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世界観設定 文化、生活編

 いままでに幾度か出てきたムートに対する信仰、そしてそのほかの文化、一般生活など。

 宗教:地球の月に相当するムートを信仰するのが唯一存在する宗教。強制力などは弱く、せいぜい心の指針として参考にする、程度のものであるが、その分信仰者が多い。太陽に相当する恒星は王国からでももちろん視認できるはずなのだが、そちらに対しては「敵」のような認識故か、具体的な名前がついていない。

 なぜ月を信仰するようになったか、というのは、太陽の強い光すら淡く清らかな光に変える(この世界ではムートが太陽光を反射することが判明済み)という「慈愛」の精神の象徴とされるから。



 文化:地球と異なり、科学の歴史ではなく魔法の歴史と言っていい。魔法の発達は古くからあり、一説によれば種族が種族として明らかな差がなかったようなころから使われていたとか。また、もともと会話、その他による意思疎通が可能だったのが一種族間ではなかった為、人間などと異なり排他的な思考ではなく、種族間の壁を越えての結婚などもある。侵略性も強くない。しかし、国同士が離れているため、三国間での交流は滅多にない。一部の者による内部闘争などが度々発生する。



 暦:一日は24時間、それが400日で一年となる。また、この国にも季節が存在し、日差しが強くなり気温が高くなる温暖期が約120日間。次いで一気に湿度が低くなる乾期が約80日間。日差しが弱くなり気温が低くなる寒冷期が約120日間。そして湿度、雨天が多くなる雨期が約80日間訪れ、温暖期に戻る。ムートの力が弱くなり太陽が活発化するとされる温暖期には、ムートの復活を願う祭日が。逆に寒冷期には活発化しているムートを祝う祭日が行われる。乾期と雨期にも小規模な祭日があり、こちらはムートの恵みに感謝するというもので、地球でいう収穫祭に近しい。多くの作物はこの二期に育ち、収穫を迎える。



 生活:基本的に太陽、ムートのリズムに合わせ生活する。日常生活でも魔法は使われるが、属性に依存する魔法がほとんどであり、基本的には水晶体の物質に込められた特定の属性の魔力を使って道具を介し魔法を行使する。たとえば、料理に火を使う場合は火属性の魔力が込められた水晶体を器具にセットすれば、その場に炎が生まれる。火力の調整などができるのは魔法行使者のみであるため、調整は不可能ではある。

 学校のような施設も存在し、王国の場合こちらに子供を通わせる時には援助を得ることができる。ほとんどの家庭は自営しており、他の街まで営業範囲を伸ばしているものもいることにはいるが、大抵は生活圏内にとどまっている。

 金銭については硬貨を用いており、基本的に10枚ごとに一つ上のランクがある。上のランクに行くほど大きさを増す。額は刻印されているが、すべて魔法管理であり、不正使用することはすなわち王城に存在する中央管理室に自らの情報を垂れ流すことになる。魔法管理には専用の応用魔法が必要で、その分給与も高い。

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