流れ星をさがしにいこう
テーマを見て頭に浮かんだので文に起こしてみました。
夜にお空を見てたらお星さまがピューってうごいたの。
さいしょはびっくりしたけれど、よくかんがえたらあれが流れ星だって気づいたの。
ねがいをかなえる流れ星。でもなんでうごくんだろう?
そうだ! さがしにいこう。
「ねえねえ、おかあさん。流れ星ってなあに?」
「なんだろうね。おかあさんもよくわからないの」
ふーん。大人でもわからないことあるんだ。
でもだいじょうぶ。
わたしにはたくさんおともだちがいるんだ。
「おじいちゃん。流れ星ってなあに?」
「おぉ、あれは、かみさまが空からおとしたんじゃよ」
うーん。なにかちがう気がする。
でもだいじょうぶ。
まだまだおともだちはいるもの。
「せんせい。流れ星ってなあに?」
「あれはいん石って言ってね。ちきゅうにちかづくともえ上がるのよ」
くわしくおしえてくれそうだったけど、むずかしくてよくわからないの。
そうだ、おじちゃんならわかりやすくおしえてくれるかな?
「おじちゃん。流れ星ってなあに?」
「あー、それならおにいちゃんにきいてみるといいよ」
どうやらおにいちゃんがくわしいみたい。
いまここにはいないけど、しばらくしたらくるみたい。
はやくこないかなって楽しみにまっていたけれど、だんだんねむくなってきちゃった。
めがさめると、おにいちゃんがいた。
となりにはおねえちゃんもいるみたい。
ふたりはいつもいっしょにいる。
そうだ! 流れ星についてきかなくちゃ。
「おにいちゃん。流れ星ってなあに?」
おにいちゃんはかんがえていたけれど、おねえちゃんがかわりにこたえてくれた。
「だれかといっしょに見ると、なかよくなれるのよ」
なかよくなるためにうごくんだ。とてもすてきね。
そうだ! こんどはいっしょに見るひとをさがしにいこう。
最近新しく執筆活動を始めました。
連載中の世界がありますので、そちらも覗いて頂けると幸いです。