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拝啓 地獄に行ったけど楽しくやってます  作者: みるきーうぇい
第5章 天上界 動き出す
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第51話  ヒデオの流言飛語

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よろしくお願いいたします

ペトラ

「うお!?な…なんだ?い…今のは!?」

ヒデオが ペトラの軍勢に向かってくる

ヒデオ

「待たせたな!我が同胞よ!俺が来たからには 天使共の好きにはさせぬぞーっ!」

ペトラ兵

「うおおおーっ!あれは!間違いない!白い騎士だ!白い騎士が来たぞ!ということは…うおおおーっ!やはり 大槌のヴァルキリーも一緒だ!!」

ペトラ

「おお…やはり アモン様は応援をくれたか…しかも 名高い白い騎士と大槌ヴァルキリーを派遣してくれるとは…ありがたい…よし!お前たち!我らの勝利は間違いない!全軍!突撃!!1匹たりとも うち漏らすなーっ!!」

ペトラ兵

「「おおおーー!!!」」

ペトラ兵の 士気は 最高潮になる

ヒトミ

「え!?な…なに…大槌のヴァルキリーって…」

ヒデオ

「もちろん 母さんの事だろう うん 素晴らしい二つ名だ…俺が コソコソ言い回ったおかげだな…ようやく 浸透したか…フッ」

ヒトミ

「………え…い…今…なんて?」

ヒトミは自分の耳を疑う

ヒデオ

「なんでもない!報酬を先払いでもらったのだ!報酬分は しっかり働かないとな!さぁ 行こう!大槌のヴァルキリー!とおーーっ」

ヒデオは 天使たちが一番密集しているところに 向かって行く

ヒトミ

「や…やめて!は…恥ずかしいからぁ!!」

ヒトミは顔を真っ赤にしながら ヒデオの後に続く


ザクリオ腹心

「な…なんだ?あの2人は…つ…強すぎる ザクリオ様!!このままでは 全滅します!!」

ザクリオ

「…くっ や…やはり 戦力を隠していたか…ガイアス様から 撤退の合図はまだか…」


アステル

「あ…新たな敵が…ガ…ガイアス様!こ…このままでは…」

ガイアス

「……あれは…あの時の2人か…仕方ない 撤退の指示を出すか…無駄だろうがな…」

ガイアスは 手を上空に上げ 空に赤い煙幕を出す


ザクリオ

「……くっ ま…まだか…撤退命令は…!!よし!全軍撤退だ!!撤退の指示を出せ!!」

ザクリオは ガイアスからのサインを見ると 一斉に天使を後退するように 指示を出したが 中枢で ヒデオとヒトミが暴れ回っているので なかなか後退さえも出来ずに 次々と 天使が消滅していく


アステル

「あ…ガイアス様 このままでは ザクリオ様が 危ないです!」

アステルは ザクリオの元へ行こうとするが ガイアスに手を掴まれる

ガイアス

「よい 動くな アステル 私は 勝つ必要はないと言ったのだ よって ザクリオは いつでも撤退できるように軍を動かさなければならなかった その指示を怠った 見よ あれだけ軍勢を前にしてしまえば 一度崩されたら もう 撤退など出来るわけがないだろう それに お前が行ってなんになる? 無駄に消滅して終わりだ」

アステル

「……くっ」


ヒデオ

「ハッハハハ!なんだ?なんだ?手ごたえがない連中ばかりだな!………ん? あれは?フッフフ…あれが この軍の将だな…よし!」

ヒデオは ザクリオとその腹心を見つけると 逃げられないように 後ろから回り込む

ヒデオ

「お前が ここの将だな?さぁ!尋常に勝負!」

ヒデオは ヒトミに内緒で購入し 見つかり 逆さ磔までされた 大剣を掲げる

ザクリオ腹心

「ザ…ザクリオ様!今は 後方までお逃げください!」

ザクリオ

「し…しかし…」

ザクリオ腹心

「ザクリオ様!わたしが ザクリオ様が撤退する時間を稼いで見せます!お願いします!撤退を!」

ザクリオの腹心は ヒデオと対峙し 槍を構える

ザクリオ

「す…すまぬ」

ザクリオは ジリジリとヒデオと距離を開け 逃げる準備をする

ヒデオ

「ふぅ…逃げれるわけがなかろう…しかし 上司の為に 自分の身を投げ出す行為は嫌いではない せめてもの情けだ…消滅したことも 気付かぬほどの一撃を入れてやろう…」

ヒデオは 剣を下段に構え ゆっくりと目を閉じる

ヒデオ

「……驚愕するがいい…そして刮目せよ フッフフフ…お前にこの剣の禍々しさがわかるか…よい…言うな…お前にはわかるまい…そして この俺がこの剣を振り下ろした時 お前たちの道は1つしかないのだ…そうだ…消滅…消滅しか道はない しかし 安心しろ 一瞬だ…そう一瞬で終わる…さあ!チェックメイトだ…暗黒に染めし 地獄の業火よ 荒ぶる神となり 全てを焼き尽くすがいい…うおおおーっ!…ん?あ…あれ?」

ヒデオが 大剣の説明やら技の名前を言っている間に ザクリオは すでにその場から離れ 後方に飛び立って行った後だった…

ザクリオ腹心

『!!!あ…あれだけ 無防備なら!』

ザクリオの腹心は キョロキョロしている無防備なヒデオに 渾身の一撃を放つ が ヒデオの身体は すでにそこにはなく ザクリオの腹心の後ろから 言葉を放つ

ザクリオ腹心

「え!?」

ヒデオ

「………言ったであろう スキなどあるわけがないと…お前もヒーローのルールを知らぬものか…情けない…」

後ろからヒデオに言われ 慌てて振り返ろうとするが 振り返る前に 一刀両断された

ヒトミ

「…スキだらけだったから 逃げられたんでしょ…まあ それでも 他は全滅させられたんだし 報酬分は働いたんじゃない?」

1000の天使は ヒデオとヒトミの活躍により 士気が大きく上がったペトラの軍により全滅したのだった 

続きが気になる方 高評価よろしくお願いいたします

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