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集団転送で異世界へ。 ~神の気まぐれによって?異世界生活~  作者: 武雅
本編

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216/252

疑問

ソパニチア王国の捕虜を解放する事に驚く土田に理由を説明をしますが、説明を聞くうちに土田の態度が軟化してきます。


「そうだな、確かに武内の言ってる事は理解できるんだが…」

「まあ死傷者が出ている以上、その賠償なりなんなりの賠償も欲しいと言うのは分かるんだけど、地球にヌスターロス大陸が融合した後に今回の戦争の事が地球上の国に広がった場合、人権とか言い出す面倒な輩が騒ぎ出す可能性が高いだろ、戦争は向こうが攻め込んで来たんだから良いとしても捕虜を盾に賠償金を請求したなんて地球で騒がれてみろ、一気にこちらが悪者扱いされる可能性があるぞ」


「確かに、だが捕虜を帰すことで戦力が戻って再度の進攻なんて事になったらどうするんだ?」

「それについては多分大丈夫だ、捕虜の待遇格差は継続しているんだろ? だったら問題は無いはずだ、手厚い待遇をしている捕虜にはそれなりの食料を、最低限の待遇の捕虜には数日分の食料を、お互い格差が認識できるように渡して解放すれば向こうで勝手にいがみ合って戦争どころじゃなくなるだろ…」


「そんなにうまくいくか? その目論見が外れたら再度戦争になるんだぞ?」

「それについてはもう一点、武器も防具も取り上げてるんだ、数万人分の武器や防具を用意するのもすぐには出来ないだろう、まさか素手で攻めかかって来る事も無いだろうから大丈夫だと思うぞ」


そう説明すると土田はあまり納得はしていない感じですが捕虜の解放に同意します。

まあ実際に攻込んで来たのが各貴族が率いた兵士だから確実に待遇格差があった事で疑心暗鬼に陥るだろうから大丈夫なはずだんだけど。

それに王国直属兵は扱いを雑にしてるからなおさら優遇された側は確実に疑いの目で見られるだろうし、戦争どころじゃないだろうけど。


そんな事を思いながら、土田と共に幕僚達の所に行き捕虜解放の話をし、順次解放する準備を始めます。

とりあえず解放は明日の朝からでいいか、明日は優遇されている捕虜、明後日は雑な扱いの捕虜と言った感じで解放すればたいして混乱も起きないだろうし…。


土田達と解放手順や持たせる食料など打ち合わせをした後、後の事は任せてプレモーネの自宅に戻り休みます。

今日はあちこちに移動しまくって説明しまくって疲れた…。

そして、バイルエ王国のロ二ストさんに説明しに行くの忘れてた。


もう自宅に帰って一度寛いだらいくら転移魔法があると言っても説明しに行くの面倒なんだよね…。


うん、明日にしよう。



294日目


朝、ロゼフの元に向かい、集積された物品をアイテムBOXに収納した後、バイルエ王国のロ二ストさんの所に移動をします。


ロ二ストさんにネレースの話していたことを説明すると、案の定驚き、対処法などを聞いてきますが、現状対処法はない旨を伝え、今回は一報という事で納得をして貰います。


とはいえ異世界人でも現実離れしすぎている内容の為、ロ二ストさんも混乱していますが、とりあえず王に伝え、王宮内で今後の方針を検討するとの事です。

加えて、ソパニチア王国の捕虜を解放についても話しましたが、そちらはこんな事態になっているという事で特に問題視もされず、自分と土田に一任との事でした。


これで捕虜解放を反対されたりしたら面倒でしたが、捕虜ごときという内容を聞かされてそれどころでは無いって感じでしょうか。

慌てて執務室を出て行こうとするロ二ストさん軽く挨拶をして自分もゲートを開きプレモーネに戻ります。


さて、ネレースに質問する権利ってあったっけ?

とりあえずステータス確認して、質問権があれば問い詰めないと…。


そう思いステータスを開き確認をすると、自由質問1回が残っています。

ステータス画面の自由質問を触れると、目の前が真っ白になり、視界が戻るとネレースの居る部屋にいます。


「あら、つい最近話をしたのにもう私に会いたくなったの?」

「そうだね、こちらが会いたいときに会えると嬉しいんだけど、そうもいかないから、質問権を行使させて貰ったんですよ」


「そう、まあ貴方は面白事をしてくれるから、ご褒美に教えてあげられる質問は答えてあげるわよ」

「それは光栄で…。 聞きたい事は沢山あるんだけど…」


「ああ、待った! なんでこんな事をとかくだらない質問はしないでね、この前言ったように私は地球の神となる為と言ったはずだから」


そうネレースは自分の質問を制してくだらない質問をするなと釘を刺します。


「そんな質問はしないけど、聞きたい事は複数ある、1つはいつ地球とヌスターロス大陸を融合させるんだ?」

「う~ん、そうね~、準備はほぼ終わったから、最終調整をして実施するわ、まあ4~50日後ぐらいかしらね」


「4~50日後ね…。 それで融合させるって言うけど、地球の何処に融合させるの? 海にヌスターロス大陸を出現させる? それとも無理やり融合させて地球の大きさを変えるの?」

「ふふふ、そんな心配は貴方がする事? まあいいわ、どちらかと言うと後者ね、とは言えヌスターロス大陸は国ごとに分割して地球と融合させるわよ。 そうね~、希望があればどの国を日本とくっつけるか選ばせてあげましょうか?」


ネレースは悪戯っぽく笑いながら試すような顔でこちらを見ます。


「そうだね、日本融合させるなら、ドグレニム領とバイルエ王国をお願いしたいね」

「そう、じゃあ考えておいてあげるわ。 それで他に聞きたい事は?」


「融合にあたって地球に起きる現象、地震や津波、海面上昇や火山の噴火、そういう事が起きるのか、また気候変動などが起きないかどうか、それが聞きたいね」

「それに関しては、ほぼ起きるでしょうね、まあ海面上昇は無いでしょうが、地震、それに伴う津波、そして火山の噴火に気候変動、まあ私からしたら些細なことよ」


「些細なこと? その些細なことでどれだけの人が被害を受け、どれだけの人が苦しむと思ってるんだよ! それに地球上には危険な物だってあるのに、地球を滅ぼすつもりか?」

「危険な物? そんな物あるのかしら? 私には魔力もない科学と言うもので成り立っている世界としか思えないけど?」


「その科学が危険だって言っているんだよ! 原発とか核兵器とか、それに地球では魔法が無い替わりに、銃火器や、爆弾だってあるんだぞ、融合した事で災害が起きればどんなことが起こるかも分からないのに、なにが些細なことだよ!」

「そう、じゃあその原発と言うものと核兵器、そして銃火器や爆弾ってのを消滅させればいい訳ね?」


「いや、そういう事では無くて…。 ていうかそんな事出来ないだろ! 世界中にどれだけ数があると思ってるんだ。 それに消滅させてもすぐにまた作れるんだぞ?」

「数なんて知らないわ、でも消滅させることは可能よ、それに作ったら罰を与えればいいじゃない? なんせ魔力は十分あるし、融合をさせる事で私が世界に干渉する力が強まるから」


「そんな事をどうやって地球の人に知らしめるんだ? 無くなったら作る、作れないなら代替えになるものを考える、それが地球の科学だぞ? そんなうまくいくわけ無いだろ?」

「そうね~、じゃあ地球の人間に神託なんて与えるのもいいかもね、新しい大地とそこに住む人間を害したら神罰を下すなんてどう?」


「そんな事誰が信じるんだ? 信じずに害した国があったらその国を亡ぼすのか? 無関係な人も巻き込んで…」

「その辺は手加減してあげるわよ、まあ見せしめに一度神雷でも落としてあげれば信じるでしょ?」


そう言って自身のする事はすべて正しいと言わんばかりのネレースに怒りを覚えつつ、ずっと思っていた疑問をぶつけます。


「ネレースは何で地球とヌスターロス大陸を融合させて地球の神になりたいんだ? ネレースはウェースという世界の神だろ? なぜウェースを捨ててまで地球にこだわるんだ?」


そんな質問にネレースは深くため息をつくと、つまらなさそうな顔をしています。


「いいわ、教えてあげる…」


そう言うとネレースはゆっくりと立ち上がり口を開きます。



どなたかレビューを書いてくださる猛者は居ませんでしょうか?

と思う今日この頃…。 自分でもこの物語のレビューをうまく書ける自信がありません。


そんな中でも読んで頂き、ブックマーク・評価、また、感想を頂き誠にありがとうござます。

拙い文章・誤字脱字が多く読みづらく申し訳ございません。

あと、図々しいお願いではございますが、評価頂ければなお幸いでございます。


また、誤字、気になる点のご指摘等誠にありがとうございます。

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