魔武器戦闘授業④
この世界には三拳術と呼ばれ
名のとおり、3つの拳術がある
一つは太極拳、太極拳は攻撃に特化した一撃必殺型である。
二つ目は神聖拳は、宗教家の人に多く
カウンターを得意とするカウンター型
3つ目の邪拳は、主に、魔族が使うと言われている速さを重視したスピード型
この三つが主な拳術だ
「さて、第二ラウンドと行こうか」
「僕的には第三ラウンドかな?」
僕はそう言い捨て五十島に向かって走り始めた。
凄い!身体強化してるのに自分の思い通りに体が動く!
「言っとくが、手加減はしねーからな?」
僕は無言のまま五十島の顔に殴りかかる
「遅え」
五十島は僕の拳を掴みそう呟くと僕の顔面に五十島の拳が当たってい
ー五十島sideー
俺は殴りかかってきた俊を返り討ちにしてやった。神聖拳はカウンターが得意、カウンターを入れるには、まず相手の動きを見るのだが、思ってた以上に俊の動きが遅い
「こんなもんかよ」
彼の反応は無い
俊は立ち上がり此方を睨みつける
その瞳は感情の〝か〟の字もないような瞳をしていた
さっきの俊とは違う雰囲気になりやがった、本領発揮ってところか…
「明拳、一の型 “転動”」
!?
俊はいつの間にか俺の懐まで移動し蹴りを放とうとしていた
「く…」
俺はすぐさま後ろに飛び俊の蹴りを最小限に抑える
だが、俊はすぐさま俺に攻撃を仕掛けてきた。
「神聖拳、三ノ型 “受拳”」
俺は俊の攻撃を左肩で受け流し、その反動で俊を殴り付ける。
〝バキ…〟
俊の顔面にクリーンヒットし飛んで行った。俺の足元には俊の歯が落ちている
クソ…痛えな
俺のアゴには傷があった
「あの野郎飛んでいく瞬間俺の顔に蹴り入れやがった」
俺はすぐさま畳み掛けようと俊へと向かう。
「死ねオラ!」
倒れている俊へと拳を放つ
俊のは横へ頃がり態勢を立て直して
俊はすぐさま俺へと向かってきた
先程と同じような攻撃を俺は
受拳で受け流し、またもやカウンターを入れようとした時、俺の拳は空振りしていた
俊は受け流される直後拳の軌道を下にし
左足を軸にして回し蹴りを放っていたのだ
「グハ……」
俊は更に攻撃を仕掛けてくる
蹴りが俺の顔に向かっていたがそれを交わし、俺はすぐさま俊の脚をすくい倒してのし掛かる。
「さあ、公開処刑の時間だぜ?」
俺はひたすら俊を殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る
〝バキ、バキ、パケェ、バキャ、バキ、ガコ、ドガ、バキ、バキャ、ゴキ、ゴキ、…………〟
途中女の子と悲鳴と共に先生が止めに入った
「五十島、止めろそれ以上は戦闘授業じゃなくなる、イジメだ」
「ちぇっ」
俺が俊から離れたと同時に授業の終わりの鐘がなった。
テストが……