第96話 戦光 VS 巨大 ヒドラ&サカサクラゲ 南海大決戦
シロウ「え、それどういうこと?うん、、、あらまぁ。ンーわかった。じゃあ、コチラはコチラでなんとかするよ」
博士は電話をきると頭を抱えた。
あんこ「どうしたの?」
シロウ「今、ノミくんからかかってきた電話のことなんだけどね。黙示録の緊急事態だそうだ。しろちゃん、急で申し訳ないけど早速準備に取りかかってくれないか?四葉ちゃんもサポートできたらお願い」
しろちゃん「しろたんのお迎えまでなら大丈夫だよ♪」
四葉「同じく」
そして、二人は博士と一緒に地下の施設へ
シロウ「着いたよ、格納庫だ」
しろちゃん「ここはまだきたことない所だね」
セキュリティロックを外して中に入るとソコには等身大スケールの戦光が(第60話参照)
しろちゃん「うっそ、これマジ!?いつの間に作っちゃったの?」
シロウ「ミニチュアモデルはシミュレーター用で本命はコチラというわけさ」
四葉「私は何を?」
シロウ「しろちゃんと一緒にコイツに乗り込んで狙撃のほうを頼む。しろちゃんは操縦できるよな?」
しろちゃん「うん、まぁ」
シロウ「黙示録の実験体が日本近海で暴走しているらしい。目標地点は俺がナビゲートするから後は頼む」
しろちゃん「またなんでそんなことに、、、?」
【それは数ヶ月前のこと】
ノミ「会長、施設の片付けは概ね終わりましたが、コチラはどうします?」
会長「うん、可哀想だけどそのまま置いておくってわけにはいかないよね?たとえば海に逃してあげるとかできないかな?」
ノミ「生態系に影響が及ぶかもしれませんから、私からはなんとも」
会長「ンー、じゃあ何処か遠くの海に放流するのとかってのはどう?ずっと研究を手伝ってくれた、この子たちを自らの手で処分するというのは、しのびなくてね。自然淘汰ならそれはそれで仕方ないし」
ノミ「わかりました、ではそのように手配致します」
【そして現在に至る】
ここは海上自衛艦の船上。艦長の覗く双眼鏡には巨大なヒドラとサカサクラゲの暴れる姿が。
自衛官「艦長、目標を包囲しました。後はどうしますか?」
艦長「我々はこのまま此処で待機、他の船舶や航空機が近づかないよう注意をはらうようにする。後はアチラでなんとかするそうだ。いいか、俺たちは何も見てないし任務が終われば全てを忘れるようにと全員にも伝えろ。これは不発弾の撤去作業だ、いいな?」
自衛官「了解」
一方、目標地点上空では。
シロウ「というわけで、政府は事態が大きくなる前に収拾するようにとのことだそうだ」
しろちゃん「いや、十分大事になってるよコレ(笑)」
四葉「でもせっかく逃してあげたのに始末してしまっていいの?」
シロウ「今回装備しているその銃にはメラトニン系の大型麻酔弾が入っている。捕獲と撤収はノミくんら黙示録がおこなうそうなので後は任せてくれたらいい」
しろちゃん「了解。じゃ、四葉ちゃん早速とりかかろう♪自分がギニギニまで接近するからヒットアンドアウェイでよろしくね」
四葉「了解。私は死なないわ、あなたが守るもの」
シロウ「ではヘラクレス作戦開始!」
しろちゃんの操縦で蝶のように舞い、四葉ちゃんが的確に蜂のように刺す射撃で二匹の巨大生物は徐々に落ち着いてきたのでした。
しろちゃん「これでヨシ!かな?」
シロウ「よくはないけどね(笑)でも、もう後は黙示録に任せて帰還していいよ♪戦光も極秘だから」
しろちゃん&四葉「了解♪」
一方その頃、世界一周クルーズ中の会長と奥様は。
会長「へ〜、日本近海で不発弾の撤去作業やってるんだって。ニュースでやってる」
奥様「あら、なら帰る予定が延びる可能性がありますわね」
会長「それはやだなぁ、日本が恋しいです。でも自衛隊の方々が頑張ってくれてるのに感謝しないとね♪」
ともあれ作者も読者の方々も【原因は会長だけどな?】という気持ちで一つになれたということでめでたし、めでたしなのでした♪




