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集団転送で異世界へ。 ~神の気まぐれによって?異世界生活~  作者: 武雅
本編

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242/252

突然の退屈

なんとか更新間に合いました。


土日も仕事の為、次回更新は29日を目指します。


仕事が落ち着いたら一日おきの更新に戻します。

ご迷惑をおかけいたします。

314日目、


オダ帝国軍はノンザイル王国の首都に向けて進軍を続けており、首都の住民は大混乱との事です。

そして首都を守るべき兵は多数が敗戦の報を聞き離散したようで、恐らくオダ帝国軍が首都に着くころにはノンザイル王国の王族や貴族などは逃亡しているのではないか? とのゴブリンからの報告です。


大敗して兵も離散したら広い首都を守り切れないもんね。

だったら逃亡して再起を図る、普通に考えたらそれが最善だけど、果たして再起を果たせるのか…。

まあその辺は自分に関係ないからどうでもいいけど、昨日言われた信託統治じゃ出来ないと言う件は予想外だったな。

まさか国連の信託を受けた国じゃないと駄目だったとは…。


それにしても子爵だったフォルクさんはなかなか優秀な感じだな、ほぼ丸投げで孤児院をとか無茶振りしたのに今朝の報告では大体形は出来て職員の選定に移ってるって言ってたし、住民の慰撫と仕事の割り振りも進んでるみたいだし。

フォルクさん、ロファンさん、バリィさんの三人組に丸投げしとけば大体何とかなるな。


となると自分の仕事は日本政府からインフラ整備などの援助を引き出す事ぐらいだけど、王城の宝物庫に合ったお宝だけでも一生遊んで暮らせるだけの金にはなるだろうからいっその事、あの3人にクルセルを統治してもらおうかな。


そんな事を思いながらも今日何をするか考えますが、とりあえずオダ帝国の方は結果だけわかれば良いし、繋がりのある国に行っても主要な人は外交の講習で皆さんで払ってるし。


うん、今日はダラダラして過ごそう。

本当はネレースに色々聞きたい事もあるけどこちらから接触する事は出来ないし。

たまにはダラダラ過ごしても文句言われる筋合い無いしね。



315日目、316日目、317日目、


午前中は報告を受け、大体の方針を偵察に出ているゴブリンやフォルクさん、ロファンさん、バリィさんの三人組に伝えるだけでそれ以外は王城の自室とした部屋でダラダラしていますが、うん、結構暇なんだよね。


そのくせ地震はチョイチョイ発生するし、ていうか地震の頻度が多くなってる気もするし。

通信魔道具で連絡を受けた感じだと、ヌスターロス大陸全体で地震が頻発している感じだから火山性地震って訳ではなさそうだから、地球との融合絡みという事で日本人の中で認識は一致しているけど、地震に馴染みのない人達が毎回騒いで大変みたいだな…。


そんな事を思いつつ、王城内を意味も無く歩いているとノンザイル王国へ偵察に行かせたゴブリン達から報告が入ります。


どうやら首都は無血で陥落、王族や貴族などは逃亡していたとの事、これでほぼオダ帝国がノンザイル王国を併呑するのが確定した感じなので、ゴブリン達には事前に取り決めていた集合地点に集結し自分が転移魔法のゲートで迎えに行くまで待機と指示を出し、一応プレモーネのグランバルさんには報告しておきます。


グランバルさんの反応としては、地球と融合されたらほとんどの国同士が陸続きでは無くなる為、いまさら隣国の争いごとには興味なしと言った感じでしたが、オダ帝国が使用していた鉄砲と思われる武器に関してだけは興味を示していました。

まあ現物を確保できなかったと言ったら途端に興味を失ってましたけど…。


そして外交の講師が日本に帰還する日も近づいてきているので、日本政府に一応連絡を入れ、明日中に講師の外交官を帰還させる旨を伝え、ついでにクルセルの地図を渡しておきます。


鈴木さん達がこれは何ですか? って言ったけど、事前にインフラ整備の計画を立ててもらう為と言ったら呆れられたけど、インフラは大切だよ。

ゴブリンに道や港を作らせても良いけど、日本の重機を使ってアスファルトやコンクリートで作った道路や港の方が丈夫なうえ何より時間も短くて済むしね。


318日目


最近の日課となったフォルクさん達三人組からの報告を受けた後、日本から外交講師を派遣した国を回り講師を日本に帰還させていきます。


とはいえどの国も地球上の国家間で行われる外交が異世界の外交とかなり隔たりがある為、どの国も講師の人達に好待遇を約束し取り込もうと必死でしたが、講師の皆さん日本に家庭を持ってたりするから見事にお断りされてましたね。


まあ一部は考えてもいいかもって感じの人も居ましたけど、やっぱり言語が違うのが一番の障害みたいで転移した日本人が通訳をしないと会話が成立しないと言うのが問題で諦めた感じです。

まあ転移した日本人もいつまでもその国にとどまるかも分からないしね。


そして講師を日本に送り届けた後、鈴木さんに各国の首脳がお礼を言っていた事と、もっと講習をして欲しいとの伝言を伝えると、地球と融合される異世界の国家が日本だけと友好関係を持っていると諸外国が黙っていないとの事で政府が消極的と言ってましたが、どうせ異世界に転移し異世界の言語が分かるのは現在異世界に居る日本人だけだからおのずと日本と繋がりが深くなると伝えると、納得はしていましたが追加の派遣は微妙そうです。


「それはさておき武内さん、地球で現在地震が頻発しているんですが、これは融合と関係あるんですか?」


不意に鈴木さんがそんな事を言い出したので、異世界でも地震が頻発している事を伝え恐らく融合の前兆だろうと伝えると、納得したような感じです。


「日本では地震なんて身近ですけど、普段地震が起きにくい地域でも地震が頻発してるんですか?」

「ええ、かなりの頻度で地震が起きてます。 地震学者の人の見解では断層とは関係ないようなのでもしかしてと思い聞いたのですが、融合は大体あとどの位で起きるんですか?」


「以前も言ったようにネレースの話だと大体あと30~50日ぐらいと思いますが、実際の所分かりません。 恐らく融合の際は大規模な地震とか起きそうな気がしますので備えは必要だと思いますよ」


そう言い鈴木さんに伝えますが、実際の所、自分にも融合がいつになるのかは分からないのが実情です。


ゲートを閉じて自室のベッドに横になると、目の前が真っ白になり、次の瞬間ネレースの居る真っ白な部屋に移動しています。


「あなた、また余計な事をしてくれたわね…」


不機嫌そうなネレースの声が白い部屋に響き渡ります。


う~ん、何か余計な事したっけ?

どなたかレビューを書いてくださる猛者は居ませんでしょうか?

と思う今日この頃…。 自分でもこの物語のレビューをうまく書ける自信がありません。


そんな中でも読んで頂き、ブックマーク・評価、また、感想を頂き誠にありがとうござます。

拙い文章・誤字脱字が多く読みづらく申し訳ございません。

あと、図々しいお願いではございますが、評価頂ければなお幸いでございます。


また、誤字、気になる点のご指摘等誠にありがとうございます。

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