豚好き
「お前って本当デブだよな〜」
俺、大神腹和博ごく普通の高校生である。そして今ごく普通に朝学校に友人&幼馴染でもある腹口豚太郎となんでもない会話をしながら登校しているところだ。
「なあ、なんか面白い話ねぇのか〜トン」
トンというのは友人豚太郎のあだ名なのだが名前の通りとにかくこいつはデブいのだ、どれくらいデブいかは想像にお任せしよう(体重150kg)。そしてそして〜このお話の主人公&語り手である俺のあだ名はかずである。もう少しちなみに体重57kg身長166cm高校2年の他のみんなよりか少し小柄な青年である
「じゃあ、かずってなんの動物がすき〜?」
こいつの言いたいことはすぐわかった。なぜならいつものながれだからだ。こいつはいつもある動物の話をしたがる、それが自分の名前が関連しているからかそれともただ好きだからかは分からないが、、、 ただ一つ言えることはそれがとにかくウザイ!のだ。
「、、、俺は、、、牛かな」
こいつが俺に答えてほしいことはみなさんはもうお分かりなのでしょうが俺は何回もこいつの誘導質問に付き合わせられてきているのであえて牛と答えてみるのだ。トンからしてみれば『違うだろぉぉーーーーーー』ってね
「僕はね〜、やっぱりブタかな〜」
言われなくても知っているっつうのと心で思いながら友達として話を聞いてやるのであった。 クゥー俺ってやさしぃ〜
「やっぱブタってさ観て可愛いし泣き声なんか聞いたらもう惚れ死ぬよ、それになにより食べて美味いんだよ。もう神様だよ〜」
「僕、今度生まれ代わるならブタ一択だな~」
そうかい、よくわかってるよ俺は、、、だってその話、57回目だもの~
そして何回も同じ話をしてくるこいつにはいつも違う返答う返してやるの人こいつと上手くやっていくこつである
「よしそんなにブタになりたいなら俺がブタになる魔法をかけてやろう、何せ俺は超ブタ好きの友人『かず』だからな」
少し意味不明な返答でもいつもと違うなら『可』だ、、、
「ホントに~!?そうだよね!こんなに僕はブタが好きなんだから友達であるかずにそんな力があってもおかしくないよね!」
そう、こいつはバカなのだ。こいつとは長い付き合いだからわかる、、、いや長く付き合わなくてもわかるがこいつの脳ミソは全て脂肪とブタでできていると俺は思う。なのでみなさんこれからのことは優しい目でみてやってくれ
「よし、いくぞトン!」
俺はよくある魔法少女的なポーズをとるのであった。(杖は物差しを代用)
「いいよ~」
気が抜ける声だな~、まあいい
「おっほん、あー『トンとことんとブヒーのぶぶっぶぶーぶーで豚さんになるのは俺の友人トン太郎イェイ!』」
そう俺がこのてきとうに作った呪文を唱えた瞬間のことだった。辺りが少しずつ薄暗くなり、遠くではイナズマがはしっているのだ。ドラ⚪ン⚪ールでも発動したのかよ!ってレベルにだ
そしてそのイナズマは秒速数百キロはあろうかとゆうほどの速さでこっちに迫ってくる、、、
「おい!逃げるぞ!トン!なんかやべーぞ!」
汗が止まらないぜ、なんだよこれ
「え?なに?なんでそんなに焦ってんのさかず~、少し雨が降りそうなだけじゃない」
こぉっのくそ豚めー、もうどうにでもなりやがれ!
「バリ、ビシャー、ゴロロン」
ついにイナズマはトン(腹口豚太郎)の真上まできたのだ。
「ドォォォォン!!!!!!!!」
そして俺の予想は見事に的中し、トンにイナズマが堕ちてしまいましたとさ。おしまい、、、、なわけ、始まったばっかりだよ!
次回に続く~