プロローグ
処女作です。
文章力無いのと遅いのは済みません。改善していくつもりです。
序盤は特にエグいと感じる場面があるかもしれないです。
僕は49365番。エイル。8才だ。
今日は体力審査の日。そして今は脚力を測っている。
「......番」
隣に並んでいた女子が呼ばれた。ちょっと震えているように見える。
僕はダメだろうなと思った。あれは少し太りすぎている。
下を向いたまま動かないのをみていたら、やっぱり警告がきた。
早く走らないと大変なことになる。だけど動けないみたいだ。重い空気がどんどん重くなる。
チャンスを捨てるのかと思った時、とうとう走り出した。
一生懸命走っているけど、走り始めてた時から息が切れている。姿勢も悪くて足も遅い。
ジャンプをする直前で僕は目を閉じた。悪いイメージは要らない。
短い叫び声がし、隣の方から息を呑む気配を感じた。やっぱり最後まで見なくて良かったらしい。
目を開くと、さっきの奴はいなくなっていた。
ここは石で出来た大きな建物の広い通路だ。
今いる通路の真ん中が幅2メートル穴によって仕切られている。
このテストは20メートル先にあるその穴を跳び越えられるかというもの。
深さは分からないけど、きっと浅くは無い。最初に実演してみせた兵士が"落ちこぼれに明日はない"と言っていた。
さっきより穴の縁が少し赤くなったように見えたけど、きっと気のせいだ。
穴の先にこちらと同じ様に子供が並んでいるのはクリアした奴等だ。
横に立っていた兵士が自分の番を告げる。
「49365番」
注目が集まる。体調は悪くない。今までしてきたように深く息を吸い集中し、全力で走リ出す...
ジャンプして直ぐにいけたと思った。そして穴の中を見た時、跳ぶ前に見なくて良かったと思った。
結局足が竦んで着地には失敗したけど、それでも記録は上の方だった。
全ての審査が終わる時には200人ぐらい居たのが80人になっていた。
すれた感じの子供、エイルの視点で書いて見ました。
しっかりした小学3年生の語彙力ってこれくらいですよね・・・?