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狼の生贄 -伊豆高原殺人事件-  作者: 青木 地平
10/32

独自捜査

 児玉ら4人は釈然とせずに捜査本部を後にした。

 4人が出て行った後、松平は『事がバレた』と直感する。そして、それはすぐに確信へと変わっていった。松平は即座に署長の大木に報告しようと思った。が、すんでのところでグッと思いとどまる。松平は必死に気を落ち着かせ、冷静に今の状況を分析してみた。『どだい言ってみたところで児玉らに気付かれたという自分のミスは隠しようがない。上から〈使えない奴〉とレッテルを貼られるのがオチだ。所詮、大木は悪の親玉、いや悪の手下である。どこまで信用できるか…、大凡知れたものではない。甘言で部下を誘い込み、いざとなれば『自分は関係ない』と言って手のひらを返す。これまで幾度となく繰り返されてきたお上の常套手段…これを今回、大木が使わないという保障はどこにもない。トカゲのシッポ切りでシッポにされるのは昔から『現場の指揮官』とだいたい相場が決まっている。『その手には乗らんぞ。こうなりゃ動かざること山の如しだ。どうせしばらくすれば異動となる。しかも栄転で…。それまで何とかやり過ごせばいい』と松平は心中で呟き、ここは何も気付かなかったことにして、ひたすら身を屈めて嵐が過ぎ去るのを待とうと心に決めた。


 4人が署の外に出て、最初に口を開いたのは丸山だった。

「課長と、それと一課の奴ら絶対何か隠してますよね?。一条幸恵や小林玄太郎を叩いてこれまで何も出てこないなんてあり得ないですよ」

「ああ」とさっきまでの課長とのやりとりに不満があった児玉も険しい表情で応じる。

「何かあるな。絶対」と磯崎も加勢する。

「高田宏の件で体よく、閑職に追いやられた、そんな感じがします」と田中が言った。

「まあ、感じじゃなくてまさにそうなんだろうよ。はっきり言って俺たちは左遷されたんだ。それにしてもあの一課の捜査に全く進展が見られないということは…、恐らく捜査に不当な圧力がかかってる。それもかなり上からのな…。それで俺たちはどうも邪魔者になったらしい」と怒気を含んで児玉は言った。

思わず、皆が沈黙する。

その中を丸山が恐る恐る「それじゃ、これからどうしますか?」と神妙な顔つきで児玉に尋ねた。

「まあ、上から言われていることでもあるし…、川島葵も捜査線上に上った一人だ。とりあえずはとことん調べないとな」

「意外と大穴当てる場合だってありますしね」と若い田中がおどける。

「うん…、だがな、川島葵がシロだったら、というか現時点ではその可能性が非常に高いんだが…。というのも小林玄太郎が容疑者だとしっくりくるのと事件に関わっていることがほぼ確実な一条幸恵と川島葵がこれまでの二人の経緯いきさつを鑑みれば、この両者が結託していたとはまず考えられないからな。うん…、このままだと川島だけを追いかけていたのではどんどん真犯人から遠ざかってしまう恐れが強い。ここは独力でも一条と小林を調べる必要性が出てきたと俺は思う」

「ええ、そうですよね!」と他の3人が声をそろえて言った。

「うん、じゃ…、磯崎、おまえにはすまんが、川島葵の方を頼めるか?」

「あ、はい…、分かりました。やります!」

「すまんな」

「いえ、川島もまだホシの可能性がなくなったわけではありませんしね、しっかり調べますよ」

「うん、よろしく頼む」

「児玉さんこそ、しっかり小林玄太郎や一条幸恵のことを掴んでくださいよ」

「ああ、分かった。任せとけ!」

「タマさん、自分もお供します!」と丸山が意を決した強い口調で言った。

「マ、マルさん…、ありがとう。でもこれは上からの命令を無視した独自捜査だ。君を危険な目に遭わせるわけにはいかない」

「タマさん、そりゃ水臭いですよ。ずっとコンビを組んできた仲じゃないですか、それにこれは自分自身の意志で行くのであって児玉さんには何も関わりのないことです」

「う、うん。そうか、そう言ってくれるか。分かった。ありがとう!。君がいてくれると心強いのは確かだ。じゃ一緒にやってくれるか」

「はい!。もちろんです」と丸山は力強く答えた。


 かくして児玉と丸山は磯崎らと別れ、独力で小林玄太郎や一条幸恵の情報を集めることになった。これは捜査本部には秘密の独自捜査である。露見したら懲戒処分は免れまい。児玉らの独自捜査は、表向きはあくまで川島葵を含むダイヤスタイル関係者の捜査ということで磯崎らとは口裏を合わせた。


 ともかく児玉ら多くの所轄署刑事たちは一斉に首都圏に向かった。そして、先程の申し合わせ通りダイヤスタイル関係の捜査は磯崎らに任せ、児玉と丸山は捜査車両を駆って再び埼玉県戸田市内の一条幸恵のアパートに向かった。その車中で…、

「一条のアパートで、年配の男と会ったのが、確か1月11日…」と児玉が呟き、

「そうです。1月11日の夜の11時頃、同じアパートの住人がその後姿を目撃しています」と丸山が補う。

「その時の男がそこに連れてきた女がいたとすれば、それが今回の被害者という可能性はある…」

「といいますと?」

「うん、つまりだ、被害女性の身元を一条幸恵にするためにその年配の男が伊豆高原で殺された女をここに連れ込むというトリックを仕組んだのではないかということだ。俺はそう睨んでいるんだがな。実際、それを裏付けるように鑑識によれば部屋の中から今回採取したDNA型しか、つまり今回の女のガイシャ一人分だけのDNAの遺留物しか見つからなかったということだ。指紋も同様一人分だけだ。この前マルさんと一緒に見た派遣会社の契約書にも指紋が無かったということだ。つまり何者かが指紋を拭き取ったということだろう。これが意図的と言わずして何と言おうか」

「ええ、そうですね、確かに意図的と言えますね。しかもその年配の男が部屋に入ったにも拘らず、その男のモノはない…。ということは、その男がここに来たという事実を隠したい。そして連れてきたガイシャの女がその時いたとしたら前からここにいたと見せかけたい…。というかここに住んでいた一条幸恵とすり替えたかったと?」

「そういうことだ。ここには一条幸恵のモノは消されている。ということは誰かが意図して一条を誰か、この場合はガイシャの女とすり替えるためにやったということだ」

「しかし、タマさん、一条幸恵は事件の3日前の2月3日までここで暮らしていたことが住民の目撃証言により証明されています」

「そ、そうなんだよな…、俺の論理でいっちゃうと、1月12日から2月3日まで一条幸恵は髪の毛も落とさず、指紋も付けずに生活していたことになる…。そんなことは絶対に不可能だ。いったいいつすり替わったんだ?。うん…⁉︎、ということは年配の男が来たのが1月11日、恐らくこれは一条幸恵に会いに来ただけなのだろう。これは入れ替わりの打ち合わせというか段取りを決めるために…その後、被害女性が恐らく一人でここを訪れて結果的に一条と入れ替わった。事件の3日前までは一条がいたことが確認されている。ということは事件2日前の2月4日から次の日の2月5日に入れ替わったんだ…。恐らく一条が出て行った後、徹底的な清掃が行なわれたのだろう。これまでの『一条の痕跡』を消すために。そしてここで年配の男、恐らく小林玄太郎としてそれに呼び出されるか何かで被害女性、仮にA子としようか、そのA子がここにやってきた。そして、そのA子はここでは一人で過ごしたんだ」

「どういうことでしょうか?」丸山が疑問を呈する。

「恐らくA子はここで玄太郎と落ち合う約束をしていた。仮にそれが2月4日としてそれをすっぽかされて翌日、といっても実際には翌々日の未明の深夜だが、伊豆高原で水谷と一緒に会おうと言われたのだろう。もっともすっぽかしたと言っても玄太郎は初めからここに来るつもりはなかった。なぜなら彼の痕跡が残ってしまうからな。A子は2~3時間待たされた。いや、もしかしたらここに泊まったのかもしれない。その間に部屋にあったテレビを見ていた。それで被害者の指紋がテレビのリモコンに残っていたんだ。だがそれでは部屋に落ちていた髪の毛の説明がつかない。何本かは抜け落ちたものもあったかもしれないが、短時間でそう落ちるものでもないだろう。おそらく部屋にあった髪の毛のほとんどは被害者が殺された後に犯人がこの部屋に持ってきたものなんじゃないだろうか…?。つまり自然に抜け落ちた髪の毛ではなく人の手によって、人為的に採取された髪の毛である可能性が高い。もしそれを証明できれば…」

「この仮説を証明できます。ただ、小林玄太郎がここに来たという痕跡がありません」

「それは丹念に靴にビニール袋をかぶせるかして部屋に入ったんだろう」

「なるほど」


一行いっこうが埼玉・戸田の一条幸恵の部屋に着くと、児玉は開口一番、

「よし、とにかくこの部屋の髪の毛をとって鑑識に回そう!」と勢いよく言った。

 しかし、即座に「『はい』と言いたいところですが…」と丸山が口を濁す。

「俺たちは、上の許可を得ていない独自捜査だからそんなことはできないと?」

「はい…」

「そういうときのためにな日頃の付き合いがものを言うんだよ。鑑識のゲンさんこと源田壮一げんだそういちとはウマが合ってな、奴に頼めばなんとかうまくやってくれるはずだ。ここは俺から頼んでみる」

 児玉がすかさず持っていた携帯から電話をかける。源田は二つ返事で児玉の頼みを聞き入れてくれた。源田も一条幸恵の行方がようとして知れないことをいぶかしんでいた一人だった。

「よし分かった。署内こっちで解析できるかもしれんが、いざとなれば科捜研にも信頼できる奴がいるから安心しろ。まあ署に送るとまずいから、とりあえず俺の自宅に送ってくれるか。念のため差出人は書かなくていい。ああ、分かっている。おまえらが独自捜査していることは絶対に秘密にする」


 2日後、児玉の携帯が鳴った。源田からだ。すぐに電話に出ると児玉が予想した通りの答えが返ってきた。

「髪の毛には抜き取られたり、ハサミのような刃物で切られたりした痕跡があった。とりあえずこれでいいか?」

「ああ、十分だ。ありがとな」

「いや、礼には及ばねー。捜査一課は、いやそれを含めた捜査本部はこのヤマ、ハナからやる気がないと俺は見ている。このヤマには裏に何かあるぞ。初めは高田宏を逮捕して一件落着としたかったんだろうが、ガイシャの女が一条幸恵でないと分かって誤認逮捕が疑われる状況じゃそうもいかねー。特にうち、静岡県警には袴○事件っていう古傷もあるからな。だから今度は捜査を長引かせて迷宮入りを狙っているそんなところじゃないか。目的はしかとは分からんが恐らくお偉いさんの誰かを守るために…。とにかく上層部はこのヤマ、潰しにかかってる。俺はそう見てる。おまえたちもそう思ってるんだろ?」

「ああ、そうだ。さすが鋭いな」

「まあな、これも長年警察で飯食ってるもんの年の功ってやつかな。うん…、でも、容疑者を検挙できなかったらその責任を所轄の俺たちが取らされる。それでいてお偉いさんたちは何もお咎めなしだ。あっても結託して秘密を共有しているからすぐに救済される。ふざけんじゃねーよ!まったく‼︎。うん…、それで、おまえらが独自捜査してくれてるっていうのは、所轄の、伊豆東署員全員が感謝しなきゃいけないことだと俺は思う。つまり俺たち所轄のモンは確かな証拠を挙げて真犯人を捕まえない限り明日はないってことだ」

「ああ、どうやらそういうことになっちまってるみたいだな。そこまで分かっているおまえさんに折り入って頼みがある。捜査本部の状況がほとんど分からない。何か変だなと思うようなことがあったらすぐに俺に報告してもらいたい。おまえが言った通りこのヤマ、捜査本部はやる気を無くしている。一条幸恵が被害者でなく高田宏が捜査線上からほぼ消えた時からだと俺は見ている。つまりダイヤスタイルの関係者が捜査線上から消えたことがきっかけだ。このことは捜査が別の方向に向かうことを示している。その結果まず疑われるのが水谷が殺される直前まで勤めていた小林園の関係者ということになる。今回小林園が県警の上層部に圧力をかけたということも考えられる。だが社長である小林玄太郎が直に工作したとはあまり考えられん。圧力をかけたとすれば間接的に人を介してと考えるのが自然だろう。そのことも頭に入れて頼めるか?」

「ああ、お安い御用だ。そんなことしかできない俺がちょっと情けない気もするがな」

「そんなこと言うな。大事な仕事だ」

「そうか、他にも何かあったら言ってくれ。できることは何でもすっからよ」

「ありがとうゲンさん。恩に着る」児玉はそう言い、電話を切った。

「ゲンさん、いい人ですね…」と傍で携帯から漏れる声を聞いていた丸山が少し目を潤ませながら言った。

「まあな。それでマルさんはこのヤマ、どう見る?」

「確かに捜査一課の優秀捜査員がやって何も出てこないというのはおかしいですね」

「うん。上層部は何が狙いなんだ?。それに上層部っていうのはいったいどの辺なんだ?。県警本部長レベルの話なのか、それともそれ以上のところなのか」

「県警レベルを超えて事件を潰しにかかっているとすれば、それは警察庁・検察庁ひいては政権中枢ということになるのでしょうか?。もし政権中枢がそこまでやるのだとすれば小林玄太郎だけでなくその政権中枢の誰かを守るために捜査を潰しにかかっていると考えるべきじゃないでしょうか。そうでなければ今回のことは説明がつかない気がします」

「うん、そうだな…。でも、アパートに来た年配の男が本当に小林玄太郎だとしたら、ある程度辻褄は合う。政権中枢とのつながりもあるかもしれんし…」

「ええ…、しかし、いくら小林が経済界、文化界の大物でも、そこまで出来ますかね。玄太郎は政治にも無関心だということを聞いたことがあります」

「うん…。政治と関わりがあるのは普通は土建業者とかだからなぁ…」

「ええ…」

「う~ん…」と児玉は唸って、「とにかく今やるべきことは、一条幸恵の行方と一条と小林玄太郎との関係、小林玄太郎と政権中枢との関係この3点だ」と自分に言い聞かせるように丸山に言った。

「そうですね」と丸山も言って頷く。

「ただ、一条は小林玄太郎の導きで動いている可能性が高いと俺は見る。小林を捜査すれば自ずと一条の行方も分かってくると思うんだ。でも…、しかし、下手に小林に接触すれば…たちまち捜査本部に我々の単独行動が露見してしまう…」

「それなら、タマさん、自分にいい考えがあります」

「うん?」

「自分は、地元新聞社である静岡日報の記者に友人がいます。時々情報屋にもなってもらっている奴です。そいつに頼んで調べてもらうというのはどうでしょう?。ちょうど今は、ある程度自由に動ける遊軍記者をしていますので」

「引き受けてくれそうか?」

「おそらく」

「よし、じゃ頼む」


静岡日報社は静岡市に本社を置く、地方新聞社であった。丸山の友人である田嶋俊二たじましゅんじは本社社会部に所属する記者で新聞社内では一般に『遊軍記者』と呼ばれるものになっていた。

 遊軍記者とは、いわば『何でも屋』とも訳されるもので特定の記者クラブには詰めてはいないが何か大きな事件・事故等の報道テーマが生起した場合には後方から支援に回ることが多い。つまり大きな刑事事件が発生した場合には遊軍記者の多くは警察や検察の記者クラブに所属する記者の応援に投入される。普段の取材活動は遊軍の名が示す通り、ある程度の自由裁量が認められていた。


 伊豆高原殺人事件でも、県内で起きたものとしては近年稀にみる凶悪事件ということで静岡日報も総力取材に近い形で追ってきており、田嶋もその事件取材に投入されていた。しかし、最近は捜査の進展がまるで見られないことから事件報道はすっかり下火になっていた。そこへ降って湧いたように丸山からの話が持ち込まれ、田嶋は勇躍してその話に乗ってきたのだった。

 丸山と田嶋は高校時代からの友人で気心が知れていた。田嶋は秘密は守ると固く約束してくれた。ようやく児玉たちの捜査態勢が整いだした。やがて田嶋が、二人が滞在する都内の宿を訪れ、その中で児玉は一条幸恵のことを含め事件の経緯と自分らなりの推理を順序だてて話した。

「恐らく、一条幸恵は誰かになりすまして今でも生きているんじゃないかと俺は思う。もちろん、もう殺されている可能性もゼロではないが…、たぶん1月11日に訪ねてきたという年配の男は一条とは知り合いだろう。しかもある程度の仲のな…。だからこそ、一人暮らしの一条のアパートにやって来れた。そして、一条と年配の男は恐らく今回の事件では結託している。うん…、まあ、そこまでいかなくてもだ。少なくとも一条はこの事件に利用されていると俺は見ている」と児玉が言った。

「ええ。それでその年配の男とは一体誰なのでしょうか?」と田嶋が尋ねる。

「俺が推理するに恐らく…、小林園社長の小林玄太郎だと思うんだがな。犯行の状況などから奴が犯人であれば今分かっている範囲内ではほとんど…、いや全てにおいて辻褄が合ってくる。あとは動機の解明ができればいいんだが…。それと捜査本部の上層部が我々所轄を小林園や一条幸恵から遠ざけているのも気になる…」

「ええ…、確かにそれも変ですね。にしても…、俄かには信じられません。一条幸恵と小林玄太郎との間にどのような接点があったのでしょうか?。それに小林玄太郎と一条が結託していたとすれば水谷と小林・一条連合の間に何の軋轢があったというのでしょう?。特に一条と水谷は一度は愛しあった仲ですよね」

「うん…、事情はよく分からんが、玄太郎と水谷とではだいぶ人間のタイプが違うようだ。経営姿勢でも積極的なのは水谷で、玄太郎というか小林園の経営方針は慎重そのものだ。その辺も関係しているのかもしれんな。一方の一条幸恵については小林玄太郎と結託しているとは言っても何も事情は知らされずにただ単に玄太郎に利用されただけなのかもしれん。うん…、ご苦労だがその辺も含めてとにかく調べてみてくれないか?。情けない話こちらはほとんど動くことができんのだ…」

「分かりました。当たってみます」

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