作家は自信を持て!……テンプレ万歳!
テンプレの何が悪い。
ファンタジーの何が悪い。
リスペクトの何が悪い。
私の嫌いな言葉は『チラシの裏』『駄文』『駄作』『文才』です。
そして、それを自ら肯定する作家も嫌いです。
駄作なら発表するな!
自ら駄作と貶める事は、それを読む読者も貶める事を、自覚すべきです。
文章とは作者その物です。
たった数行でも、その人の感性や人生観、知識、経験が滲み出ます。
俳句や短歌は、その極みだと思っています。
アナタ方作者は、執筆す際には、色んな事で悩みませんか?
ネタ。
構成。
表現の仕方。
単語の選び方。
言葉の選び方。
挙げればキリが無い位、悩み考えてませんか?
その果てに産み出された作品。
現時点での最高のパフォーマンスを出し切ったのです。
なら自信を持つべきです。
知識が足らないなら調べれば良い。
間違いがあるなら改めれば良い。
文才がないなら国語力を磨けば良い。
私は小説を買う時、必ず三巻まとめて買います。
それは何故か。
成長が面白いからです。
巻を重ねる毎に、表現や語録が増え、内容に厚みが出てくるのです。
それはベテランも新人も同じです。
文章は、書けば書くほど上手くなります。
作者は自信を持て!
駄作や文才などの言葉に逃げるな!
テンプレやネタの被りは当たり前です。
このご時世、新しいネタ自体珍しいのです。
異世界転移、転生。
良いじゃないですか。
主人公が、どんな道を行くのか楽しみじゃないですか?
ご都合主義?
ノンフィクションじゃないんだから、無い方が珍しいです。
私は作品を探す際には、作品の文字数。或いは作者の短編の数で探します。
最低文章量は5万文字です。
短編作家は10作です。
いい加減な作品はそんなに書けませんから、自ずと熱意が伝わる物です。
文章量に嘘はありません。
どんなに稚拙な文章でも、確りと考えて書いていれば、上達します。
作者よ自信を持て!
アナタは原石です。
知識を蓄え、名作を読み模倣すべし。
文豪の司馬遼太郎は、執筆する前は本を数十冊読んだそうです。
ガンダム等の『リアル系』の産みの親である富野由悠季の原点は、オペラや古典文学です。
どんな巨匠や文豪も、原点は模倣です。
どんどんテンプレ物を書いて研鑽して下さい。
作者よ自信を持て!テンプレ万歳!
私は一読者として、また一筆者として応援します。
テンプレ万歳!