1日目 その2
1日目 その1 の主人公設定は
性別
男性→女性
服装
そのまま (学生服)
外見
近日公開
性格
一人称は私
記憶喪失
現在、 興奮状態 (少々)
好きな物
不明
嫌いな物
記憶を無くす前の自分
です。
それでは、 本編へどうぞ
私が操舵室に向かおうとした時、 腕にはめられたG-balanceと書かれた腕時計の短くて太い針は12時を指していました。 当然、 長い方の針も12時を指しています。 もう昼でした。
クゥゥゥ〜〜
「ひゃ!?」
…………お腹が軽く鳴きました。 それに驚き慌てて私は両腕でお腹を押さえましたが鳴き終わっていました。
……………恥ずかしい………… 人がいなくてよかったです。
その為、 操舵室に向かう前に調理室にあった乾パンをいくらか貰い、 それを一つずつ口の中に放り込みました。 決して美味しい物ではないのですが、 この質素な風味も中々いい感じです。
偶々なのですが、 乾パンを取り出した時、 人参や玉葱、 じゃがいもなどの野菜が見つかりました。 しかも結構な量です。 あと、 冷蔵庫の中に使われてないバターやチーズも見つかりました。 パン粉などがあればカレーが作れそうです。
「……………ところで、 カレーって何でしたっけ?」
私の口から出た『カレー』と言う料理も忘れていました。
艦橋を登り、 操舵室? に着きました。 その部屋は大きめの窓があり、 操舵装置以外にも、 いろんな機械が置かれていました。
「…………うう、 また興奮が………」
今の私の顔、 きっと赤いでしょう。 というか、 艦内に入ってから、 ずっと顔を赤くしているような気がする………
「……………操舵装置触っても良いよね……?」
やはり、 興奮が治りませんてました。 なので、 取り敢えず、 何かに触って興奮を抑える事にしました。
周囲を警戒します。 しかし、 誰もいません。 息も荒くなり、 心拍数も上昇していきます。 もう、 私は自身の過去に嫌気がさしまくりました。
人差し指で舵輪を触れます。
「…………はぅ……」
バタン!
ただ、 触っただけなのに、 悲鳴っぽい何かを上げて、 背中から倒れました。 それと同時に、 見えたものが全て真っ白くなり、 意識が遠のきました。
多分、 これは、 失神というものでしょう………
夕日が沈み始めている洋上にて………
一隻の木製ボートが5名を乗せて浮いていました。 因みに、 そのボートの乗員の比率は、 男性は2名で女性が3名です。
「船を沈められて……… 今日で二日目ですね……」
栗色の髪をした気の弱そうな青年が、 そう言いました。 何者かによって船を沈められたようです。
「畜生………! 数での圧倒など卑怯な事しやがって………!」
ボートの淵をバン! と叩きながら金髪角刈りの筋肉質な男は切れていました。 彼がボートの淵を叩いたせいで船体が軽く揺れます。
「きゃ!?」
「主人! チ、 貴様!」
「あ? 俺に喧嘩を売ってんのか? 良いだろう。 その喧嘩乗ってやるぞ!!」
白銀色の長髪をした少女は、 その船体の揺れに驚き、 軽く悲鳴を上げてしまいました。 それを観ていた、 ラフな格好でありながらも、 騎士道を貫いて居そうな赤髪の長髪な女騎士は、 筋肉質な男に対して舌打ちをし、 キレました。 彼女は少女に忠誠心があるようです。
「無駄な事したら、 余計に腹が減りますよ。
はぁ、 食料が切れかけているというのに、 あんたらは………」
「…………確かに」
「……………フン!」
荒れた事を慣れているのでしょうか? 黒髪ショートの丸い縁のない眼鏡をかけた少女は、 そう言って喧嘩を沈めました。 食料が切れかけているようです。
「………まぁ、 騎士さん安心してください。 貴殿ら依頼主の分の食料はまだあるんで。 私達のも合わせてですが」
「…………すまない」
彼彼女達は、 依頼主と多分冒険者の関係でした。 冒険者?のリーダーは黒髪の少女でしょうか?
「…………あれは……… 島? 幻覚?」
気の弱そうな青年は、 ある異変に気づきました。 それは目線の先に灰色の物体がありました。 乗員達は、 あれが何かわかりませんでしたが、 一人それが何か気づきました。
「いや、 あれは船だ!」
黒髪ショートの少女はそう声に出しました。