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集団転送で異世界へ。 ~神の気まぐれによって?異世界生活~  作者: 武雅
本編

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道の開通

168日目


とりあえず昨晩作成した商人用のアイテムバッグを領主館に届けた後、ゾルスの道路工事現場に向かい昼過ぎまで工事を手伝い、その後は森の入り口にある砦に向かいます。


砦の城壁は大体4メートルぐらいでしたが、とりあえず錬成術で1メートル程高くして、兵舎に食料庫、そして商人達の宿舎を作り食料庫には小麦と米を満杯にしておきます。


炊事場は兵舎に供用の物を設置し、商人の宿舎の近くにも炊事場を4箇所程設置してい置きます。

うん、兵舎にもお風呂作っといてあげよう。


そう思いながら兵舎に武器庫と風呂を併設し、井戸も数か所掘っておきます。


うん、これで完璧だ!

ただこの広さの砦だと守る範囲が広すぎて50人や100人ぐらいじゃ守り切れるかな?・・・うん、どうしよう。

まあその辺はグランバルさんに丸投げしよう。


その後、砦の防備をしているゴブリン100匹のうち50匹をゾルス達に合流させて残りの50匹にはプレモーネから来た兵士達に砦内の案内を指示し、案内が終わったらゾルス達に合流するように指示を出します。


169日目、170日目


朝から領主館にアイテムバッグを納品し交易品販売所に向かい交易品の補充をした後、ゾルスの道作りの手伝いをします。


本日170日目にはほぼ道が開通し後は地面を整地しておくだけになります。

暫くするとバイルエ王国側より物見と思われる騎馬が数名様子を見に来ましたが、すぐに引き返していきます。

とりあえず話は通ってるはずだけど、部隊率いて襲ってこないよね・・・。

そう思いながら通信魔道具を使って土田に道が開通した事と物見が来た事、一応道の入り口に関所的な兵士の駐屯所を作って置く事を伝えておきます。

うん、これでバイルエ王国兵に襲撃されたら返り討ちにしても文句言われないよね・・。


その後は錬成術と土魔法で簡易的な堀と土塁を作りゾルスやカウア達に手伝ってもらいながら丸太で柵を作り関所兼駐屯所を作っていきます。


171日目は交易で通る商人達の休憩場所を作成していきます。


新しく出来た街道の真ん中辺りの木を抜き半径200メートルぐらいの空き地を作り大きめの東屋を複数作成し井戸と炊事場を作成していきます。

空き地と森の境には高さ1メートルぐらいの柵を作ってみましたが、ゴブリンなら楽に乗り越えられるうえオークなんかとか普通に突破して来そうですが無いよりはましでしょう・・。


その後残り2か所の休憩場所や道端に水場などを作成し終わった頃、馬に乗った土田がやってきました。

「お~い、武内!!道が出来たって聞いたから見に来たぞ~!!」


とりあえず火魔法でもぶち込んでみましょうか・・・。

「だからさ毎回なんでそんな恰好でくるんだ?おかしいだろう?」

「いや、おかしくないぞ、今回は接近戦用のズゴ〇ク、タイプの鎧だ!」


「いや、おかしいだろう、どう見ても動きにくそうだし・・・ていうかそれ水陸両用だろ?一度水に沈めても動けるか試していいか?」

「やめてくれ、これは陸上専用で水中戦には対応してないんだから溺れる・・・。」


「まあいいけど、とりあえず兵士の詰め所は作って置いたから、道を警備する兵士とか配置しといてくれ。」

「それは手配済みだ、一応30人の兵士が常に待機する事になってるし森を抜けたところに簡易的な村を作る予定で今は工夫を募集している所だ」


「まあそれならいいけど、とりあえずこれでドグレニム領とバイルエ王国直通の道が出来たから交易が盛んになるだろうな、とは言えあと9日後には大規模な魔力の活発化が起こるからどうなるかは分からんが・・」

「それなんだよな・・・。前回はコボルトだったけどあれがオークとかオーガだったらとか考えると被害がな・・・」


「まあそれもあるが、複数個所で発生したり上位種が統率してたりしたら更に厄介になるぞ?それに前回討ち漏らした魔物が既存の魔物のテリトリーに入り込んで生態系を破壊する可能性もあるし上位化する可能性もあるしな・・・」

「そうか、魔力の活発化で発生した魔物は肉体が無く魔力体で魔石だけだから、発生した魔物を食おうと殺しても魔石しかないから腹は膨れない、だから更に獲物を求めるの繰り返しで上位化した魔物が増えるって事か!」


「そう、魔力体の魔物が既存の魔物を殺して食べて肉体を構築していくだけならいいけど、反対の場合が後々厄介になりそうな気がするんだよね・・・。まあ魔物の大量発生も脅威だけど」

「まあとりあえずその辺も国王に話して対策を考える事にするさ」


そう言って土田は馬に乗ろうとして数回失敗した後、お付きの兵士に手伝ってもらい馬に乗って帰っていきます。


うん、だからそのズゴ〇ク、型の鎧、絶対動きにくいって・・・・。


そう思いながらゾルス達を二ホン砦に送り届けてからプレモーネに向かいグランバルさんには道が開通した旨を伝えておきます。


172日目


近隣に偵察に向かっていたサンダーウルフ達の報告では特に魔物の大量発生は無いとの事でしたが、森の所々で魔力が溜まっている場所があるとの事です。


「それでアルチ、その魔力溜まりと言うような感じの場所はその場の留まってるんじゃなくて動いているの?」

「はい、意思を持って動いているようでは無く、どちらかと言うと魔力溜まり同士が引き合うような感じです」


「それが一定以上になるとか何かしらの状態になる事で魔物が発生するかんじかな?」

「それにつきましては、魔物が発生する現場を見ていませんので何とも・・・」


そう言ってアルチは申し訳なさそうにしています。

うん、アルチは悪くないよ・・。


「とりあえずアルチ達サンダーウルフの半数で2~3日、近隣の偵察をしておいてくれる。残りはとりあえず影の中に待機で」

「かしこまりました。」


そう言うとアルチはサンダーウルフ達の元に向かい、半分を偵察に半分は自分の影の中に入ります。

うん、それにしてもプレモーネの守備隊の人達、既にサンダーウルフはフリーパスで門の中に入れてくれるんだな・・・。

そのうち町中をサンダーウルフが歩いていても誰も気にしなくなりそうな気が・・・。


その後、一応グランバルさんに魔力溜まりの件を伝えた後、月山部長の相談所に向かいます。

相談所に着くと戸が閉まっており外出中の張り紙があります。


うん、どこに行ったんだろう・・・。

そう思いながら行きそうな場所を考えると、近々製糸工場と織物工場が稼働すると言っていたのでとりあえず製糸工場に向かいます。


「ああ武内君、どうだ?今日で稼働して2日目だが既に糸づくりは順調だぞ!」

そう言って製糸工場に着くと月山部長が興奮気味に歩いてきます。


「確かに、ジルクスパイダーの糸は順調に取れてるようですね。ただ今更ですが過剰在庫になって価格が急降下しそうな気がしてきましたが・・・」

「まあ確かに、だが機織りをするとなると相当量の糸が必要になるからな、そうそう過剰在庫にはならんよ」


そう言いながら月山部長の案内で製糸工場を見て周りますが、どうやら順調そうです。

「日本人も働いているんですか?」

「ああ、とは言え製糸ではなく事務仕事をして貰っているよ、こちらの世界の人よりも数字に強いからね」


確かに、在庫管理や収支の管理など現地の人より数字に強い日本人が事務仕事をした方が良さそうです。

「まあそれに、今回雇った人たちだが多くが難民で職があまりないうえ当座の金も無い状態なんで暫くは日払いだから毎日報酬を払わないといけなくてな」

「そうですね、確かに、まあ日本では月払いですけどこの世界では週払いぐらいが丁度いいかもしれませんね」


「週払いか・・・。確かに、その辺は新たに雇った人たちにヒアリングをして今後検討していこう」

「そうですね、それと織物工場の方も順調なんですか?」


「ああ、とはいえどちらかと言うと職人技に近いから今はまだ効率的とは言えんが、以前言っていたご年配の人達を指導係にして稼働しているからこちらも暫くしたら軌道に乗りそうだ」

「それは良かったです。じゃあ一旦相談所に戻って話をしませんか?」


「どうしたんだ、急に?」

「ええ、まあここでもいいんですが、他の日本人に聞かれると面倒事になりそうなんで・・」


そう言って月山部長と共に相談所に向かいます。

月山部長の淹れてくれたコーヒを飲みながら転移魔法の話をします。


「それじゃあ日本と転移魔法で繋がったって事なんだな?」

「ええ、とはいえ今は時間軸がずれているので日本の方がスローモーションのように見えますが確かに日本ですね」


「それじゃあ時間軸が戻れば行き来が出来るようになるという事、つまりは帰れるという事だな?」

「まあ理論上は・・。ただ現在開けるゲートの広さが10センチ四方なので物理的には人間が通れないんです。」


「そうか、10センチ四方じゃな・・・。だがその空間を広げる事は出来るのだろう?帰還の目途が付いたという事は喜ばしい事じゃないか」

「確かにそうなんですが、何時になったら人が通れる大きさのゲートが作れるか、そして日本に戻った後の事も考えないとまずいと思うんですよ。新聞をご覧になったでしょう?結構日本で騒ぎになってます。そんな中にポンと戻ったら、マスコミやら、他の転移者の家族やらから何を言われるか・・・」


「確かにそうだな、それにそもそも異世界に転移させられたなんて言っても信用されるかどうかも怪しいな」

「そうなんですよ、なので何かしらの方法で日本政府と連絡を取って現状の報告や支援をして貰わないと。それに現状転移者の中で生存している人を全員戻すのはかなり厳しそうですし」


「う~ん、確かにこの広い大陸に散らばった日本人を探すとなるとかなりの時間と手間がかかるな」

「ええ、それに自分は日本に戻っても転移魔法が使えるかどうか分からないので、そう簡単には帰れませんしこの世界に暫く残る羽目になりますね」


「それで武内君は私に何をさせたいんだ?」

「とりあえず、時間軸が戻ったら新聞をチェックして日本の状況を把握してもらう事と、何とか日本との通信を確保する魔道具を作成してみますんでそれを使って日本政府との交渉やらをして頂きたいですね。とはいえ今現在の事業をすべて月山部長に押し付けちゃってるんで仕事が増えて大変になる可能性が高いのですが」


「そうだな、確かにこのままじゃあ私がパンクしてしまうな。まあ各事業については責任者を置いているから今のうちにその責任者を中心に各自で事業を出来るようなシステムを構築してみよう」

「申し訳ないですがお願いします。あと思ったんですが、各事業を子会社化してみたらどうですか?その上でグループの親会社の社長的な位置に部長が付けばスムーズじゃないですか?」


「確かに・・・。デメリットもあるがメリットもあるな。その辺も検討してみよう。それと、話は変わるが、私にも日本の景色を見せてもらえないか?」

「ええ、大丈夫ですよ。ただ魔力消費が半端ないんで長時間は無理ですが・・」


そう言って転移魔法で日本にゲートを繋げ月山部長に日本の景色を見せます。

「武内君、ここは博多駅か?どのあたりにゲートが出来ているんだ?」

「博多駅前のK〇TTE博多前にあるハート型のポストから見た景色ですね、イメージしやすい景色がここだったんで。あとは職場にも繋げますが、人が居る時間に繋ぐと騒ぎになりかねないんで」


そう言って職場の現状も見たそうな月山部長には申し訳ないですけど博多駅前の景色だけで我慢してもらいます。


うん、ゲートを開いた瞬間、会社の人の顔が目の前とか普通にあり得るもんね・・・。

ブックマーク・評価を頂きありがとうございます。

拙い文章・誤字脱字が多く読みづらく申し訳ございません。

あと、図々しいお願いではございますが、評価頂ければなお幸いでございます。


また、誤字、気になる点のご指摘等誠にありがとうございます。

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