表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
87/128

第90話 天下一会長大会 後編



 予選のクイズ大会が終了し、会長は控室でうなだれていた。軽い酸欠状態(チアノーゼ)の症状も出ており、医療スタッフに棄権の申し出をしようと思っていたところなのでした。


会長(そうだ、忘れていました。私は最初、ぺこらちゃんが欲しかったんですよ。ライブとか見たことも無いし全然知らないけども。ただなんとなく、ぺこらちゃんが欲しくなって気がついたらジュエルを全て使い切ってしまっていた。でも最後の最後に11連ガチャでノエルちゃんが出たのでした。いやノエルちゃんもなかなか良いじゃないか、斧使いだし。てかまだノエルちゃんを使ってないんだった。だから、、、こんな所でヤラれるわけにはいかない。愛とは、、、手に入らないものより、手に入るもののこと)


と、わりとどうでもいいことを考えていると。


しろちゃん「会長〜、もう死にかけじゃん!(笑)でもこんなこともあろうかとおもってね、急いで会社から良いものを持ってきてあげたよ♪」


会長「その声は、しろちゃん!?なんでここに?」


 そして。


アナウンサー「ではこれより天下一会長大会の決勝戦を開始致します♪なお予選でだいぶ時間がおしたため、予定のトーナメント方式を改めバトルロイヤル方式にさせていただきます」


会長一同「無茶苦茶過ぎるよ、、、」


アナウンサー「ルールは簡単、グラウンドに設置されたそのリングの上で最後まで残った方が優勝です♪それぞれの会長は得意な武術などを駆使して他の会長をやっつけてください」


会長A「正直しんどいけど、格闘技なら私の得意な分野だ」


会長B「会長Aは強そうだから後回しにして、体力が落ちてきた所を一気にいくか」


 そんなそれぞれの会長の思惑が交錯するなか、我が会長の異様な登場姿に場内は騒然とするのでした。


会長「ホー、ヒュー。ホー、ヒュー」


しろちゃん「もしもし、会長聞こえる?」


マスクについてるヘッドフォンスピーカーから、しろちゃんの声が聞こえてきた。


しろちゃん「どう?息が楽になったでしょ?」


会長「うん、でもコレ全身着なきゃいけないものなの?それにルール違反にはならないの?」


しろちゃん「会長、あがり症だからその方が良いかなって思って♪大丈夫、レギュレーション違反にならないか運営にも確認したし、他はただのコスプレと全く変わらないから安心してよ」


会長「え、見た目だけなのコレ?」


 そんなやりとりなど、他の連中からすればホー、ヒューという音を発する暗黒卿の姿でしかなく。


会長A「アイツはヤバそうだな。武道経験者の俺からして只者ではなさそうだ。俺でなきゃ見逃すところだが」


会長B「予選で削られた体力を考えると一番手強そうなAは後にして、二番めにヤバそうなのを倒して他の連中の戦意喪失をはかるか」


会長一同「真っ先にアイツから行くか、、、」


 と、我らが会長いきなり窮地に追いやられる模様。


アナウンサー「バトル開始ぃ〜!」


 鐘 (じゃ~ん♪)


 一斉に我が会長に襲いかかる他の会長たち。オロオロする我らが会長。


しろちゃん「なんかうちの会長、ハムスターみたいにわちゃわちゃしてて草(笑)」


会長「あ、やめてぇ!なんで?なんでみんなで私に集中するの?やめて、変なとこ触らないで!」


 他の会長は一致団結して暗黒卿をリング外に運び出し場外アウトにしようとしたのでした。


会長「あぁ、もみくちゃにされて意識が遠のいてく、、、」

 

謎の声「よう、ギニギニ間に合ったか。待たせたな♪」


会長「その声は、、、ンー(気絶)」


 リング外に放り投げられる寸前、我が会長はひらりと交わすとその場にいた他の会長数人をあっという間にねじ伏せたのでした。


奥様「あのCQC(近接格闘術)の動きは!?あれは在りし日の憧れのあのお方のよう」


会長A「やはり、只者ではなかったか!?」


会長B「だがヤラれたのは会長四天王のなかでも最弱の連中よ」


会長「さてと、とりあえず倒した連中はリングアウトにしといてと【会長共は皆○しだ】」


会長B「いや、あなたも会長でしょうが!?A、君の出番だ!」

 

会長A「ズルいぞ、お前が先に行け!」


会長「ま、どっちが先でも同じこった。スレイ!(斬)」


 結局、たいした見せ場もないまま、会長AもBも暗黒卿に次々と場外へと投げ飛ばされてしまいました。

 

謎の声「さて、コレで借りは返したぞ、犬小屋の人よ(第74話参照)アンタの体は返しておくからな、じゃあまたな♪」


 そして。


アナウンサー「試合終了〜!第一回天下一会長大会優勝者は【黙示録の会長】に決まりました♪」


奥様「あなた、あなた!大丈夫?」


会長「ん、その声は、、、【ベアトリーチェ】!?」


奥様「その名前、久しぶりに呼んでくれたわね♪」


しろちゃん「会長の奥さんてベアトリーチェって言うんだ!?」


おちょぼん「おばあちゃまはハーフなの♪」


アナウンサー「では優勝されました会長様には副賞としまして、世界一周クルーズの旅をペアでご招待♪【奥様と是非ご一緒に】行ってくださいね♪では閉会と致しま〜す」


 観客 (ワーワー、パチパチパチ!ヒューヒュー♪)


会長「え、今、、、なんて!?」


奥様「さようでございますわね、せっかくですからお供させていただくわ。あら?主人は嬉しさのあまり気を失ってしまったようですわ♪(笑)」


 こうして会長は天下一会長大会の第一回優勝者となり、この大会に第二回などがあるかは誰にもわかりませんが、番外編にて続きをどうぞなのでした♪



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ