魔武器戦闘授業
「よし、みんな決まったならこっちへ集まれ!」
先生の言葉でみんなが集まる
「よし集まったな、
じぁあ今から魔武器戦闘授業を行うぞ!」
「よっしゃ」「うっし!いっちょやってやるぜ」「魔法科にぎゃふんと言わせてやるんだから!」「とことん強くなってやる」「魔装科の下剋上の始まり始まり〜!」
いつもは、やる気のない雰囲気に毎回なっていたが
今回はみな活気付いている
「二人一組になってくれそいつが今日1日のペアな!」
先生がそう言った後あいつが僕の所に近づいて来た
「俊クーンペアになる約束だよなー?」
「僕はそんな約束していないよ五十島」
「あ?お前に決定権なんてねーんだよ」
「そんなに弱いものイジメをして楽しいのかよ!」
「弱いものいじめ?今は授業だぜ?どうせ同じペアになってくれるやついねーんだろ?俺がなってやるって言ってんだよ」
「他にペアになってくれる人だっているはずだ!」
僕は周りを見渡すが、僕らが言い争っていたせいか、みんな二人一組になっていた
僕は五十島の顔を睨む
「ハハハこれで俺とお前しかいねーみたいだなおとなしく俺とペアを組め」
クソ、やるしかないか。
男子たちはクスクス笑っている
見てろよ絶対負けない
五十島はずっとニヤニヤした顔をしていた
「じゃあ今から存分に戦ってくれ!みんな知ってると思うがこのドームは回復魔法陣貼ってあり常に傷付いても大丈夫だ、しかし首を切り落としたり心臓を狙ったりはするなよ?あと、壁も防御魔法陣が貼ってあるから強い衝撃にも耐えるからな!」
皆自分のペアの人と向かい合う
「始め!!」
先生の合図で皆いっせいに戦い始めた
しかし、五十島はまだ戦いにこない
「なぁ俊どう痛みつけて欲しい?」
五十島は、デカイ斧を持って問いかけてきた
「僕がお前を痛めつけてやる!」
「お前ごときが?
クラスビリの戦闘力でか?」
五十島は、ただの威張ってるだけではなくクラス1位という実力がある
『主の相手は氣の質、量、コントロール力はクラスのトップレベルだな!』
そんなの知ってるよ
『やっぱり知っておったか』
ん?今僕喋った?
『喋ってはおらんぞ?我は主に触れていれば心を読める』
あ、そうなんですね!でも、プライバシーとか考えてないですよね?
『考えてない、それよりも我と話してて気づいてないと思うが、五十島という奴がこちらへ殴りかかろうとしてるが良いのか?』
「へ?」
次の瞬間僕は頬に強い衝撃が襲い
後ろに大きく飛んで行った。