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拝啓 地獄に行ったけど楽しくやってます  作者: みるきーうぇい
第6章 帝都での出来事
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第62話  左隣の家 解体

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よろしくお願いいたします

ユウキ

『アモン 聞こえるか?』

アモン

『……ん?ユウキか?どうした?』

ユウキ

『いや…実は…』

ユウキは アモンにドラゴンのことを話す

アモン

『なんだ そんなことか 左隣は今の所 誰も入る予定はないからな すぐにでも派遣してやるよ ただ ドラゴンの事を 完全に理解してる奴はいないからさ エミリだっけ?その子に派遣した連中に指示してやってもらえるか?』


ユウキ

「あ!エミリさん 左隣の家好きにしていいって言われたんだけど ドラゴンの住む場所?が 良く分からないそうなので 指示してほしいって」

エミリ

「もちろん!大丈夫 安心して」


ユウキ

『アモン エミリは引き受けてくれるそうだ 悪いな 無理言って』

アモン

『別に気にするな もういいか?』

ユウキ

『あ!あと 明日 連絡しようと思ったんだけどさ 世界樹には 今から1週間後に出発しようと 思ってるんだ 理由は グミの魔力の回復が 1週間ぐらいかかるらしい それで 少し時間があるからさ レミュさんに会って 世界樹の実 の事を聞きたいんだ 都合のいい日 1週間の間にないかな?』

アモン

『1週間後か…まあ 慌てる必要はないからな 十分準備を怠るなよ それから レミュの件も了解した………どうせ 引き籠ってるんだ いつでも問題ないぞ 門番には伝えておくから 好きな時にくればいい』

『そうなの?わかった じゃあ……そうだな 3日後に行くよ ありがとうな んじゃ』


サヤカ

「どうしたの? 随分長かったけど?」

ユウキ

「ああ ついでに 世界樹に行く日にちも 伝えてといた それから レミュさんに会う日も 伝えといたよ それから もう少ししたら ここに担当者が来てくれるらしい」

ヒトミ

「お!もう来てくれるの!さすが 仕事が早いね!だったら ここで待機してましょうか?そうだ サヤカちゃん あのね……」

そして 3人の女性陣は ガールズトークが始まる ユウキは ヒデオに熱いトークを聞かされ 常時苦笑いを浮かべる それから数分後……


???

「えっと……ここかな? すみません 帝都から来た者ですが」

ユウキ

「お!本当アモンは仕事が早いな…あ!はい 今行きます」

???

「どうも わたくし 帝都で主に行政を担当しているものです えっと……この家の…左隣の家を更地にして 所有者を ユウキ様 に変更と聞いたのですが 間違いないですか?」

ユウキ

「え!?ちょっとまって 更地!?所有者が俺に??」

ユウキが困惑していると 横からヒトミが口を出す

ヒトミ

「そうよ 間違いないわ 後 区切ってるこの壁も邪魔だから 取り除いてくれる?」

帝都行政員

「はい かしこまりました おーい ここで間違いないぞ それから ここの壁も取り除いてくれ」

一同

「うーす よし 早速とりかかるぞー!」

ユウキ

「お…おい 母さん」

ヒトミ

「いいの いいの ここのトップの王子様から 許可もらったんだから なんの問題もないわ」

ユウキ

「そ…そうだけど…本当にいいのかな…」


エミリ

「あ!そうだ サヤカ ちょっと大きめの机ってない?」

サヤカ

「机?大きさがどれぐらいいるか わからないけど 家の中にあるから どうぞ」

サヤカは エミリを連れて 家の中に入る

サヤカ

「この机の大きさでも 大丈夫?」

エミリ

「うん 十分だよ じゃあ パパッと書いちゃいますか!」

エミリは そう言うと 大きな紙を取り出し 目にも止まらない速度で書き出した

サヤカ

「………え…これって 設計図!? うわ……す…すごい…」

エミリ

「よし 出来た こんなものね じゃあ これ 渡してくるよ」

エミリは 一瞬で設計図を完成させると 外で作業をしている 担当者の元へ向かう

サヤカ

「設計図なんてわからないけど なんにも使わず ペン1本で あんなに正確な設計図を書き上げるなんて…あ! まって!エミリ 私も行く!」

エミリ

「あなたが ここの責任者ですね? 聞いていると思うけど わたしが ここの設計を担当させてもらうわ」

エミリは 帝都行政員に 先ほど書き上げた設計図を渡す

帝都行政員

「私は責任者というより 担当者ですね 現場の責任者は別にいますから そちらと話してもらえますか?…おーい ジュドさーん こちらの方が この設計図通りにしてほしいって」

ジュド

「ん?…どれどれ…」

2mを超える大男が ノシノシとエミリのもとにやってきた 設計図を受け取ると 隅の隅までマジマジと見る

ジュド

「……ほう……うむ 細部まで これほど細かく設計しているとは…なるほど…こんなに注文が多いのは 久しぶりだな しかしこれ程の設計図を書き上げるには 相当な時間と労力が必要だろう…よし 任せてくれ おい!お前ら!さっさと魔法陣を完成させろ!」

サヤカ

『……そうだよね これが普通の反応よね まさか 今さっき数秒で書き上げたなんて 思わないよね…』


そうこうしているうちに 隣の家にいた作業員が ゾロゾロ出てくる

ユウキ

「え?どういうこと?なんにも変わった様子が ないんだけど?」

ユウキが疑問に思っていると 最後に出てきた作業員が キョロキョロ確認をしだす

作業員

「……よし……よし……よし 親方 準備整いました いつでも大丈夫です」

ジュド

「よし わかった ………ふん!!」

ジュドは 両手を大きく上に上げると 隣の家 そして隣の家の境目にあった壁が 一瞬でなくなった

ユウキ

「うお!一瞬でなくなったぞ!……魔法の力だよな…いいなぁ…俺もなんか魔法とか 使ってみたいなぁ…ハァ…」

ヒデオ

「ほう…転移の魔法だな 魔法陣の使用とはいえ これほどの規模になると いささか骨が折れる さらに うむ…辺りを見渡しても……手抜かりなし いい仕事だ」

ジュド

「……問題ないな よし お前ら並べ!!」

ジュドは 作業員を全員並べ 1人1人の肩に手を置く 数秒経つと次々と入れ替わる

ジュドは 全員の肩を置き終わると 更地になった土地の真ん中に行き 次々と木材や石材など 建築に必要な物を出した


ジュド

「よし!お前ら かかれーっ!」

作業員

「「おおーっ!」」

作業員達は 一斉にバラけて 次々と木材 石材をカットしていく

ヒデオ

「ほう なるほどな 先程の行為は 全員に どこの作業をさせるか 瞬時に伝達をしていたのか…それにしても 設計図を見ただけで どこに人員を配置するかを すぐに決定するとは…恐れ入った」

ヒデオは 腕を組みながら 頷き 感心する

しかし この情景を ただ1人 心配そうに見ている人物がいた……

続きが気になる方 高評価よろしくお願いいたします

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