第100話 コロッケ
しろちゃん「おじさん、今年に入ってからコロッケ何度目の値上げだよ?(笑)」
店主「ごめんね、材料費がドンドン上がってるもんだから。1個オマケしといたからね、みんなには内緒だよ?」
しろちゃん「え、いいの?ありがとう〜♪」
店主「あ、いらっしゃい♪そちらは何にします?」
ノミ「コロッケを2つください」
しろちゃん「あら、ノミさんもここのコロッケ買いに来るんだ!?」
ノミ「しろちゃんもかい?」
しろちゃん「うん♪ここのコロッケの味はウチでは作れないからね(笑)絶妙な甘さがまた美味しいんだよ♪」
ノミ「わかる(笑)」
そして。
ブライアン「ちわー♪」
しろちゃん「あら、ブライアンまで?(笑)」
ブライアン「なんだ、しろちゃんはともかくコイツまでいるとは、、、」
ノミ(チラッ)
ノミ「えーと、コロッケをあと12個追加で」
店主「あいよ。で、そちらのお客さんは?」
ブライアン「コロッケを、、、って無いじゃないか!?」
店主「今から作るから、時間は少しかかるけどね」
ノミ(ニッコリ笑)
ブライアン「な?しろちゃん、コイツはこういう奴なんだよ」
しろちゃん「まぁまぁ二人ともケンカしないの(笑)そもそも、なんでブライアンとノミさんはそんなに仲が悪いの?」
ブライアン「コイツはな、一見穏やかそうに見えるがこの世に悪魔が降臨してきたような奴なんだよ。進めばもちろん罠、逃げても罠、動かなくてもやはり罠、その存在そのものが【罠】なんだよ。しかもどれ一つ証拠も残さなければ、捕まえることさえできない。どれだけ酷い目にあわされてきたことか、、、」
ノミ「ひっかかるのが面白くてさ、つい(笑)ごめんね♪」
しろちゃん「んもう、ブライアンにもコロッケわけたげるから仲良くするだよ?っても2個だけだよ、うちも大所帯なんだからさ」
ノミ「そんなヤツに貴重なコロッケをあげなくていいよ、しろちゃん。みんな食べざかりなんだしね」
ブライアン「お前がとやかく言う筋合いは無いだろ?」
ノミ「だからさ、コレをあげるって言ってるの♪ブライアンもここのコロッケ好きなんだろ?」
ノミはそう言ってブライアンに10個入りのコロッケの袋を手渡した。
ブライアン「、、、」
しろちゃん「えー、ノミさん優しい〜♪ブライアン、こういう時は素直に有り難くもらっとくもんだよ?おそらくノミさんはそのつもりで買ってくれてたんだよ、たぶん(笑)」
ブライアン「ほ、ほんとに良いんだな?裏があっても取引とかには応じないぞ?しろちゃんが証人だからな?」
ノミ「ヤレヤレ。さっきの君の言葉を借りさせてもらうと、貰っても罠かもしれないけど貰わなくても罠かもしれない。だったらコロッケのぶん、貰っといたほうが正解なんじゃないかな?。僕に言わせればブライアン、君も存在そのものが筋肉だしね。アッハッハ(笑)」
しろちゃん「ヤレヤレ、男ってやつは素直じゃないねぇ(笑)でもそういうのちょっと憧れるかも♪そんじゃ、私は?」
ノミ&ブライアン「え?」
しろちゃん「私はアナタたちから見て何なのさ?存在そのものがってヤツよ(にっこり)
なんだよ、二人とも仲間だろ?」
ノミとブライアンはチラッと、お互いのほうを見る。
ノミ「しょうがないね、しろちゃん相手に誤魔化しは通用しないだろうし」
ブライアン「たまにはお互い手のうちをさらけ出すのも良いだろうよ?おそらく答えは同じだしな」
しろちゃん「ワクワク♪」
ノミ&ブライアン「しろちゃんはね、その存在そのものが【バグ】なんだよ」
しろちゃん「ンー(汗)それって、褒められてるの?それとも駄目な意味で?(笑)」
ノミ「大丈夫、けして悪い意味では用いてないから(笑)ね、ブライアン?」
ブライアン「あぁ、まぁ。だから悪い奴らには当然近づけさせられない。それに実際、何が起きるのかは誰にもわからないことなんだ。ただ、しろちゃんが今現在、存在しているということはこの世界にとって何らかの意味があってのことなんだよ。かつてバグと思われた連中がこの世界に何かをもたらしたように」
しろちゃん「ンー、まぁいいや♪自分、別に何の目的もないしね(笑)さぁコロッケが冷めないうちにみんなお家に帰ろう♪」
こうして、シロツメクサのしろちゃんは特に100話を記念するわけでもなくコロッケのお話となりましたが、作者の性格を他作品などで知る読者様ならよくご存知でということで。めでたしめでたしなのでした♪




