

ヒトミは 世界樹の実 の事が気になり 独自に調べたが 調べれば調べるほど 絶望しかなかった……

続きが気になる方 高評価よろしくお願いいたします

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