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集団転送で異世界へ。 ~神の気まぐれによって?異世界生活~  作者: 武雅
本編

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生き残りの逆襲

ブックマーク、評価ありがとうございます。


今晩中にもう一話・・・・と思いましたが難しそうです。

出来る限り書き進めてもう一話頑張って投稿できればと思います。


うん、明日も仕事がんばるぞ!!!

「ウルァァァ〜!!!!」

ガキン〜!!!


ゾルスが即座に大剣で切り掛かりましたが鱗が固いのか大剣が弾かれてます。


「ックッ!!」


バキッ!!!

「グルゥアァァァ〜!!」


切りかかり大剣が弾かれた直後、尻尾がしなりゾルスを直撃します。


「ウグッ!」


「マサト様、危険ですのでお下がりください。」

ゾルスの苦戦をしりめにロゼフが自分を後方へといざないます。


「自分は大丈夫だから、それよりロゼフ、あれは何?」

「あれは一角地竜と呼ばれております」


「地竜?竜ってドラゴン的な?」

「はい、あれは名前に竜と冠してますが実際は竜種ではございません」


「名前には竜が付くけど実際は竜じゃないってこと?」

「はい、竜ににた姿をしているのでそう呼ばれています。」


「っで、あれはそんなに強いの?ゾルスの剣効いていないというか弾かれて傷一つ付いてないようなんだけど、というより、一角地竜なのに角2本あるよ」

「恐らく長く生きた群れの主と思われます。地竜は本来5.6匹で群れをなして生活をします。おそらくその群れの主ではないかと」


そう話している間にも地竜とゾルス、そしてバルタも加わり戦闘は激しさをまして行きます。


ガキン〜!!!ガッ!


「グルゥアァァァ〜!!」


ゾルスが大剣を横なぎに切りつけるとそれに合わせ地竜は角を使い器用に大剣を受け止め弾きます。

バルタの槍も地竜の鱗を貫通せず傷を負わすことが出来ず、逆に尻尾の一撃を受け弾き飛ばされます。


「ロゼフ、今朝皆の武器に付与をしたよね?それでも切れないって地竜の鱗ってそんなに固いの?このままじゃ倒すどころか全滅じゃない?」

「地竜の鱗は確かに硬いですが、マサト様の付与してくださった剣なら容易に切り裂けるはずですが・・・」


そういいロゼフは今朝付与をしてあげた短剣を取り出し確認をしています。


「こ。これは、マサト様!!!今朝して頂いた付与が切れております」

「えっ付与って一度したら効果持続するんじゃないの?」


「恐らく・・・そう認識しておりましたが、こちらの短剣、付与の効果がなくなっております。ゾルス達の大剣や槍も付与が切れて普通の剣と同じになっていると思われます」


イメージとして一度付与したら効果は半永久的に持続すると思ってましたが、一定時間で効果が切れてしまい、ゾルス達の武器は普通より多少丈夫な武器程度のようです。


「まずいな・・・」

「ロゼフ、ハンゾウと二人であの地竜をしばらく足止めできる?」


「足止めですか?どのくらいかによりますが多少の時間なら可能かと・・・」

「二人が足止めをしてる間に、ゾルスの大剣とバルタの槍に付与をし直す!」

「あまり時は稼げぬかと思いますが承りました。」


そういうとロゼフは戦いを離れて見守るハンゾウの元へ行き何かを打ち合わせしています。


「ゾルス、バルタ!!、一旦そいつをロゼフとハンゾウに任せてこっちに下がれ!!武器に付与をしなおす!!急げ!!」


ゾルスとバルタは、返事こそしませんでしたが、意図を理解したのか一旦距離を取り、そしてロゼフが火魔法を地竜にぶつけた瞬間自分のもとへ来ました。


「大剣と槍を!!」


そういうと地面に置かれた大剣と槍に手を触れ魔力を流し込みます、固く、鋭く、しなやかに、武器に魔力が定着するように・・・・・

その間も戦闘が続きます。ロゼフが火魔法で炎弾を連続で放ち、ハンゾウが背後から切りかかります。

ボフッ!  ボフッ!  ガキン!


ゾルスやバルタと違い接近戦に不向きなロゼフは巧みに間合いを図り魔法を打ち続けます。


「よし!!ゾルス、バルタ、これで付与が終わったからアイツの鱗も切れると思う」

「「ありがとうございます!!!」」


言葉少なめにそういうと、二人とも武器をとり再度地竜に向かっていきます。

ロゼフは火魔法、水魔法を連続して繰り出し、ハンゾウは地竜の後ろから攻撃を仕掛けながらこまめに動いて狙いをロゼフに絞らせないようにしています。


「グルゥアァァァ〜!!」


ロゼフの魔法とハンゾウの攪乱で地竜に苛立ちが見えます。


「グルゥアァァァァァァァァァ〜〜〜〜〜〜!!」


次の瞬間地竜はひと際大きな咆哮をあげると、角を突き出してロゼフに突進します。


「危ない!!!」

ザシュッツ!


声を上げるのと同時くらいにバルタが咄嗟に投げた槍が地竜の左目に突き刺さります。


「ギウゥァア〜〜〜〜」


地竜が足を止めた瞬間ゾルスの大剣が地竜の首に吸い込まれ両断し、頭を失った地竜はその場に崩れ落ちます。


「なんとか倒せた・・・」


自分は全く戦闘に参加してないのにどっと疲れが湧いてきます。


「ゾルス、バルタ、ロゼフ、ハンゾウ、怪我はない?」

「大丈夫です」


四人とも大きな怪我もなく何とか地竜を討取れました。

それにしてもまさか時間がたつと付与効果が切れるなんて、毎回戦闘中に付与するわけにいかないし、何か方法を考えないと。


「それにしてもなんで地竜がいきなり現れたの?」

「はっ、それが、ハンゾウが地面に大物の尻尾が埋まってるとの事で我が引っ張りだしましたら・・・」


「生きていたんだ・・・」

「左様でございます」

「地面から掘り出す際も要注意だね」


そういうと今しがた倒した地竜のそばに行き地竜を観察します。

大体全長7.8メートル・体高2.5メートルくらの大きさで、切断された頭部には1.5メートルぐらいの角と50センチくらいの角が2本生えてます。

う~ん、ティラノサウルス?いやなんかちょっと違うか・・恐竜みたいだな。


「それにしても2本角の地竜は初めて見ました、やはり恐らくは長年生き通常の地竜よりも強く成長した個体でしょうな」


「ロゼフたちは以前、地竜を倒したことあるの?」

「ありますぞ、ゾルス達と群れでいた時ですが地竜に襲われ応戦したことがございます。まあ、こちらは群れの1/4ぐらい食われるか殺されましたが、地竜を4匹ほど仕留めました」


「弱肉強食だね・・・でこれって、どうするの?魔石を取ったらあとは放置?」

「いえ、地竜の皮膚、牙、角、すべて滅多に入らないものですので解体致します」


そういうとロゼフは短剣に付与をしてほしいと言い出したので付与をしたら、そそくさと倒した地竜の解体をはじめ、ゾルスとバルタ、ハンゾウは埋まっている他の魔物探しを再開したようです。


再度、影魔術の検証を始めようかと思ったのですがロゼフが先程言っていた地竜は群れで行動するって言葉が頭をよぎります。

群れで行動してて、ヌシが土砂に埋まってたってことは、群れ自体が土砂に埋まってる?だとしたら掘り出せば素材もそれなりの魔石が手に入るかな?


思い立ったが吉日という言葉もありますし、必要なものは地面を掘るスコップ!昨晩手に入れた鉄塊をアイテムBOXから出し錬成でスコップを作っていきます。

ゾルスとバルタ用には大型のスコップをハンゾウ用には日本で見かける普通サイズのスコップを作り三人に渡し、埋まった地竜探しをしてもらいます。


「マサト様!!」

「マサト様の予想通りこの辺りに地竜が埋まってますぞ!!」


どうやら今度はバルタが一番最初に地竜を掘り出したようです。


「大丈夫~?もう死んじゃってる?」

「はい、某が掘り出した時にはもう事切れておりました」


ドシッャ!!

そういうと全長4メートルくらいの地竜を地面に放り投げました。


「うんこれはこれで大きいね」

「このサイズが地竜の標準サイズです。さあまだまだ掘りますぞ!」


そういうとバルダは踵を返し、スコップを片手に土砂を掘りに戻りました。

拙い文章・多い誤字脱字で読みにくくてすいません。


これからも頑張って投稿続けますのでよろしくお願い致します。

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