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集団転送で異世界へ。 ~神の気まぐれによって?異世界生活~  作者: 武雅
本編

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砦建設

ご拝読頂き誠にありがとうございます。

頑張って短いスパンで投稿できるように頑張ります。


よろしくお願いいたします。

「よし、この辺りでいいか」

そういうと立ち止まり辺りを見渡します。


同僚たちと別行動をして野営地から速足で2時間くらいの所に来ました。

近くに小川が流れ平坦な感じの場所の真ん中あたりが丘のようになっています。

「マサト様、ここで何をなさるのですか?」

「ん?ああ~、砦を建設するんだよ」

「砦ですか?」

「そう砦、ゾルスが従えたゴブリン達を町に連れていけないでしょ?だから砦を作ってここで生活してもらうんだよ」

「そういう事ですか、ご配慮いただきありがとうございます」

「まあ何かあった時とか戦力になるかもしれないし人間とトラブルにならなければ問題ないしね」


そういうとゾルと共に錬成術で地面を柔らかくし木を抜いて行きます。

「ゾルス、とりあえずこの辺りの木を全部抜くからゴブリン達には抜いた木の枝を払ってもらって」

「かしこまりました」


そう言いながらゾルスと共に片っ端から木を抜いて行きます。

あたりが暗くなり月明かりが照らし出す頃にはかなりの広さが確保できました。

「マサト様、大体このぐらいでよろしいのですか?」

「いや、この倍ぐらいの広さは確保したいんだよね」


そういいつつ、今晩はここまでにして朝までにゾルスに抜いた木を丸太にしておいてもらいます。

小高い丘の上に石のカマクラをアイテムBOXから出しマットレスを置いて今晩の寝床にします。

小高い丘と言っても大体10メートルくらいです。

そして丘を中心に大体300メートルくらいは更地が出来ました。

「更地はあと50メートル~100メートルくらい広げたいな」


そう思いつつ明日中に終わるのか心配になってきましたが夜も遅くなったので今日は寝ることにします。


35日目の朝、

空が白む頃に起きだして水魔法で顔を洗い食事をして作業にかかります。

本日は大まかに木を抜く場所を錬成術で土を柔らかくして置いて後はゾルスに抜いてもらい、自分は砦建設にかかります。


小高い丘の中心に立ち地面に手をついて錬成術で魔力を流し込みます。

大体丘を中心に直径200メートル位の地盤を固めるイメージをし周囲を壁のように盛り上げます。

周囲に土塁が出来た感じでしょうか。周りには空堀を作成しその部分の土を土塁に回します。

大体幅3メートル深さ2メートル位の空堀が出来ました。

そして土塁も高さ2メートル程で幅も2メートルほどで外側は垂直に内側は緩やかな傾斜にしています。

うん、途中から土魔法を錬金術と併用したらどうかと思ってやってみたら意外とうまくいった。


あっ、出入り口作り忘れた・・・

これでこの土塁の中に入るには平坦な所から空堀に降りてそこから垂直な土塁を登らないといけなくなります。

これなら多少の数では侵入も難しいでしょう。


とりあえず2か所土塁に穴をあけ出入り口を作ります。

ゾルスには一旦木を抜くのを中断してもらい土塁に丸太を運んでもらいます。

丘の上に丸太を幅5メートルほどの正方形になるように四本立てその中に丸太を積んでいきます。

そして見張り台をイメージして錬成術で木を加工し見張り台の形にしていきます。

大体高さ5メートルくらいの屋根付き見張り台が出来ました。


そして見張り台を中心に半径10メートル位を広場にしてその周りに質素な家を建てていきます。

自分が住むわけではないのでかなり簡単な二階建てにします。

うん、ゴブリンだから大部屋で雑魚寝でいいよね・・・・


そう思いながらゴブリンの数が増えてもいいように倉庫を3軒ほど建てたあと30軒程家を建て最後に1軒だけまともな家を建てます。

うん、一応外部から誰か来た時ように応接出来るようにしておこう。

そして井戸を10個程掘り木で井戸枠と屋根を作ります。


下水をどうしようかと思ったのですが面倒なので出入口の所の下に水路を作り小川から水を引きそれを砦内に川のように流し、排水を空堀に流すようにします。

出入り口の所にはカモフラージュとして水路の上に木を敷いて錬成で板状にしています。

空堀から小川の下流に水が流れるようにすれば堀が溢れることも無いでしょう。

ゴブリンだし小川が下水で大丈夫でしょ・・・・

我ながら自分が住むわけではないので結構適当です。


うん、砦の周りを畑にさせて自分たちで野菜などを作れるようにさせるため、今度はアイテムBOXから鉄を出して鍬50個と鎌50個、斧を50個、鋸を50個そして防衛用に鉄製の短剣100本と槍を100本、そして木を錬成術で固くしなるようにし弓を50張り程作ります。一応矢も500本程作っておきました。

まあ矢ぐらい自分達で自作してもらいましょうか。



大体が終わるころゾルスは結構木を抜いてくれていました。

「ゾルス、もうそのくらいでいいよ。あとはゴブリン軍団に住みながら木を抜いて平地を耕してもらうから」


そう言ってゾルスの作業を終了させます。

あと必要なものは炊事場と食器でしょうか。

とりあえず木は沢山あるので錬成術で大きめのお椀とスプーンを大量に作成します。

炊事場は大岩をアイテムBOXからら出して錬成術で石を加工し煮炊きが出来るように、もう一つは焼き場を作ります。

あとは柱を立てて屋根を付ければ炊事場が完成です。

うん、すぐ近くに井戸も下水代わりの小川もあるからこれでいいか。


そして倉庫に小麦2t、米2t、武器や道具をそれそれの倉庫に収納し終了です。

「ゾルス、ここがゾルスの率いるゴブリン軍団の拠点だから。土塁と堀を壊さない限り使いやすいように改造とかしていいからね。」

「あと弓の練習をさせておいてね、狩りなんかに役立つはずだから」

「マサト様、この砦の名前はいかがいたしますか?」

「名前?」


「はい、是非とも名前を付けて頂きたく・・・」

「う~ん、ここはゾルスの率いるゴブリン軍団の拠点だからゾルスが名付けて。その方が愛着が湧くでしょ。」

そう言って面倒な命名をゾルスに丸投げし、自分は余った丸太をアイテムBOXに収納します。


まだ丸太になってない木は薪にでもしてもらいましょう。


案の定、終わった頃には日が傾いて薄暗くなっています。

ボブゴブリン1匹とゴブリン10匹に砦の守備を任せ残りを連れて野営地に戻ります。

戻ったら、残りのゴブリンを夜のうちに砦まで連れていき場所を覚えさせるようゾルスに伝えておきます。


うん、大体一軒にゴブリン20匹は雑魚寝できそうだから600程は収容できるかな。

まあ足りなくなったら自分たちで何とかするでしょう。砦内の土地にはまだ空きスペースがありますから・・・


そう思いながら野営地を目指します。


「どこに行ってたんだ!!!」

野営地に着くと同時に野田課長が大声を張り上げます。

「ちょっと野暮用で・・・レベル上がりました?」

「ふん、あがったよ、魔物が縛られてきたらそれを刺し、魔物が来るまでは魔法と剣の練習、どれだけ大変だったかわかるか!!」


うん、わかりません。

縛ってるモンスターを刺すだけだからイージーモードじゃないですか・・・

そう思いながら次回転送者が送られてきた時ようの拠点を作っていたと適当にごまかします。

野田課長がグチグチ言ってますが放っておいて月山部長に明日にはここを出発する旨を伝え今日は休むことにします。


36日目の朝

もう慣れたようでゾルスとバルタが作った朝食を普通に食べます。

そして準備をし外に出るとアイテムBOXに家を収納し、昨晩のうちに捕まえてきてくれた魔物を槍で刺し殺したあと出発をします。

この数日で全員がレベル25程になっていたそうです。


まあこれだけあれば何とか町で自活していけるでしょう。

そう思いながら川沿いを下ります。

変わった事と言えばゴブリン軍団が半分の50匹になっていることぐらいです。

残りの50匹は砦に行きそこで砦の警備と自分たちが住みやすいように整備をするように伝えてあります。

あとはゴブリン任せでいいや・・。

ブックマーク・評価を頂きありがとうございます。

拙い文章・誤字脱字が多く読みづらいかと思いますがご拝読頂ければ幸いでございます。

あと、図々しいお願いではございますが、評価頂ければなお幸いでございます。


また、気になる点のご指摘等誠にありがとうございます。

誤字のご指摘ありがとうございます。


出来るだけ1日1話を目指しますが仕事の関係で2日に1話になる日もあるかもしれませんがこれからも頑張って書いていきます!!!


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