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第93話 転生したらブライアンだった俺は、しろちゃんという悪魔にメロンソーダをしこたま飲まされたけどなんだかんだ友達なわけで



ブライアン「やめろ、やめてくれ〜!」


しろちゃん「アッハッハ!なら全て吐いちまいなよ♪ほらメロンソーダのおかわりだよ?」


 ガバッ


ブライアン「ハァハァ。また、あの悪夢か。あれから毎晩うなされやがる」


しろちゃん「よう」


ブライアン「しろちゃん!なぜここに!?」


しろちゃん「いや、調子悪くて寝込んでるって聞いたからさぁ」


ブライアン「それは、、、おまえのせいだろ?」


しろちゃん「正直、やりすぎちゃったかなと少しは反省してる」


ブライアン「少しは、、、ね」


しろちゃん「うん、でもね?

もしブライアンがどうしてもお腹が空いて冷蔵庫のプリンを食べちゃったとするじゃない?でも自分は責めたりしないよ」


ブライアン「冷蔵庫を勝手に開けて食べたのか?俺のプリン」


しろちゃん「うん、でもね。ちゃんとその理由も説明するからさ。ブライアンが知りたい事、特別に教えてあげるし」


ブライアン「わかった」


しろちゃん「実はね、、、」



【以下、しろちゃんの説明】



 ピンポーン


魔王「いないと言って」


手下「いやそれが」


魔王「今週、これで何組み目だよ?」


手下「覚えてないですけど。でも出てくれないと帰りそうにないんでお願いします」


魔王「はぁ」


 そして。


魔王「うぉ!?何人いるのよこれ?」


手下「さぁ」


集団「ワイワイガヤガヤ」


魔王「あのさ、受信料のことだったらちゃんと払ってるからその件なら帰って!」


 何人かはゾロゾロ帰る。


魔王「それで勧誘とかなら悪いけど今そんな気分じゃないし、今週ずっとお腹痛いし。

あとわかってると思うけどココ魔族の城じゃん?信仰心あったら逆におかしいでしょ。わかったら帰って!」


 また何人かはゾロゾロ帰った。


魔王「てことは残った君たちは、自分と戦いに来た人?あのさ、夜働いて昼寝てる人も世の中にはいるんだよ。百歩譲ってピンポン押したら奇襲にもならないよね?今週それで何度も叩き起こされて、こっちはいい加減にしてほしいのよ」


集団「そんな事言われても」


魔王「もういい、もうわかった。なら世界中の人間全員を異世界に転生させちゃうからね。お前ら全員どっかに飛んでけ〜!」


【しろちゃんの説明 以上】


しろちゃん「てなわけよ」


ブライアン「なんの話それ?」


しろちゃん「みんな薄々とは気づいてると思うけどさ、異世界に転生したらじゃなくて、異世界から現実(こっち)に飛ばされてきたんだよ」


ブライアン「そうなの?」


しろちゃん「うん。それぞれ転生する前の世界のことを記憶の片隅に残してたりするから、それで今そういう作品がそこかしこで書かれてたりするの。だからアッチじゃなくてコッチでなんとかしないと」


ブライアン「、、、俺は転生する前、斧使いの戦士とかだったりする?」


しろちゃん「惜しい、丸太小屋に住んでた木こりだよ。長年連れ添った友達が結婚しちゃって、うちひしがれてさ。でも転生してきて捜査官なんだから、まぁいい方なんじゃないの?中には前のほうが名のある勇者とかだったのにコッチにきて何十年も自分探しをしてる人もいるくらいだし。異世界から転生してきた人が異世界に転生したらってもう何がなんだか」


ブライアン「そうか(笑)言われてみればそうかもなぁ。俺は今の仕事を引退したらログハウスにでも住んで何処か海の見える丘で絵描きをするのが夢なんだ」


しろちゃん「ね、なんとなくそんな気してきたでしょ?そうそうコレ、ブライアンに夢の国のお土産を持ってきたんだ♪」


ブライアン「ありがとう、千葉に行ってきたんだ?」


しろちゃん「うん、ちょっと遠かったけど。だからね、ブライアンも早く良くなってよ♪また来るからね」


ブライアン「お、おう♪」


 しろちゃんを見送ったあとブライアンは、ふと思ったのでした。【だとしたら、その話に出てくる魔王こそが、しろちゃんなんじゃないんですかね】と。めでたしめでたし♪






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