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拝啓 地獄に行ったけど楽しくやってます  作者: みるきーうぇい
第6章 帝都での出来事
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第58話  無事終了 おうちに帰ろう

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よろしくお願いいたします

ユウキとサヤカは 城を後にする もちろん城の周りは人集りが出来ており 大歓声の中 2人は馬車に乗り込む


サヤカ

「………なんだか……最後 ユウキ…恰好良かったよ!」

ユウキ

「??え!?俺…なんかした?」

サヤカ

「最後 片手を上げて 任せろ!って言ってたじゃない?覚えてないの?」

ユウキ

「…う…嘘…俺…そんなことしたの?なんで?俺…途中で 頭が真っ白になって 全然覚えてないんだよ…あ…なんだか…凄い恥ずかしいですけど…」

急に我に返ったユウキは 顔が真っ赤になる

ユウキの中にいたグミは ユウキの心の動揺を感知し 身体から出て来た

グミ

「おーい ユウキ 覚えてないのか?俺がその時のユウキのモノマネしてやろうか?…ゴホンッ…あー…あー…まきゃしぇろー!!…こんな感じか?…ブッ!もっとこう まきゃーしぇーるおー!だったっけ?ブッハハハ!!」

何度も 短い手を上げ ユウキのモノマネをした

サヤカ

「…プッ…そ…そんなにひどくないよ グミちゃん いくらなんでも ひど…プッ…」

ユウキ

「……残念だな…ここで グミとお別れになることになるなんてな…」

グミ

「お…おい 冗談だって…可愛い弟分の お茶目だよ…あ!そうだ…魔力回復に専念しなきゃ!」

グミは 慌ててユウキの身体に戻る

ユウキ

「あ!!おい!待て!…くそっ!逃げられた…ってか サヤカも笑いすぎ…まったく」

サヤカ

「これは グミちゃんが悪いの 本当に 覚えてないの?ユウキが 片手を上げた時 凄い歓声が上がったのは 本当だよ 盛り上がり最高潮だったんだから!!」

ユウキ

「…もうこの話は 終わり!盛り上がったなら 良し 終了!」

そっぽを 向いて馬車の外を見る そーっと グミは顔をサヤカに見えるように出す

サヤカ

「ほら グミちゃんが 調子乗るから ユウキ すねちゃったじゃない」

グミは 何も言わず 片手を上げる素振りをサヤカにみせ ヒョイと身体に戻った

ユウキ

「……グミ…覚えてろよ…」


そうこうしているうちに 家の前に着き 大歓声の中 照れながらそそくさ家の玄関を開け 中に入る

ユウキ

「ふぅ…まさか 家の近くまで 歓声を受けるとは 思わなかったよ…」

グミ

「で?いつ出発するんだ?」

グミは ひょこっと 顔を出す

ユウキ

「…お前 俺の身体の中に 入れる事を知ってから 都合悪くなると 逃げやがって…」

グミ

「別にいいだろ?とにかく 楽しいのは参加するが 面倒くさいのはゴメンだね」

ユウキ

「へーっ 俺を馬鹿にするのが 楽しいことなのかい…」

グミ

「ああ 楽しいね!」

ユウキは この言葉を聞き ムカッとして 躾 をしようとしたが その後のグミの言葉の続きを聞いて 思いとどまる

グミ

「ほんとに 楽しい…お前らと出会えて…この俺の…ちっちゃな世界を 壊すやつは 許さねぇ…」

グミは 遠くを見つめた

ユウキ

「………グミ…」

グミ

「…特に ユウキのリアクションが特に楽しいな!」

グミは また イタズラ好きな 子供のような顔に戻った

ユウキ

「…ったく ところで グミ 魔力は回復したのか?」

グミ

「はあ?そんなにすぐに回復するわけないだろ?…そうだな…後3日程で 半分は回復するかな?」

ユウキ

「そんなにかかるの?…ということは…完全に回復するには 1週間ぐらいかかるのか…」

グミ

「完全に活動停止すれば 3日で完全に回復すると思うけど 流石に今の感じじゃ 完全停止はしたくないかな…」

ユウキ

「そうか…うーん…グミの魔法は なにかと必要になるだろうし…じゃあ グミの魔法が 回復したら 出発しようか…」

サヤカ

「だったら レミュさんとこに行って 世界樹の実 の事 聞きに行かない?」

サヤカは 普段着に戻り ユウキに話しかけた

ユウキ

「あ…もう 普段着か…俺も普段着に戻さないと…………えっと…ん?…あれ?俺…普段着どんなんだったっけ?…こんな感じだったかな?」

サヤカ

「………全然 違うわよ…」

ユウキ

「え?違う?……うーん…まあ いいか…で レミュさんに 世界樹の実 の事聞きに行くって話だけど そうだな…3日後にでも 会いに行こうか?」

サヤカ

「ユウキ……本当に着る物にたいして 執着心がないわね…昔からだからいいけどさ… で 3日後?うん わかったわ でも 事前に アモンさんに一言伝えた方がいいわね ユウキ アモンさんに連絡出来るでしょ?」

ユウキ

「ああ そうだな 明日にでも 連絡するよ」

サヤカ

「そうね だったら今日は ゆっくりしましょ お茶でも 飲もうかな…ユウキも お茶飲む?」

ユウキ

「ありがとう もらうよ」

グミ

「あ!俺も 飲む飲む!」

サヤカ

「じゃあ お茶でも飲んで リラックスしましょ」

2人と1個?は ソファーに座り お茶をすする…

ユウキとサヤカとグミ

「……ふぅ………」

長い沈黙の後 いきなり サヤカは立ち上がった

サヤカ

「あーーーっ!!」

ユウキとグミ

「な…なんだ なんだ い…一体どうしたんだ」

サヤカ

「ドラゴン!!庭に置きっぱなし!!…随分 放置したままだよ!生き物なんだよね!お腹空かしてるよ!!」

ユウキ

「…………あ…」

3人は急いで 庭にいるであろう ドラゴンの元に向かって行った

続きが気になる方 高評価よろしくお願いいたします

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