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拝啓 地獄に行ったけど楽しくやってます  作者: みるきーうぇい
第10章 世界樹へ 後編
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第101話 黄色く輝く 結晶

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よろしくお願いいたします

ユウキ達は なんとか マグマの地に到着する


ユウキ

「………えっと…エクリクスは…っと…あ!おーい!」

エクリクス

「……な…なんだ…空気が震えておる………ん?いま…ユウキの声が……!!!」

エクリクスが ユウキの声が聞こえた方向を見ると 黒い渦が近付いてくる

エクリクス

「な!何者だ!!禍々しい悪鬼め!……!!も…もしや…ユウキを 喰らったのか!!ゆ…許せん!!」

エクリクスは 上体を起こし 炎の翼を広げる

ユウキ

「違う!違…!エク……ス!俺だ!ユウ…で 間違いな…から!」

ユウキの声は エクリクスの耳に届く前に 所々 黒い風に消される

サヤカ

「エクリクスさん!落ち着いて下さい!」

エクリクス

「ん?……サヤカか…本当にユウキなのか?……うむ サヤカが言うのだ 間違いないのだな…すまない 早とちりをしたな…しかし 一体 その禍々しい姿は どういうことなのだ?」

サヤカは ユウキが 黒い風を纏ってしまった経緯を話す

エクリクス

「………なるほど しかし おかしな現象だな…魔力を封じるはずの風が 外に漏れる事など ないはずだが……」

サヤカ

「………あ…そっか…ユウキは 魔法が使えないから 外に漏れているのかな?……だったら 私が持てば 黒い風は出ないのかな?ユウキ それ 私が持ってみるよ」

ユウキ

「……んー…なにがあるかわからないから 俺が持ってるよ 俺には 前が見えにくいだけで 問題ないし…」

エクリクス

「しかし ユウキよ その風は 魔力を無効にしてしまうものだ それだけ 外に漏れていては 我の背に 乗せられんぞ」

ユウキ

「そ…そうなの!?……それは 困るな…」

サヤカ

「私が持っても 火の魔法しか使えないし 封じられても 問題ないでしょ? とにかく 一度持たせてよ」

ユウキが 悩んでいる中 サヤカは 強引に 世界樹の実を 奪う

ユウキ

「あ!ちょ…」

サヤカが 世界樹の実を取ると 黒い風は サヤカにまとわりつく が 徐々に風は小さくなり そして 完全に消える

サヤカ

「………あ…消えちゃった……」

ユウキ

「サヤカ!大丈夫か!!」

サヤカ

「うん 別にこれといって 何ともないよ?……でも これで 魔法を使えなくなっちゃったのかな?」

サヤカは 手のひらに 火の魔法を使ってみる すると いつも通りに 火の魔法が使えた

サヤカ

「あれ?……どういうこと?火の魔法 使えるよ?」

ユウキの中に 入って待機していたグミが ユウキから出て来る

グミ

「俺も 魔法が使えるようになったな……どうなってんだ?」

ユウキ

「さぁ?エクリクス わかる?」

エクリクス

「………ユウキの魔法が封じられてるな……どういうことだ?何が何だかわからんな……」

グミ

「…うーん…もしかして サヤカの不利なもん 全部ユウキが受け持つんだったな サヤカに持たせたことにより サヤカの魔法を封じる でも それを ユウキが受け持つから ユウキが封じられて サヤカは 魔法を封じる影響を受けなくなったから サヤカは 魔法が使えたってことか?……ややこしいな……とにかく サヤカが持てば うっとしい黒い風が出ないなら サヤカが 持っていた方がいいな」

サヤカ

「……うわ…見て…すごい綺麗…まるで 大きなトパーズみたい…」

世界樹の実は 黒い風が 出なくなったことで その姿を確認できた

ユウキ

「……黄色く輝く 結晶みたいだな…」

グミは 恐る恐るサヤカに近づき 短い手で 世界樹の実を ちょんちょんと 触る

グミ

「……なんともないな…近くにいても 触っても 魔法を封じられる心配はなさそうだな」

エクリクス

「うむ それならば問題ない 対岸まで 送ろう さあ 乗るがよい」

ユウキ

「ありがとう!エクリクス!」

エクリクスは 背中に乗ったのを 確認すると ゆっくりと マグマを進む

そして 半ばまで進んだ時 エクリクスと何気ない会話をしていたが エクリクスから 驚愕の事実を聞く事となる

エクリクス

「ハッハハハ!そうか!……おっと して わざわざ苦労して取りに行ったのだろう? 一体 誰の 時間を進めるのだ?」

ユウキ

「え?時間を 進める?」

続きが気になる方 高評価よろしくお願いいたします

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