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集団転送で異世界へ。 ~神の気まぐれによって?異世界生活~  作者: 武雅
本編

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遺跡

ブックマーク・評価を頂きありがとうございます。

拙い文章・誤字脱字が多く読みづらいかと思いますがご拝読頂ければ幸いでございます。

あと、図々しいお願いではございますが、評価頂ければなお幸いでございます。


出来るだけ1日1話を目指しますが仕事の関係で2日に1話になる日もあるかもしれませんがこれからも頑張って書いていきます!!!

「ゾルス、ロゼフ、バルタ、ハンゾウお疲れ様」

魔石の回収を終えた四人に声をかけ今日はここで野営をすることにします。


因みに周囲を見回ったところ、オーガキングたちが居た場所の近くに大量の骨がありました。

ロゼフの見立てではオーガの骨との事、恐らくオーガロードは共食いを行い進化をしたんだと思われます。

うん、キングが群れを率いるとこういう場合もあるのか。

帰ったらこれも報告しとこ。


そしてオーガキングが座って居た辺りは屋根がありたとえるならローマにあるアウグストゥス・リヴィア神殿が崩れたような感じです。


「ここって何かの遺跡なのかな?」

その質問には建物を調べて見回っていたロゼフが答えました。

「恐らく遺跡だと思われます。ただいつの時代の物かまた人間が作ったのかそれ以外の者が作ったのかはわかりませんがかなりの技術が使われているものと思われます」

「だよね、なんか自分の居た世界にもこういう感じの遺跡があったからそんな感じがするんだよね」

そういうととりあえず今夜は調べるのをやめて明日調査をすることにし、寝ることにします。

うん、アウグストゥス・リヴィア神殿にマットレスを持ち込んで寝る感じってこんな感じかな。

そんな感じで眠りにつきます。


翌朝のモーニングコールはロゼフではなくオーガ追撃に行ったキルチからの念話でした。

「マサト様洞窟を発見した。オーガが逃げ込んだけど明らかに深い洞窟だから入口で待機してるけど中を確認しに行った方がいい?」

そんな念話が飛んできたので一気に目が覚めました。

ダンジョンきた~~~~!!って感じです。

ロゼフを呼んで相談しましたが、今回は中の調査はせず周囲の調査だけのほうがいいとの事であるアルチ達にオーガ追撃を中止させキルチの見つけた遺跡周辺の調査をお願いしました。


そして自分達は朝食後遺跡の調査をはじめます。

個人的に気になったのは昨日寝床に使った建物の辺りです。

崩れて瓦礫に埋もれていますが元々建物があったと思われるからです。

ゾルス達は瓦礫を除去し、自分は錬成で瓦礫を動かしていきます。

昼ぐらいまで瓦礫除去を続けたところやはり何かの建物だったようで祭壇のようなものが瓦礫の中から出てきました。

「やっぱり遺跡だね、それも祭壇みたいなのがあるってことは宗教的な感じの神殿かな?」

「そうですな、そう考えるのが妥当かと」

自分の質問にロゼフが答え祭壇の近辺を調べていきます。

しばらくするとハンゾウが何かを見つけました。

「マサト様、この床ですが下に空間があるように思われます」

「床の下に空間?」

「はい、この辺りだけ振動の伝達が違う感じです」

そういうとこの辺りと指で指し場所を示します。


「じゃあ錬成で床を動かしてみるよ」

そう言って床に手を置き魔力を流し込みます。

確かに床の下が空洞になっている感覚です。

床石を動かしたところ、下に降りれる階段が出てきました。

「隠し階段か・・・とりあえずトラップがあるのがセオリーだから気を付けて調べてみよう」

そういい中に入ろうとしましたがロゼフに服を掴まれ止められました。


「そう無警戒に先頭を行かないでください、ハンゾウ、先頭を行ってくれ、そのあとバルタ、次にワシとマサト様、殿はゾルスで」

そういうとロゼフの指示通りの順番で階段を下りていきます。

自分はと言うとミスリルの刀を掲げ切先に魔力を集めて光魔法で光源を確保するのが役割のようです。

うん、なんか扱い酷くない?


そう思いながら階段をおり通路を進むと一段と広い部屋に出ました。

うん、この部屋明るい、刀を鞘に戻し部屋の中を見渡します。

「何かの研究室かな?」

「研究室とは?」

ロゼフが疑問を口にします。

「研究室とは名前の通り何かを研究したり実験をしたりする場所の事だよ」

そういうと中を見回したロゼフも納得しています。


「ピロリ〜ン♪」【遺跡の発見 1位 234時間37分51秒】【スキル付与】

どうやらまた1位だったみたいです。

ていうか遺跡発見ってどれだけの事に順位付けてんだかあの神は・・・

そう思いながら探索を続けます。


部屋の真ん中にはオーガキングでも横になれるぐらいの大きさの診察台のような石があり、壁際には本棚や机がいくつもあります。

「ハンゾウ、他に隠し部屋がないか調べてくれる?」

そう言ってハンゾウに隠し部屋が無いかを調べてもらいとりあえず壁際の本棚を見に行きます。

本棚に並べられた本を取ろうとして慌てて伸ばした手を引込めます。

「あぶね~、」

「いかがされましたか?」


慌てている姿を見てロゼフが声をかけてきます。

「うん、かなり古い感じだから下手に本とか触ると破損する恐れがあるからね。慎重に一冊一冊取り出してページをめくる際も慎重に扱わないとね」

そういうと、ここで本の中身を見るの時間的にも場所的にも問題があるようなので本棚ごとアイテムBOXに収納します。

机の上に置いてある本も次々に片っ端から収納をしておきます。

町に戻って時間があるときにゆっくり読んでみよう。


?読める?そういえばこの世界の文字は日本語と異なるのに読むこともしゃべることも出来るのってネレースの加護なのかな?

だとしたらそこは感謝しないとな。

言葉も文字も分からなかったら異世界に来て町についても詰みだもんな。

そう思いつつさらに探索を進めます。


「マサト様、ここに隠し扉があるみたいです」

さすがハンゾウ、隠し部屋を見つけました。

開け方はあるのでしょうが調べるのも面倒なので錬成で無理やり開けます。

隠し部屋の中は何かの魔法陣のようなものがあります。

「なんだこれ?」

「魔法陣のようですな」

ロゼフもそれ以上はわからず首を傾げます。


「う~ん、魔力を流してみるのもありだろうけど何が起きるかわからないからな~」

そう言って部屋を見渡すと、この部屋の隅にも本棚があります。

「この本棚も収納しとくか」

そういうと本棚をアイテムBOXに収納します。

「遺跡っていうと珍しい魔道具とか財宝とかがセオリーなのに劣化した本の数々とよくわからない魔法陣だけってな~」

そういうと一旦部屋をでて広い部屋に戻ります。


ゾルスとバルタはというと、興味が無いようで座って雑談をしています。

うん、興味ない人の反応ってこんな感じだよね。

人間もゴブリンも本質は変わらないね・・・そう思っているとロゼフが自分のもとにやってきます。

「マサト様、マサト様のお持ちの紙とボールペンとやらをお貸しいただけますか?」

「いいけど何に使うの?」

「はい、あの部屋の魔法陣を書き写そうかと」

「ああ~~ロゼフ頭いい~!!」

そう言ってA3コピー用紙500枚入りとボールペン・油性ペンなどの筆記用具を渡しました。

「こんなによろしいので?」

「うん、いいよ、ていうかむしろ中途半端に書き写すよりも完璧に書き写してもらいたいから失敗したら失敗作は捨てて書き直していいから」

「かしこまり、完璧に書き写して見せます」


そういうやり取りをしているとキルチの所に向かい洞窟周辺を調査していたスルチから念話が来ました。

「マサト様、もう一個洞窟を見つけたよ、この洞窟は浅いみたいな感じがする」

二つ目の洞窟の発見です。

スルチにはほかのサンダーウルフ達に場所を教えてさらにその近辺の捜索依頼しました。


「ロゼフ、一旦ゾルス達と洞窟の方に行ってみたんだけどロゼフにここ任せていい?」

「はい大丈夫です」

ロゼフは魔法陣と紙を交互に見ながら書き写すのに熱中しています。

うん、これ絶対にから返事で気が付いたら誰も居なくて慌てるパターンだ・・・

そう思ったのでハンゾウにロゼフの護衛兼我に返った際の説明要員として残ってもらいゾルスとバルスと共に洞窟に向かいます。


うん、アルチが道案内の為に猛ダッシュで戻ってきてくれるって・・・ゴメンねアルチ・・


そして遺跡を出て洞窟に向けて歩き出します。

うん、よくよく考えたら今から向かっても今日中に洞窟につかないよね・・・

適当なところまで進んだら野営の準備をしよう。

そう思いながら進んでいき、日も暮れかかってきたのでアイテムBOXから大岩を出し錬成でカマクラを作成し寝床を確保します。


なんだかんだで転送されてからまだ11日しかたってないのか・・・・・なんかもっと長い間異世界に居た感じがするな、そう思いながら眠りにつきます。


明日にはアルチが合流すると思うので明日中には洞窟に着くことでしょう。

さて地球にあった洞窟みたいな感じか、それともよくあるダンジョンか、うん、大阪の梅田にある梅田ダンジョンみたいな感じは勘弁だな・・・・

ご拝読頂き誠にありがとうございます。


何とか投稿できました。

頑張って短いスパンで投稿できるように頑張ります。

よろしくお願いいたします。

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