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集団転送で異世界へ。 ~神の気まぐれによって?異世界生活~  作者: 武雅
本編

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捜索

ブックマーク・評価を頂きありがとうございます。

拙い文章・誤字脱字が多く読みづらいかと思いますがご拝読頂ければ幸いでございます。

あと、図々しいお願いではございますが、評価頂ければなお幸いでございます。


また、気になる点のご指摘等誠にありがとうございます。

誤字のご指摘ありがとうございます。


出来るだけ1日1話を目指しますが仕事の関係で2日に1話になる日もあるかもしれませんがこれからも頑張って書いていきます!!!


29日目の昼頃になるころゾルスとバルタが帰ってきました。

その後ろには見慣れたゴブリンの群れが居ます。


「マサト様、ただいま戻りました」

そういうゾルスとバルタですが取り合えず聞きたいことがあります。

「謀反?・・・敵は本能寺にあり的な?」

「いえ、違います。というより本能寺とはなんですか?」

「いや、日本にあるお寺だけど・・・まあ宗教施設的なものだね。」

「左様でございますか、ただ謀反とかではござません。我々はマサト様を裏切ることはありません」

「そっか、で?その後ろのゴブリン軍団はどうしたの?」

「はい、このゴブリン達は餌を与えると言って従わせたゴブリンです。捜索のお役に立てればと思いまして」

「そういう事か、それでオーガの死体に骨の短剣を作らせたんだね」

「左様でございます」そう言いゾルスとバルタが連れてきたゴブリンを見渡します。

大体100匹くらいでしょうか。骨の短剣の数だけ連れてきたのかな?

そう思いながら骨で出来た短剣100本とオーガの死体50体をアイテムBOXから出します。


「ギギィ~」

ゴブリン達からは歓喜ともとれる奇声が聞こえてきます。

「ゾルス、バルタ、そのゴブリン達に捜索させて見つけたら襲って人間食べたりしない?」

「それにつきましてはこのオーガの死体を腹いっぱい食べさせてから捜索にあたらせます。腹がいっぱいなら人間を襲い食べることもございません。さらに見つけたら褒美に更に食わせると伝えてあります」

そういうとゾルスは胸を張ります。


「う~ん、ゾルスが大丈夫っていうなら信じるけど手綱はちゃんと握っておいてね」

そういう事で野良ゴブリン改め雇われゴブリンもお弁当代わりにオーガの肉を持って捜索に加わります。

ゴブリンがオーガ死体を25体ほど食べ5匹一組で森に散っていきます。


「ゾルス、バルタ、一応確認だけどアルチ達にはこの事伝えた?じゃないと全部狩られるよ?」

「すでに伝えてあります。もし裏切るようなことがあったら処分していいと伝えております」

そういうとゾルスはニヤリと笑います。

あ、この子いま悪い顔した・・・すべてが終わった後でまとめて処分する気だ・・・・


そんなことがありましたが29日目はこれといった動きはありません。

アルチ達にも恐らく明日か明後日が転送される日だろうと伝えてますので今日は自分の受け持ち範囲の魔物を狩るか追い出しているでしょう。


そういえばスキルの件また忘れてた・・・

何かないかな?そう思いながらステータス画面のスキル付与を指で押します。

「う~ん、何がいいんだろう、スキルは努力次第で得られるって言うから特殊な物とか取得が面倒そうなのを選ぶべきなんだろうけど・・・瞬間移動とか転移や飛行スキルとか無いかな・・」


そう思いながらスキル一覧を眺めます。

瞬間移動とか転移スキルはないか・・。

空歩と言うスキルはありましたが恐らく飛ぶのではなく歩く感じでしょうから地面より上に足場が出来る程度な気がします。

風纏いというスキルもあります、これは風を体に纏うから飛べそうな気もするけど違ったら絶対不要スキルになりそうだし・・・・・。


とりあえず今回取得するスキルは「鑑定」と「状態異常無効」の2つを選択し残り1個は町に帰ってから風纏いというスキルについて聞いてから考えることにします。

異世界に来たら物を鑑定できないとね。


その後はロゼフの魔法を習います。火・水・風・闇・光属性で使用できる魔法を開発できました、雷は要練習です、土には向かないから土は土で今度考えよう。


うん、今日は有意義な1日だったかな。



そして30日目の朝になりました。

アルチ達に本日から特に注意を払ってもらうように念話で伝えます。

ゾルスは咆哮を上げて雇われゴブリン達に知らせるようです。

ゾルスいわく咆哮を上げると弱い魔物は逃げていくのでその効果も狙ってとの事です。


午前中は何事も起きず時間がのんびりと過ぎていきます。

う~んネレースは死亡者が出た場所には転移させず、順位の高かった場所に転移させるって言ってたけど・・

そう思いながらアルチ達の報告を待ちます。

昼になった頃、一瞬視界がチカっとしました。

「アルチ、全員に伝えて、多分転送がされたと思う」

そう念話を送りゾルス達にもその旨を伝えます。


ゾルスはそれを聞くと再度咆哮を上げます。

「ウオォォォォォォォォォ!!!!」


地面がビリビリ振動する感じがします。

先に聞いていたので耳を塞ぎましたがそれでもかなり耳がキーンとします。

これ転送されてすぐこの咆哮が聞こえたら聞いた人絶望のどん底に落とされる感覚じゃないかな?


そう思いながらアルチ達からの連絡を待ちます。

しばらくすると遠吠えが聞こえてきます。

見つかったようです。


「よかった、居たみたいだね」

そう言って胸をなでおろします。

町で調べ事や研究などやることは目白押しです。

それを後回しにして来ているので、ここまで時間をかけてここには転送されませんでしたなんてなったら無駄骨もいいところです。


「マサト様、向かわれますか?」

「うん、いくらアルチ達が喋れるからって言っても明らかに魔物だからね」


そう言ってアルチ達からの報告のあった方向に向かいます。

今回最初に見つけたのはゾルスが連れてきた雇われゴブリンのうちの一組だったようでそれをソルチに伝え遠吠えと念話でアルチ達に伝えたようです。


30分ほど歩きソルチの方に向かうと人間の叫び声が聞こえてきます。

「く、くるな~~!!!」「こっちに来ないで!!」


ああ、やっぱり魔物に襲われて追われてると勘違いしてる。

そう思いソルチに念話で状況を確認したところ、一応声をかけたそうですが信用されるわけもなく今に至るそうです。

ただ自分の居る方向から離れないように回り込んで誘導をしている状況のようです。

声はすぐ近くから聞こえてきます。


うん、いきなり喋る狼にゴブリン、普通逃げるよな・・・

ご拝読頂き誠にありがとうございます。

何とか本日も投稿できました。

頑張って短いスパンで投稿できるように頑張ります。


よろしくお願いいたします。


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