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マイケル初登場




「……俺達を集めてどうしたんだよ!?」

「…研究所に行くメンバーは決めただろ?」

「ああ……」



ポイントα


光P

樹一郎

ジーク

霧島トシジ

縞凪タケヲ


ポイントβ


宇川

茂樹

ミノル

八鳥

斬仁


ポイントζ


ミユキ

七海

梅岡

十郎


ポイントω


川畑

正美

勇兎

乖理

アザミ


ポイントγ


アキラ

レイ

シャルロッテ

未来

デスタル



「確かゼロとヘリオスは…オロチと業の事とか色々調べるのだよな!?」

「ああ…だから……ポイントζに行く者は他のポイントへ行く者に比べて…1人足りないだろう?」

「…確かにそうだね」

「だから…助っ人を用意した」

「助っ人…?」


すると部屋の中へ、猿のマスクを被ったスーツ姿の男が入ってきた。


「……エージェント・マイケルだ…宜しくな」

「…マイケル…?」

「SdSの試験で満点を取って…第3位抵士官となった男なのだが……今回の研究所捜査に関して本部で募集したら…真っ先に志願してきてな…」

「へぇ……」


マイケルを見て、ヤタガラスはその威圧感を感じ取っていた。


「あのヤタガラスと一緒に仕事できるんだ……志願しないわけにはいかないだろう…?」

「…ポイントζで足りなかった1人は…マイケルになった……そういう報告だ…」

「その報告だけかよ…」


報告が終わるとミユキ達ポイントζのメンバーである梅岡と十郎、ミユキはマイケルへ話しかけた。


「…マイケル……宜しくね…!」

「ああ」

「……握手…!」


ミユキはマイケルの前に手を出した、マイケルがその手を握ると、ミユキの目の色が変わった。


『…強いね……先生とか師匠には遠く及ばないけど………だけど何か不思議だな……何か…異質…というか違和感が…』

「……長いな…握手……もういいか?」

「あ…ああ!…ごめんごめん!」

「どうしたんだ?…ミユキさん…?」

「…何か感じ取ったのですか…?」


不思議そうに尋ねる梅岡と十郎に、ミユキは言った。


「………何か…威圧感とか感じ取ったんだけど……何か違和感も感じるだよねぇ…」

「違和感…?」

「……何か…異質な……業のようなものが…」


するとマイケルが立ち上がり、ミユキへ言った。


「…ミユキとやら……お前は強いらしいな…一つ…勝負をしてくれないか…?」

「ん…いいよ!」


マイケルは袖を巻くって、机の上に肘を置いた。


「勝負の内容は…腕相撲だ……左腕での勝負だが…いいか?」

「大丈夫!…両利きだから!」

「おっ!…ミユキとマイケルが腕相撲するらしいぞ!」


ミユキがマイケルの手を握ろうとした時、梅岡がマイケルの手を握った。


「俺が先だ!…ボスに挑むのは…中ボス倒してからにしな!」

「……いいだろう」

「俺の腕力は右も左も強さは変わらない……油断してると負けるぜ…!……十郎…開始の合図を…」

「はい……レディー…ゴーッ!」


その瞬間、梅岡は思い切り力を入れた。最初から、本気でやっていた。


「うぉりゃあ!!」

「おお!!」


マイケルと梅岡の腕は、どちらも動かない。


「力は互角か…!?」

「いや…梅岡の方が…!」


その数秒後に梅岡がマイケルの手を押さえ込み、マイケルの手は机につきそうになった、するとマイケルのマスクから、ほんの少し笑い声が聞こえてきた。


「……え…?」


すると段々、梅岡の手が上がってきた。梅岡は必死に抵抗するが、マイケルは止まらない。そして、梅岡の手の甲が、机についた。


「クッソ〜…」

「……マジか…」

「…さぁ……ミユキ…お前の番だ…」

「ふふ…久々に楽しめそうだね…」


ミユキはマイケルの手を握った、その瞬間にミユキはマイケルの力を大まかに把握した。


「うおぉ…どっちが勝つんだ…?」

「…へッ……ミユキさんだろ……」

「……レディー…ゴーッ!!」


腕相撲が始まったが、またしてもお互いに動かない。


「………はは…やるね…!」

「…くッ……」

「……今までしてきた相手の中で…TOP10に入る程に…」


マイケルは少しずつだが、ミユキに押されていた、そして。


「よっ…と!!」

「くぅ…ッ…」


ミユキとの勝負に、マイケルは敗れた。周りのみんなは『やはり』と言わんばかりの顔だった。


「やっぱり…ミユキか…」

「けど…マイケルもヤバかったな…」

「ああ……ヤタガラスに引けを取らないんじゃないか…?」

「…ふぅ……疲れた…少し外の空気を吸ってくる…」


そう言ってマイケルは、部屋から出て行った。それを確認して、ミユキは川畑と宇川の元へ歩いていった。


「……どう思う?…あの人…」

「猿のマスクがイカす」

「…即戦力になる良い人材……なのだが…何か不思議な感じだ……」

「それ僕も思った……何か…ヤバいオーラを感じるんだよねぇ……」
















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