世界観設定 基本的地理
続いては世界地理。さあさ、行きますよー
国の広さは地球のロシアと同等か少し広い程度。東西に長い長方形に近い。周りは海に囲まれ、北や西に行くほど山が、南や東に行くほど平地が多くなる。中心地から少しだけ東に行ったところへ巨大な湖が存在する。その湖は大魔法樹の主幹が存在するとか。
本来はすべて一つの国なのだが、東から七分の四ほどのところから魔王軍と名乗る者達が占拠してしまっている。王国政府は本国であることに変わりはないとして、向こうからの行動がない限りは特例を除いて攻撃しない姿勢。魔王軍というのが本来王国国民だったのだが自身が落ちこぼれてしまった際に立ち直ろうとすらせず、現王国に責任があると反乱を起こし始めたのが始まり。デルビ・アリエという昔から不気味な場所だったそこに拠点を構え、今は戦争状態になっている。
王国にはこれといった名前がない。と、いうのもこの王国も属する星は、この王国を含めて3つしか陸と国がない。それ故、王国、帝国、連邦国と呼ばれ、それぞれの長は代々K,E,Uのミドルネームを受け継ぐ。それら3つの国は海で隔離され、行き来はできるもののとてもではないが戦争ができるほど近くない。ゆえに、三国間は基本的に友好関係を結んでおり、それぞれの民は簡易的な手続きさえ踏めばいつでも移住、旅行が可能である。だが、言わずともお金はかかる。
また、三国間が友好関係にあるからこそ王国は魔王軍との関係に神経を集中できるということでもある。
以上の通り巨大な国が3つもあるこの星は、無論地球より大きい。2倍弱といったところであるが、中央の核がより高密度なのか、重力は地球とそうそう変わらない。しかし、大気が多少薄い関係で、空の色の変化は地球より乏しい。しかし、それはそれで趣のある変化を楽しむことができる。ちなみに太陽方向は同じらしい。
ちなみに太陽を崇める文化はなく、どちらかと言えば月的存在のムートを崇める文化がある。故にか、太陽に名前はない。本作では便宜上日だとか太陽だとかであらわされる。