第94話 爽早のシーレーン
シロウ「ただいまぁ〜」
あんこ「みんなにお土産買ってきたよ♪」
しろちゃん&四葉&しろたん「おかえりなさい♪」
シロウ「みんなも一緒に温泉に来れば良かったのに」
しろちゃん「なんだっけ、そういうの野暮って言うらしいよ。ね?四葉ちゃん」
四葉「コレは水入らずって言うのよ。しろたんも夢の国でお疲れだったし」
あんこ「前から思ってたけど、四葉ちゃんってしっかりしてるよね?」
四葉「使命感です」(お茶を入れながら)
しろちゃん「お土産どれどれ?あ、銘菓観音寺!やったー♪」
シロウ「フフン、お前好きだろ?せっかく銭形を見に行ったからには買わないとな」
しろちゃん「駅でも売ってるけどね」
四葉「しろちゃん!シ〜」
あんこ「えぇ〜、そうなの!?小一時間かけて、お店探したんだけど」
シロウ「まぁいいじゃないか、楽しかったんだし♪」
そして。
あんこ「海の見える露天風呂がとても綺麗で良かったのよ♪」
シロウ「それがな、露天風呂に水風呂があるのかとおもったら池でさ。俺、あやうく浸かるとこだったんだよ(笑)」
しろたん(ケラケラ笑)
しろちゃん&四葉「あっ」
シロウ「ん、どした?」
しろちゃん「博士、それ3個めだよね?コレ15個入りだから」
シロウ「ん?5人だから3個ずつであってるだろ?」
しろちゃん「博士、おじいちゃんポジションなのに」
シロウ「え!?我が家では俺もうそうなってんの?てか、おじいちゃんポジションになるとそうなるの?」
しろちゃん「しろたん、博士にあげていい?」
しろたん「うん♪博士、どうぞ」
シロウ「しろたん、、、」(じ〜ん)
あんこ「あの、私は?」
しろちゃん「やってみ♪ホレ」
あんこ「しろたん、私ももう一個いいかな?」
しろたん「うん♪いいよ」
あんこ「なぜだかわからないけど嬉しい♪」(じ〜ん)
しろちゃん「ね?そうやって世のジジババらは孫の喜びというものを実感するんだよ」
シロウ「なるほど、勉強になったわ。でもジジババて(笑)」
あんこ「でも嬉しくなるってそういうことなのよね。ちょっと悲しいけど(笑)」
しろちゃん「博士、うちはまだ扱いが良い方だとおもうよ?会長なんかアロワナの餌以上アロワナ以下だもん」
シロウ「そしてあの女帝だもんなぁ。あんこも怒らせたら怖いけど怖さの質がまた違うんだよな」
あんこ「それって褒めてるつもりなの?(笑)」
一方その頃、世界一周クルーズのサンセットディナー中である会長と奥様は
奥様「あなた見てごらんなさい。アレ、シャチじゃないかしら」
会長「へー、こんなところを泳いでたりするんだ。ところでシャチって人を襲ったりするのかな?」
奥様「さぁ。あなたが今、我慢して食べてるそのブロッコリーみたいに、ちょっとだけ食べるんじゃなくて?」
会長「なら食べなきゃいいのに」
と、この夕陽をあと何回見れば日本に帰れる日が来るのだろうと思う会長と、サンセットクルーズの夕陽が会長の頭と重なって太陽が2つ並んでるように見える現象を堪能する奥様なのでした。めでたしめでたし♪




