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手掛かり収集完了




「!!」

「…フシュル…」


その大きな影は、刀を持つ鬼だった。鬼は、五重塔への道を塞いでいる。


「邪魔…」

「フン」


するとマイケルが、鬼を思い切りブン殴り、そのまま蹴った。


「ウゴォ!?」

「…強い…」

「悪魔だからな」


そして鬼が消滅するとζグループへ、手招きをした。


「早く行くぞ」

「あ…ああ!」

「………………」


妖怪達の間を走り抜け、ζグループは五重塔の目の前へ立った。


「…ここに何かあるとしか思えねぇよな…」

「……中へ入ろう」


中へ入ると、仏の石像があった。


「…ふむ……」

「出口らしきものは無いな…」


その時、仏の石像が闇に包まれ、近くに妖怪が生み出された。


「…ッ!!」

「この仏が…妖怪を生み出してたのか…」


妖怪がどんどん召喚されていくのを見て、マイケルは妖怪を踏みつけ、仏の元へ駆けていった。


「……仏が…妖怪生み出すんじゃねぇ…」


マイケルが仏を殴ると、仏にヒビが入り崩れた。その瞬間、妖怪達も消え、辺りが霧に包まれた。


「うぉ!?」

「…何だ…ッ!?」


そして少しすると霧が晴れ、ζグループは広い研究室の中に立っていた。


「……さっきの世界は…この石像型の業人が生み出した…幻影だったんだな…」


マイケルが、地面に崩れている仏を見ながら言った。


「…しかし……ここは…」

「研究室…ですかね…?」


辺りを見回すと、ファイルが散乱している。


「……ここに手掛かりがあるんじゃないか…?」

「かもね」

「よし…探すぞ」


ζグループは、散乱したファイルを手に取り、手掛かりとなりそうなものを探し始めた。


「うーん…いっぱいあるねぇ……」

「全部調べてたら夜が明けるぜ…」

「……ふむ…業人の事が書かれてある……このファイル全部持ってかえれば…業人対策に使えるな…」


そして調べていると、マイケルがζグループへ言った。


「みんな……もしかしたら…手掛かりを見つけたかもしれない…」

「マジすか!」

「見せて見せて!」



……



「……それで…集まった手掛かりはこれで全部か…」


本部の作戦会議室で、ストレンジャーと総特抵士官達は、ファイルを広げていた。


「…カイトと同じように…黒幕に加担する奴の資料か…」


川畑はファイルを見ながら呟いた、そのファイルを見て、ミユキが言った。


「……【天ノ雑魚】イザナク……この人は確か…元々女神だったけど…凶暴だったからテオス君に封印されたんだ」

「…神か……」

「相手が神だと…少し骨が折れるな……」

「神とは数回しか戦った事がないからな…」


総特達は、少し困ったような、焦ったような口調でそう呟いた。すると、ミノルが震える声で言った。


「…リコ……」

「……リコ…確かミノルの友達だよな…」


ファイルには、リコの事も書かれていた。


「…クソ……リコ…」

「まぁ…リコの事はミノルが落ち着いてから…あとで考えようぜ!……とりあえずは神の事だろ!?」


宇川はそう言ったあと、マイケルと目が合い、思い出したかのようにして言った。


「……あっ!…そういえば……マイケル!…お前悪魔らしいな!」

「……まぁな…」


すると宇川が満遍の笑みで、マイケルへ言った。


「俺と喧嘩しようぜ!!」

「…は?」

「初めて会った時から…お前と喧嘩してみてぇって思ってたんだ!」


マイケルはため息を吐いて、抵士官とストレンジャー達へ言った。


「……作戦会議しててくれ…すぐ戻ってくる…」

「おっしゃ!…やるぞ!!」


そう言って平静を保つマイケルと、張り切っている宇川は部屋から出て行った。



……



「……ここなら大丈夫だろ!」

「こんな山奥まで来させやがって…」

「…とりあえず…観客はミユキだけか!」


マイケルが振り返ると、木にもたれかかるミユキが手を振った。


「ミユキ…来てたのか…」

「よし……そんじゃあやるか!!」

「…ああ」


喧嘩が始まり、2人は構えてた。それから数秒経ち、先に動いたのは、宇川だった。


「……あ…?」


宇川はゆっくりとマイケルの元へ、歩み寄った。


「へへ…!」

「…ッ!!」


無造作に宇川が振り下ろした腕を、マイケルは受け止めた。


「へッ…まぁ……これは耐えるか…!」

「フン…」

「よし!…こっからはマジだ!……いくぜ!!」


宇川はマイケルの腹へ向かって、思い切り拳を叩きつけた。速度は弾丸並、それを何度もラッシュした。


「ぐッ…く…」

「まだまだァ!!」


そのままジャンプして、空中でマイケルをブン殴った。マイケルは思わず、後退りした。


「どうした!?」

「…チッ…!」


後退りしながら地面を蹴り、マイケルは宇川を思い切りブン殴った。


「ぐッ…………へへッ!…楽しめそうだな…ッ!」

「………フッ…楽しむ余裕があるといいな…」

「おぉ〜…言うねぇ…!」

















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