第79話 しろちゃんたちのハッピーハロウィン♪
どこかで見たような記憶がある話ですが時期ネタとしてギリギリだったもので特に何も考えずに書きました。
おちょぼん「ただいま〜!はい、おじいちゃま。これ学校で作ったハロウィンのお菓子の【お供え】」
お父様「ありがとうねぇ♪」
おちょママ「さぁどうぞどうぞ♪」
シロウ「いやぁ、しろたんだけじゃなくて我々もお呼ばれしてほんとによかったんですか?」
おちょママ「ええ、もちろんです♪おちょぼんもそのほうが喜びますし、お母様も是非にと申されておりますので」
お母様「今日の運動会は楽しかったわね♪。それでお食事のほうは?コレなの?」
おちょママ「ええ、、お母様。それが私も他のものがよろしいかと思ったのですが、おちょぼんとしろたんちゃんがコレが食べたいと言うものですから」
おちょぼん「おばあちゃま、今日はハロウィンだからフライドチキンをみんなで食べたいと思ったの♪」
お母様「まぁ。クリスマスならまだしもハロウィンにフライドチキンを食べるというのははじめて聞きましたけども。でも子どもたちがそういうのならね。大人のみなさんには申し訳ないけれども」
シロウ「いえいえ、みんなで楽しくお食事ができれば良いじゃないですか。ねぇ校長先生?」
お父様「うん、そうですね♪」
お母様「じゃあ、チキンを取り分けしてくださる?私は小さめのでお願いしますね」
おちょママ「はい、お母様♪」
こうして各自にフライドチキンやビスケットなどが配られ、お父様のお皿にはチキンクリスピーだけがのせられたのでした。
お父様「コレ、骨がついてなくていいですね。私だけこんなにクリスピーをのせてもらっていいんですか?」
おちょママ「それがどのセットにもソレがくっついてくるみたいで。無下に断るわけにもいかなくてすいませんね、お父様だけ」
お母様「まぁ喉に骨がひっかかるといけませんからソレでよろしいんじゃないでしょうかね」
こうして、おちょぼん家としろちゃん家の楽しいハロウィンパーティーは始まりました。
お母様「あら?私の記憶が確かならこのお味、遠い昔に食べた覚えがございますわ」
しろちゃん「そんな昔に?」
四葉「シッ」
お母様「そうね。あれは私がまだ女学生の頃、アメリカをバイクで縦断してた時だったかしら。とあるガソリンスタンドに立ち寄ったらそこのおじさんがフライドチキンを作ってらしたのよ。そこのお味を思い出したの」
シロウ「へぇー、なんさぃっつ!」
あんこさんがテーブルの下でシロウの足を踏んだ。
お母様「あら?どうかされたの?」
シロウ「いや、アメリカでバイクに乗られてたことに驚いてつい方言が出てしまって。ナンサー!って。そうなんですかー?みたいな」
お母様「まぁ、私もあの頃は親がうるさくて少々跳ね返ってた時期ですからそういうこともありましたわよ(笑)」
シロウとお母様がバイクの話で意気投合し盛り上がってる頃、おちょぼんとしろたんたんの二人は申し合わせたかのようにテーブルの下からお父様にフライドチキンをそっと手渡した。
おちょぼん「おじいちゃまもハッピーハロウィンだもんね♪」
しろたん「うん♪」
お父様「二人ともありがとう♪」
二人からもらったフライドチキンはキールでした。ありがたさとパサパサ感で少し喉がつまりそうでしたが、お父様はとても嬉しかったとさ。めでたしめでたし♪




