表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
84/124

第87話 おちょぼんのひな祭り


おちょぼん「いらっしゃーい♪しろたん、来てくれてありがとう♪」


しろたん「うん、良いの?」


おちょぼん「もちろんよ!さ、上がって上がって♪」


 おちょぼんは、しろたんの手を引きながら自分の部屋に通したのでした。


しろたん「うわー、凄い♪これなに?」


おちょぼん「おひなさま♪しろたんに見せたくて」


しろたん「ありがとう♪とてもきれいだね」


おちょぼん「おばあちゃまの子供の頃から受け継がれたものみたい。ママが飾ってくれたのよ♪」


おちょママ「しろたん、いらっしゃーい♪ケーキもどうぞ」


おちょぼん「今日はね、ひな祭りなんだけど3月3日は私の誕生日なの♪」


しろたん「えー!?おめでとう♪でもごめん、聞いてなかったから何もよういしてない」


おちょぼん「いいのよ♪そんな気を使わなくても。来てくれるだけでうれしいんだから♪」


しろたん「、、、。そうだコレ、おちょぼんにあげる」


 しろたんはそういうと、ポケットから何かを取り出した。


おちょぼん「なにかしら?」


しろたん「サンタさんにもらったの。何かよくわからないけど、たぶん良いものかなとおもって(笑)」


おちょぼん「そんな大事なものを!?ダメだよ、いただけないよ!」


しろたん「良いの、しろちゃんからも貰ったから♪」


おちょママ「ふむ。ちょっと貸してみて」


 おちょママはそういうと、サンタさんからのプレゼントを色々と触ってみるのでした。


【、、、コロン♪コン、ポロン♪】


おちょ「これ、オルゴールみたいね?」


おちょぼん「とても素敵な音♪」


しろちゃん「じゃあ、あげる♪」


 おちょぼんは少し戸惑いながらも、しろたんからのプレゼントを受け取り喜んだのでした。こうして、しろたんとおちょぼんのひな祭りと誕生日は素敵な一日となりました。そして、


おちょママ「オルゴールのプレゼントの意味、二人ともわかってるのかしら(笑)」


と、おちょママのニヤニヤが止まりませんでしたとさ。めでたしめでたし♪

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ