表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
拝啓 地獄に行ったけど楽しくやってます  作者: みるきーうぇい
第6章 帝都での出来事
61/231

第59話  マタギ女子 エミリ

モチベーション維持の為 高評価 ブクマ登録

よろしくお願いいたします

庭にいるドラゴンの元に着いたが 明らかに 元気がない

ユウキ

「……元気がないな…お腹空いてるんだろうな…なぁ グミ たしかお前 ドラゴンと話せるよな?何が食べたいか 聞いてみてくれ」

グミ

「いや 無理 俺は感情を読み取れるって事だけで 固有の言葉まで わかんねぇよ」

ユウキ

「あー…そういうことか……どうしよう…ドラゴンが食べる物とか 全然分からないぞ…」

サヤカ

「だったら グミちゃん ドラゴンの食べる物って わかる?」

グミ

「悪い 流石に知らないなぁ…誰か詳しい奴 知らないのか?」

ユウキ

「…うーん 知っていそうな人ね…アモンなら知ってるかな……あ!バールさんなら 知ってるかもしれないな!」

サヤカ

「確かにそうかも バールさん物知りっぽいもんね!行ってみる?」

ユウキ

「そうだな…うん 聞きに行こう」

ユウキは そーっと通路に向かい 覗き込む

ユウキ

「……うん もう人集りはもういないぞ よし バールさんの家に行ってみよう」

ユウキとサヤカ そしてグミは バールの家に向かう

バールの家につくと バールは庭で槍を構え 鍛錬をしていた

バール

「………ふん!………ふん!」

ユウキ

「うわ…バールさんって もしかして 毎日鍛錬しているのかな…」

サヤカ

「多分 毎日の鍛錬は かかさない方だと思うわ…ユウキも 鍛錬したら?」

ユウキ

「………バールさんに頼んで 参加させてもらおうかな…」

バール

「………ふん!………ふぅー……」

バールは 振るっていた槍を 地面に突き差し 一息ついた後 振り返る

バール

「……ふぅ…!!!ユ…ユウキ殿!?サヤカ殿まで?」

ユウキ

「あ…忙しいところ 急で 申し訳ないです…」

バール

「全く 気付かず申し訳ない…して 何やら訳ありの様子…わしに何か用事でも あるのかな?」

サヤカ

「ごめんなさい…頼れる方が バールさんしかいなくて…」

ユウキとサヤカは ブラックドラゴンが来た経緯など 大まかな事を バールに話す

バール

「……なるほど そんなことが…ユ…ユウキ殿 一つ聞いてよいか?な…なぜ そのような 重要な事を……わしに 話せるのだ…」

ユウキ

「え!?だって…バールさんは 俺にとって 凄く頼りになる方ですし 色々と相談に乗ってもらいたいんです…あ…あの やっぱり…迷惑で…すか…」

バール

「!!!な…なんと…し…信頼…しているのか…わ…わしを…」

サヤカ

「はい もちろんです ね!ユウキ」

ユウキ

「もちろんですよ!え!?」

バールは 両手をユウキの肩に 優しく置き まるで懺悔をしてるように頭を下げ 涙を流す

バール

「ユウキ殿!!わ…わしは……グッ…す…すまない…」

ユウキ

「え!?ど…どうしたんですか?バ…バールさん!?」

バールの思わぬ行動に ユウキは困惑する

バール

「いや…すまぬ…なんでもない…なんでもないのだ…取り乱してしまった…そ…そうだったな ドラゴンの食べ物だったな しかし 一括りにドラゴンといっても 多種多様にいて 食べ物も様々なのだ」

ユウキ

「そうなんですか 確か ブラックドラゴンって言ってました」

バール

「ブラックドラゴンか…うむ それならば やはり肉だな 肉関係の物ならば 大体大丈夫なはず…」

サヤカ

「やっぱり お肉なんだ でも どれぐらい食べるんだろう…あの身体だもん…相当食べるだろうし…それに お肉といっても 色んな種類あるよね…」

バール

「お!そうだ わしの知り合いに 狩猟をしておるものがおる その者は ドラゴンの飼育もしておるのだ 其奴を呼んでこよう」

ユウキ

「さ…さすが バールさん…顔が広い…お願いしてもいいですか?」

バール

「任せておけ ユウキ殿の期待に答えるぞ では しばし待っててくれ」

バールは そういうと フッと浮き 遥か彼方に飛んで行った

サヤカ

「やっぱり バールさんも飛べるんだ…いいなぁ…」

それから 数分後…

ユウキ

「ん?…バールさんだ 後ろにいるのが そうなのかな?」

バールと 人型のスラリとしている 若い女性の姿をした者が ヒィヒィ言いながら降り立つ

バール

「ふぅ…待たせたな こやつが 先ほど言っていた者だ 名はエミリ 元々 ユウキ殿と同じ 人間界から来た者だ」

エミリ

「ハァ…ハァ…な…なんなんですか!?せ…説明もなしに…どういうことなんですか?ちゃんと 説明してください!」

バール

「別に 説明など着いてからでよかろう どうせ 暇を持て余していたではないか」

エミリ

「私も 忙しいんです!色々することあるんですから!」

バール

「ほう…色々…では その色々とはなんだ?言ってみろ」

エミリ

「うっ…い…色々と言ったら 色々なんです!」

バール

「ほれ みろ ないではないか 今は狩猟も出来る時期ではないし ドラゴンも 今は1頭も飼育していないではないか どう考えても 暇であろう」

エミリ

「もういいです わかりました で 私に何の用事があるというのです?」

ユウキ

「あ…初めまして ユウキっていいます 人間界から来たんですか?僕たちも そうなんです」

このエミリという女性 髪はブロンドで 青い目が美しく とても狩猟をしているとは ユウキには 思えなかった

エミリ

「!!ほんと!?人間界からなんて 久しぶりね 私は 今からそうね…ざっと200年前にここに来たのよ」

ユウキ

「200年!?そ…そうなんですか…僕たちは ついこの間 来たんですよ いっ!?」

ユウキは 急に奇声をあげる 無理もない エミリはユウキに近付き いきなりハグをしたのだった


続きが気になる方 高評価よろしくお願いいたします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ