表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
83/128

第86話 春よ来い来い、しろちゃんファミリー



しろちゃん「で、一応両面をフライパンで焼きましたが、このままだとただのお好み焼きです」


しろたん「のこのみやきです」


しろちゃん「弱火でじっくり焼くと焦げにくいけど、中まできちんと火が通ってないとお腹をこわすかもしれないからね?なのでレンジで追い熱を入れます♪」


しろたん「はぇ〜!」


 そして、ほどよく焼いたお好み焼きをお皿に乗せ、レンジに入れてスイッチを押す二人。


しろちゃん「でもまだこのままではマグマお好み焼きとは言えません」

 

しろたん「のこのみやき言えません」


しろちゃん「しろたん、気をためるんだ!」


しろたん「ハァ〜!」


しろちゃん&しろたん「いくよ!マー、イー、クー、ロー」


しろちゃん「波ー!!」


しろたん「はー!」


しろちゃん「波ァー!!しろたん、もっと強く!それでは勝てねっぞ」


しろたん「アー!!!」


 レンジ【チン♪】


しろちゃん「よし!出来たぞ。しろたん、ソースとマヨネーズかけて食ってみろ。うめーぞ♪」


しろたん「あつ、あっつ。のこのみやき出来たー♪美味しい」


四葉「またなに二人でバカなことをやってるの(笑)そんな大声出したらご近所に迷惑でしょ?」


しろちゃん「あ、四葉ちゃんいたの?オラ、しろたんと料理の修行をしてたぞ」


四葉「うん、ずっと見てたよ(笑)でもまだ一人で料理はやらさせちゃだめよ?しろたんも危ないからね、わかった?」


しろたん「うん♪わかった!」


四葉「それで宿題は終わったの?」


しろたん「まだ」


四葉「ん〜、のこのみ焼き食べたら見てあげるから。まったく、しろちゃんと言い、しろたんもなんで勉強がそんなに嫌いなのかしら?しにあんさんは勉強できてたはずなのに」


しろちゃん「四葉ちゃんまで【のこのみやき】になってら(笑)さぁね、異世界に転生したら、やる気スイッチがなくなったんじゃない?」


四葉「そんな、なろうみたいな。でも楽しいことはすぐに覚えられるのにどうしてかしらね?」


しろちゃん「みんなが勉強できたらテストする意味が無くなるから勉強はあえて楽しくないようにできてるんだって博士も言ってたよ」


四葉「やっぱり博士の影響かしらね。まだ早いとは思うけど将来が心配なのよ」


しろちゃん「あー、でもこれから、しろたんが大人になる中で世の中もまた変化するから今はまだ生まれてないお仕事とかが新たに出来るかもしれないし、昔からある職業がこの先残るかもわからないよ?しろたん、今は何になりたいんだっけ?」


しろたん「えびふーらいそうさかん」


しろちゃん「だって(笑)FBIかぁ、良いんじゃない♪」


四葉「あ〜、コナンくんの影響でしょ〜?それこそよほど勉強できないと無理でしょ?」


しろちゃん「案外そうでもないんじゃない?ブライアンでもなれるくらいなんだし」


四葉「え、マヂ?それって何処情報?」


しろちゃん「本人から直接聞いたんだよ。ブライアンは3時間くらいかかったけど教えてくれたよ♪教えて、教えてよ〜その仕組みを♪」


四葉「ならホントみたいね。3時間も耐えるなんて、さすがFBIってとこかしら」


しろちゃん「しろたん、センスあると思うよ。親の欲目抜きにして」


四葉「どのへんが?」


しろちゃん「本物のヲタクかどうか見分けられるんだよ♪ねぇ、しろたん?」


しろたん「へ?うん♪」


四葉「ふ〜ん、どこでソレが役に立つのかわからないけど。本物と偽物のどこが違うの?」


しろたん「ふくとか」


四葉「え〜、だいたいチェック柄とかじゃない?スーパーの衣料品コーナーとかにある親が買ってきたまるだしの」


しろちゃん「惜しい。けど甘いね〜、役づくりでボディメイクを頑張りましたとか言ってるわりに肝心の演技のディティールの甘さで、只のナルシストなだけだろって俳優くらい世の中の見識が甘いよ。だからブライアンの同僚みたいに尾行がバレてとっ捕まったりするんだよ。ねぇ、しろたん?」


しろたん(のこのみやきを食べながらコクンと頷く)


四葉「あーそれでブライアンさんまで?かわいそうに。酷いことしてないよね?」


しろちゃん「うん、友達だもん♪けして非人道的なことはしてないからね?メロンソーダをひたすら飲むとかそんなだよ、サイコブレイクな感じで(笑)」


四葉「なら良いけど。で、本物とどこがどう違うのよ」


しろたん「ほんもの、色あせてる」


しろちゃん「ヲタクの服は元々の色とは違うんだよ。長年同じ服を着続けた経年劣化、ソレに洗濯の色落ちや日光焼けでしか現せない色のムラとか染料の変化というナチュラルヴィンテージだから。紫とおもってたら大間違い、元は焦げ茶色。人生と同じで色あせてる」


四葉「はぇ〜。しろたん、作家のほうが向いてるんじゃないかしら?科捜研でも勉強必要だし捜査官は危険だもん。しろちゃんみたいなのを相手にすることもあるんだし」


しろたん「え?やだ」(首を横にふる)


しろちゃん「も〜、せっかく将来が見えてきたのにイチからやり直しだよ〜(笑)」


 こうして、しろちゃんファミリーは立春もいつものように楽しい一家団欒の一時を送るのでした。めでたしめでたし♪



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ