グループと動く教えの民
数名の男性と一人の女性が大勢の前にいる
「魔法使いの殲滅、我ら氣を使うもののみ生きる価値がある」
「グラファ油断はするなよ?」
「ははは、油断しても俺は負けねえよ?」
すると、一人の男性が大勢の前に出る
「魔法使いの奴らに、我らの苦しみ、
痛み、悲しみ、そして怒りを思い知らせてやるのだ!」
【オ゛オ゛ォ゛ォ゛ォ゛!】
「ふふふふ、まずは奴らの宝に我らの恐怖を刻み込む
さぁ……
ショーの始まりだ! 」
ー俊sideー
今日は来週の戦闘合宿のグループが発表される日、そのグループで作戦などの準備をする日だ
「さて、グループを発表するぞ!
今からプリントを配るからそれを見てくれ」
僕はプリントを見て一安心する
プリントに書いてあったメンバーは
魔法科
リーダー2A・佐野裕也
・弧野宮真帆
・マリネ・フォント
・鈴木魁斗
魔装科
・松田俊
僕は小さくガッツポーズをする。
去年も真帆と裕也は僕を選んでくれていたので、一様予想はしていた、去年は足を引っ張ることになったが、今年は役に立てそうな気がして嬉しかった。
「それじゃあ、今からグループに分かれて自己紹介に行ってもらう各自リーダーのクラスに行ってくれ」
先生の言葉でクラスのみんなが一斉に動き始める。
すると、二人の女の子と一人の男が近寄ってきた
女の子の方は、愛美さんとサナで男が五十島だった、
僕は異形な組み合わせに驚く
「どうしたの?珍しい組み合わせで!」
すると愛美さんがしゃべり始める
「俊君、戦闘合宿の時私たちと一緒に行動しない?」
「どういうこと?」
「夜グループから抜け出して私たちだけで戦闘合宿を切り抜けるの、強い人が集まればそう簡単に負けないしね」
「だから、五十島も一緒にいるんだね、でも僕は強くなんてないよ」
すると何もしゃべらなかった五十島が喋り始める
「俺の雑用として働くんだよ」
「もー違うでしょ!戦力でしょ!」
愛美さんの言葉に五十島は無反応だった
「誘ってくれてうれしいけど、僕はおとなしく裕也達と一緒にいるよ」
「そうだよね、そういうと思ってたよ。でも、気が向いたり喧嘩したらいつでも言ってね!」
「うん、ありがとう!」
僕はそう言い2年A組へ向かう
教室に着くと、僕以外の人はもう集まっていた
「遅いぞ俊」
「ごめん裕也少し友達に立ち話されてさ」
「へー俊が友達ねぇ、もしかして女の子?」
そう聞いてきたのは真帆だった
「そうだけど、そんな変な話はしてないよ」
「おい、そこの魔装科の…俊といったか?魔法科の我々に馴れ馴れしく話すな、特に裕也様を呼び捨てで言うなど、汚らしい」
そういったのは、裕也の隣にいた青髪の青色の目をした顔はまあまあ、だが貴族って感じの匂いがプンプンしていた
「こらこら、マリネ!そんなこと言わないの、一緒に戦う仲間でしょ?」
「分かったわよ、まあ真帆さん免じて許すわ、ですが戦闘訓練では邪魔にならないように、私たちにしっかり守られなさいね」
僕が言い返そうとすると、それを察知したのか、裕也が話し始める
「じゃあ、みんなが集まったことなんだし自己紹介しようなじゃあ、初めは俊からで!」
「初めまして、僕の名前は松田俊といいます、戦闘訓練では共に頑張りましょう!」
僕が答えた後すぐさま裕也の隣の女の子が話し始める
「私は、マリネ・フォント以後お見知りおきを」
さっきの態度とは全く違くさすが貴族って感じがした
最後に、真帆の隣の男が話す
「俺の名前は鈴木魁斗よろしく」
不愛想だなー
僕たちは、今後のこと、戦闘フォーメーションなどを話し合ったのだった
週末は忙しくて更新遅れると思います!