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ボードゲームができるまで!  作者: 美少女JKたかし
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私の最高のボードゲーム仲間

初投稿です。誤字脱字、文法の誤りなど指摘いただけると幸いです。良かったら評価お願いします。

 いつからだろうゲームをすきになったのは、5歳?4歳?もっと前かもしれない、私は幼いころからゲームが好きだった。この世のゲームというものがたまらなく好きだった。みんなが笑って時は怒って、あの緊張しながら1手、1手プレイする感覚が好きで好きでたまらない。だからこそ今でもゲームを続けている理由なのだろう。



 今、私は窮地に立たされている。留年した。高校で留年とはすなわち死を意味する。絶望した。この世のすべてが終わった感覚だった。成績のいい進学校ならなおさらだ。雰囲気でわかる。お前はこの学校にいる意味はないと、のけ者だと。留年したのにはそれなりの理由があった。


 私に病が発覚。適応障害だった。精神科の医師からいわれた時はやっぱりそうなのかと自覚した。家庭環境がうまくいってなかった。両親は厳しく、学校に行かない妹のことで喧嘩をしていた。そのことで激しく対立。離婚届が、毎日食卓の上に置いてあった。このような環境におけるストレス因だった。

 

 毎日、頭痛がした。めまいがした。朝起きられるのが難しくなった。学校に行けなくなった。睡眠薬も飲んだ。だが回復しなかった。近くにある爆弾が爆発し続けるのだから…。


 両親はどうやら私がなぜ障害を抱えてしまったのかわからなないようすだった。「とりあえず1年は見逃してやる、20歳までに働くかいい大学へ行きなさい」その一言だけだった。心のなか1つの糸がプツンと切れてしまった感覚がした。


 私はゲームに逃げた。いつだってネットゲームは24時間できることができる。高校に受かったご褒美として10万のゲーミングPCを買ってもらった。うれしかった。このために受験を頑張ってきたのだから。 


 私は対戦ゲームが好きなのだ。中学時代は将棋部に所属していた。部員5人しかいなかったが圧倒的1位にはなれた。自分ならプロを狙える自信があると思っていた。結果は最悪だった。ブロンズ。最低ランクだった。私はあきらめなかった。努力すれば必ず上のランク帯行けると思っていた。


 現実は違った。少しだけランクは上がった。1つ上のシルバーになった。だがそこから実力の限界を感じた。何時間やってもそこから這い上がることができなかった。負けが20連敗したその日そのゲームをやめた。


 次のゲームに手を付けてみた。ジャンルが全く違ったが面白いゲームだった。私はそれにのめりこんだ。自慢できるほどのランクまで行けることができた。壁越しに罵声が飛び交う中それが唯一の救いだった。2回目の2年生の夏だった

。突然チャットが飛んできた。

「うまいですね、もし、良ければうちの通話メンバーになっくれませんか?」

 最初は断ろうと思った。私には居場所がなかった。

 見ず知らずの人からでも受け入れることにした。ネットの関係なんてすぐに切ってしまうことができるのだから。

 





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