表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/252

南西の森 2

ブックマーク・評価を頂きありがとうございます。

拙い文章・誤字脱字が多く読みづらいかと思いますがご拝読頂ければ幸いでございます。

あと、図々しいお願いではございますが、評価頂ければなお幸いでございます。


明日から数日は夜の更新になります。

出来るだけ1日1話を目指しますが仕事の関係で2日に1話になる日もあるかもしれませんがこれからも頑張って書いていきます!!!


「マサト様、日が昇り始めましたぞ」

野営時、毎回恒例となったロゼフのモーニングコールで目を覚まします。

起きだしてマットレスをアイテムBOXに収納しカマクラの外に出ると、すでにゾルス達が朝食の支度をしてくれています。


昨日コンソメスープに感動したゴブリンの面々は今朝は自分たちが作るとの事で調味料や材料を用意しておきました。

ゾルス達が作った朝食は自分で作るよりおいしく感じます。

君たち料理人としても生きていけるんじゃない?

そんなことを思いながら朝食を済ませ川で顔を洗って歯を磨き野営地を出発します。


調査2日目はゴブリン、オークの小さな群れやウサギ型の魔物や虫みたいな魔物がいくつか見つかったくらいで特に収穫もなく日が暮れていきます。


「今日は成果無しか~」

「マサト様そう落胆なさらず」

ロゼフが慰めてきます。


まあ落ち込んでいるわけではありませんが・・・・・

アルチいわく、オーガの群れが通る前まではもっと魔物が多かったそうです。

そう考えると森に何か異変があると考えるのが妥当でしょうか。

そう思いながら野営の準備をします。

ゾルスとバルタ、ハンゾウと模擬戦で訓練をしたあと野営をし、また翌日も調査を開始します。


調査3日目も2日目と同様にゴブリン、オークの小さな群れやウサギ型の魔物や虫みたいな魔物がいくつか見つかったくらいで特に収穫もなく日が暮れていきます。

ゾルスとバルタ、ハンゾウと模擬戦で訓練をしたあと野営をします。


4日目ついに動きがありました。

5匹で固まっているオーガを発見しました。

発見したオルチには手を出さず気付かれないように様子を伺うように指示を出します。

どうやら餌を探しているようです。


その後エルチやクルチからもオーガ発見の情報が入りました。

どうやらそちらも5匹で餌を探しているようです。

エルチ・クルチにも手を出さず様子を伺うように指示をだし、自分たちは進むのをやめオーガの動きがあるのを待ちます。


一番最初の報告はクルチからでした。

食料をある程度集めたオーガを追跡したところここから徒歩で半日ほど進んだところにある石造りの建物群のようなところに2、300の集団でいるとの事でした。

その後オルチ、エルチからも同様の報告が入りました。


3匹にはそのまま距離を保ちオーガに気付かれないように監視の継続を頼みます。

「う~ん、どうしようか・・・石造りの建物群のような所って、襲撃をかけてもオーガも防戦するだろうし、それにしてもどうしたもんかね」

「マサト様?如何しましたか」


ロゼフが悩んでいる自分を見て声をかけてきます。

「うん、プレモーネを襲ったオーガは7~800で打ち取ったのが約300匹で、今回発見したオーガが2~300匹なんか数字が合わないんだよね」


「確かに、100~200匹ほど少のうございますな」

「そうなんだよね、森に逃げ戻る際に群れから離脱したか、別に群れを作っているのか、バラバラに離脱して2.3匹で森を住処にしてるなら良いんだけど大きな群れだったら潰しておかないとね」


「では本日は少し戻り距離を置いて様子を見ますか?」

「うん、それが良さそうだね」

そういうと一旦元来た道を戻り、まだ昼間ですが野営地を設営します。


「アルチ、プレモーネまで全速で往復したらどのくらい時間がかかりそう?」

「そうですね、往復するだけでしたら明日の今頃までには戻ってこられるかと」

「丸1日か・・・・」


「アルチ、手紙を書くからプレモーネまで届けて返事を貰ってきてもらえるかな?」

「それは構いませんが、わたくしが町に行っても魔物の襲撃と思われますので手紙を届けることは難しいかと」

「うん、それは考えがあるから何とかなると思う。まあダメそうだったら戻ってきてもらっていいから」

「かしこまりました」


そういうと現状報告、森の中に石作りの建物群がありオーガが拠点にしている事、オーガの数が合わない事、このまま調査をするか、討伐するか?この状況を鑑みて何か追加調査をすることがあるか?

そのような内容で領主であるグランバルさん宛に書きアルチに託します。

アルチは手紙の入った手作りの筒を咥えプレモーネに向けて走り出しました。

うん、アルチの全力疾走かなり早いね・・・・


その後他のサンダーウルフ達には野営地を中心に警戒網を敷いてもらいます。

今のところこちらが風下なので風向きが変わらないうちに晩御飯と明日の朝食と昼食そして夕食を作りアイテムBOXに収納しておきます。

あとはアルチの帰還を待つのみです。


暇になった時間は夜まで剣の素振りとシャドートレーニングに充てました。


翌日は朝食を食べた後、錬成で大岩をバスタブの形に成形しお風呂を作り入浴します。

うん、さっき思いついたんだけどもっと早く思いつけばよかった。

水魔法で浴槽に水を満たし火魔法で温度もあげます。


森の中での入浴、日本に居た時には絶対味わえない贅沢な感じです。

入浴後はカマクラ型の寝床に置いてあるマットレスの上で昼寝をします。

因みにゾルス達も入浴をしましたが、初めての入浴は大変気に入ったようです。

今後の野営時の楽しみになりそうですね。


そんなのんびりした状況を満喫しているころプレモーネの門の前は見事なほど騒ぎになっていました。

ご拝読頂き誠にありがとうございます。


本日中にもうもう1話、出来れば2話書きたいと思います。

よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ