表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
集団転送で異世界へ。 ~神の気まぐれによって?異世界生活~  作者: 武雅
本編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

245/252

スケルトンの倒し方

どうやら今度は関東地方の北部辺りと朝鮮半島で融合が発生した感じです。


いやネレースさん、順次融合を開始って早すぎじゃない?

そんな事を思っていると、対策室に鬼気迫る顔の鈴木さんが走り込んで来てゲートに喰らいつくように顔を近づけます。


「武内さん、魔物の倒し方! 骨…、いえスケルトンと言うのですか? それの駆除方法を教えてください!! 急ぎです!! 群馬県と栃木県の境に枯れた木々に覆われた土地が現れました! 規模な現在調査中ですが恐らく相当広い範囲のようで、動く骨、いえスケルトンがが目撃されています。 早急に対策を取らないと大変な事になります」


そう鈴木さんがゲート越しにスケルトンの倒し方を質問してきますので、頭部を破壊、要は撲殺! と伝えると、ふざけないでください!! と言われてしまいましたが、魔石のある頭部を破壊すれば倒せると説明をし直します。


「だから撲殺という事なんですね?」

「ええ、頭部を破壊するだけなので簡単ですが、倒したスケルトンの魔石は必ず回収するように徹底してくださいね。 どういう仕組みかは分かりませんが、魔石を摂取し上位種になりますから…」


「上位種? その上位種になるとどうなるのですか?」

「普通のスケルトンは動きも緩慢で生者に向かって来て噛みついたりするぐらいですけど、上位種になると動きの機敏になりますし戦闘能力も上がります、何より知能や指揮能力を得て下位のスケルトンに指示を出したりしますんで魔石回収は必須です。 武器に関しては銃火器よりも打撃重視で、日本だったら金属バットとか鉄パイプとかの方が良いかもしれませんね」


「そうですか、分かりました」


そう言うと、鈴木さんは対策室に控えていた防衛省、警察庁の人に指示を出し、指示を受けた職員さん達は何処かに慌てて電話をしています。


うんスケルトンは一度戦ったからね、まああの時は魔力で具現化した直後のスケルトンだったから頭部を破壊しなくても大体は倒せたけど、上位種は頭部破壊しないと倒せなかったからね。


それにしても若干気になるのは、融合された土地に居るスケルトンが只のスケルトンなのか、その辺が気になるよね…。

以前プレモーネでスケルトンの群れを撃退した時も一部のスケルトンは仲間を破壊し魔石を摂取してたし、上位種が居てもおかしくないような気がするんだけど、ステータスの恩恵が無い普通の日本人が上位種相手に戦えるのかな?


「う~ん、鈴木さん、既に上位種が居る前提にした方が良いかもしれませんよ? 動きが緩慢なスケルトンは撲殺で良いとして上位種は普通に剣を持ってたり腕が4本あったりしますし、その場合下手に手を出すと被害が出る恐れがありますし」

「じゃあどうしろと言うのですか? 銃火器で頭部を破壊するのが良いってことですか?」


「まあ、弾がスケルトンの頭部に当たればいいですけど、当たらないと無駄弾になりますし、射撃の精度求められますよね…。 とりあえずは融合された土地から出て来たスケルトンだけを駆除するだけに留めて内部へスケルトンを狩りに行くのは控えた方がいいかと…」

「その辺は自衛隊と警察に申し送りをしますが、まずは融合された土地から出て来るスケルトンによる人的被害を抑えるようになると思います」


「ならいいんですが、万が一上位種が出てきた際は、立ち向かわずに車で轢くとかが良いと思います。 ドラックとかで轢けば流石にスケルトンの上位種も倒せるでしょうから」


そう言うと鈴木さんもトラックに轢かれるスケルトンを想像したのでしょう、納得したような顔をしています。


「じゃあ自分はこっちの世界の国々に融合が始まってる事を伝えて回るんで…」

そう鈴木さんに軽く挨拶をしてゲートを閉じます。


それにしてもスケルトンか…。

まあプレモーネの時みたいに数万単位のスケルトンが押し寄せる訳では無いだろうし、自衛隊と警察で何とかなるでしょ。

それにしても、警察と自衛隊が鉄パイプと金属バットを持ってる姿はシュールだな…。

釘バットが有効だとか言っておけばよかったかな。

とはいえネレースいわく生物が死滅した土地って言ってたからスケルトン以外は現れないだろうけど、ヌスターロス大陸の国家が融合されたら普通の魔物が出て来るからその時は銃火器の出番だろうな。


どの程度まで通用するかは疑問だけど…。


さて、自分は各国に融合が始まった事を伝えに行こう。


次回更新は9日を予定いたしております。

更新が遅くなり申し訳ございません。


尚、どなたかレビューを書いてくださる猛者は居ませんでしょうか?

と思う今日この頃…。 自分でもこの物語のレビューをうまく書ける自信がありません。


そんな中でも読んで頂き、ブックマーク・評価、また、感想を頂き誠にありがとうござます。

拙い文章・誤字脱字が多く読みづらく申し訳ございません。

あと、図々しいお願いではございますが、評価頂ければなお幸いでございます。


また、誤字、気になる点のご指摘等誠にありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ