第62話「強くなりたければ食べなきゃね」
しろちゃん「いいよ〜、しろたんなかなか格闘のセンスあるよ♪」
しろたん「エッへッへ」
しろちゃん「そろそろ、お昼の時間だね。あんこさんにお弁当頼んでるから一緒に食べようね」
しろたん「うん♪」
あんこ「しろちゃ〜ん。お弁当持ってきたん、、、って小さい子供相手になにやってんの!?」
しろちゃん「んー暇だったからちょっと格闘技の触りくらい教えておこうと思って。最近、日本も物騒だからね」
あんこ「んー、確かにそれはそうだけど。しろちゃんは別に史上最強の親子とか目指さなくてもいいのよ?。そうね、どちらかといえば、今世の中で問題になってる行儀とか躾とかそういうことを愛情と共に子供に与えるのが親の役割なんじゃないかな?」
しろちゃん「難しいですね。躾は教わった覚えがなく、行儀も断ち切ってるものなので」
あんこ「そんな今にも誰かをアレしそうな顔で言わなくても。まぁ親が親だからね。そうねぇ、よその家庭とか見本みたいなものがあればわかりやすいかも。学校とか通えないのかしら?」
しろちゃん「しろたんを?んー、ちょっとなんとかなるか聞いてみるよ♪」
しろちゃんはそう言ってどこかへ電話をかけた。
しろちゃん「〜というわけなんだけどさ。なんとかなんないかな?え、なる?うんわかった。ありがとう、じゃあね♪」
あんこ「よくわかんないけど、なんとかなりそうなのね?」
しろちゃん「段取りしとくから明日さっそく、しろたんを連れてココの学校まで来てって。大丈夫かな(笑)」
あんこ「このまま、格闘家をやらせるわけにもいかないでしょ?がんばって行ってらっしゃい♪」
しろちゃん「そうだね♪しろたん、明日から学校に通うんだけど、いい?」
しろたん「いいよ♪」
そして翌日、学校に到着。校長室に通される二人。
しろちゃん「なんか緊張するなぁ。頼んだはいいけど、いきなり行って怒られたりとかしないかな」
しろたん「大丈夫!」
コンコン。
しろちゃん「あのー私、しろちゃんと申しますが、今日ココに来てくださいと言われまして。なにかの間違いだったらごめんなさい、すぐ帰ります」
相手「ハイどうぞ、話は聞いてますから入ってください♪」
ガチャ
校長「来ちゃった♪」
しろちゃん「え!?なんで会長がいるの?来ちゃった♪じゃなくて、あなたがいるんだよ(笑)」
校長「シー。ここでは会長じゃなくて校長と呼んでください。あと院長とか色々やってるけど、気にしないで♪」
しろちゃん「なんだぁ、緊張して損した(笑)でも会長が校長ならなんとかなりそうだね」
校長「まぁね♪ところでお腹はすいてませんか?これ、コンニャク。安物の固い牛すじとよく合うんですよ」
しろちゃん「なんでこんなところで牛すじ煮なんて作ってるの?(笑)会長じゃなかった、校長は年寄りなんだから喉につまらせると大変だよ?」
校長「この固いスジ肉をカロカロいわせながら日本酒を飲むのが最高なんですよ。それはいいとして今、色々あって犬小屋で暮らしてるもので、コレは晩酌用なんです。校長室は良いですよ〜、落ち着くし鬼もいない♪」
しろちゃん「校長の奥様、怖いからねぇ」
校長「背中だけじゃなく全身が鬼ですからね(笑)今の私の家庭内ヒエラルキーはアロワナ以下ですよ」
しろちゃん「そりゃ大変だね(笑)で、しろたんの通学の件は任せても大丈夫なの?」
校長「私も色々考えたんですがね、しろたんを学校に通わせるのは賛成です。校長先生は学校では一番偉いから大丈夫ですよ♪なので、しろちゃんには引き続き家庭の方をお願いしたいと思います」
しろちゃん「そうだね。会長がアロワナのエサにされるかもしれないし(笑)」
校長「ええ、考えただけでも恐ろしい。しろたんもそれでかまいませんか?」
しろたん「いいよ♪」
こうして、しろたんは学校に通うことになり校長(会長)の家庭がひとまず凄惨な現場にはならずにすんだようです。めでたしめでたし♪




