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もしやここは……異世界……!?  作者: しょうゆ
1/2

もしかして……異世界に来ちゃった!?

『世の中には異世界というものが必ず存在している。異世界へ行けるのは選ばれし者だけだ。』

最近。そんな噂をよく耳にする。


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夢の中で。こんなことを言われたことがある。

「君は選ばれし者だ……いつしかファイナル・シーカーに降り立つことだろう。」と。

ファイナル・シーカーとはなんだろう?

ずっと悩んでいた

12歳の誕生日の日。

起きてみたら。いつもと違う世界が見えた。

夢だと思った。

夢だと思っていた。

夢にしては出来すぎている小物。

リビングへ行くと、誰もいなかった。

外へ出てみると。不思議な世界が広がっていた。

まるでこの世界に自分しかいないような広い高原。

そこに1人の少年を見つけた。自分とよく似た人だった。

話を聞いてみると兄のようだ。

「起きたのか。

ん?俺は?って?お前の兄だぞ?忘れたのか?」

「忘れたのか?って言われても初めてこの夢見たし……」

「夢?何言ってんだ。寝ぼけてるのか?」

やっと気づいた。この世界は本物だ。

あの夢に出てきたファイナル・シーカーという所なのだろうか?

「ここは……ファイナル・シーカー?」

「……」

黙って頷いていた。

あの噂は本当だったのだ。

選ばれし者になるなんて思っていなかった。

「ここはファイナル・シーカーで、私は……」

「あぁ……そうかお前今日この世界に来たのか。そりゃわかんねぇよな。」

「俺は香月望(こうげつのぞみ)。お前は香月円香(こうげつまどか)、ここは選ばれたものだけが来ることが出来る世界。ファイナル・シーカーだ。元の世界に戻ることは出来ない。家はお前がさっき寝ていたところ。職業は魔法少女だ。」

「元の世界に戻ることが出来ない?職業?」

「この世界に来て、元の世界に戻った人は居ない。つまり戻れないということだ。人口は500人ほど。この世界に来ると不老不死になる。この世界の人は年齢関わらず職業を与えられるんだ。」

「なるほど……」

「年齢のくせに飲み込み早いな……」


こうして異世界に来てしまったのだ……

魔法少女にはいろんな属性があるらしい。

属性は学校で認定してもらうんだと。


夜になった。夕飯の時。これからの生活について望と話し合った。


「明日学校に行こう。入学手続きをするんだ。あの学校は制服じゃなく私服らしいが、服もそんなにないから買いに行かなきゃだな。」

「中学校なのに制服じゃないんだ……」

「ちなみに言っとくが、この世界は中学を卒業したら成人できる。だが、中学の勉強がハードだ。職業で学科が変わるからそこら辺は言えんが。」

「望は魔法少年じゃないの?」

「俺は剣士だ。」

「剣士か……服とかって職業で変わるの?」

「あんま変わらん気がするが、専用の服はある。好きなブランドとか見つけるといいぞ。」

「じゃあ明日入学手続きとかしたあとお店に行こ。」

「じゃあ今日はもう風呂はいって寝ろ。」

「了解。」







これからよろしくお願い致します。

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