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第34話 クローバーのくろちゃん参上!




シロウ「あー、しろちゃんおかえり。ご飯できてるからちゃんと手を洗ってうがいしてくるんだぞ?」


?「、、、。お前がシロウ博士で間違いないな?」


シロウ「ん、よく見ると〜?さては貴様、しろちゃんが銀髪にGANTZスーツのコスプレをしたというわけではないな?」



 そして数分後。


しろちゃん「たらいまぁ、お腹すいたわ。ん、なんだこれ?」


 テーブルの上に置かれた手紙にはこう書かれていた。


【しろちゃんへ 博士は預かった、返してほしければここの地図の場所まで来い。さもなくば博士の命は知らん】


 しろちゃんは手紙を読むとそっとじ、炊飯ジャーをあけホカホカのご飯をよそい、テーブルの上に置かれたまだ温かいカレーをかけラッキョウと福神漬けを添え、カニカマサラダのラップを外しマヨネーズをふんだんにかけ、冷蔵庫から牛乳を出してコップになみなみそそぎ、ひととおり食事を済ませたあとそれを飲んでゲップをし、ティッシュで口の周りをきれいにふいた。


しろちゃん「しゃあねぇな〜、さてとそろそろ行くか〜」


 と、やっとこさ博士をさらった何者かが待つその場所へ、お腹をさすりながら向かうのであった。




?「思ったより待ちわびたぞ。だがよく逃げずにここまで来たな、それだけは褒めてやる。コイツはもう用済みだ、邪魔にならんようにどこへでも行くといい」


シロウ「しろちゃん、かなり遅かったけど助けに来てくれたのか。こやつ、かなりできるぞ!油断するなよ」


しろちゃん「ま、だいたい予測はついているよ。お前、黙示録のやつだな?」


?「フッ、なかなか鋭いではないか?さすが私と同じ黙示録兎型人造人間初号機(マーク1)。しかし貴様はプロトタイプで私はマーク4つまり4世代も後の最新型。個体識別名、くろちゃんだ」


しろちゃん「くろちゃん?(笑)いやそれは名前変えたほうがいいよ、良いイメージないからさ」


くろちゃん「そうなのか?クローバーのくろちゃん、そんなに変なのか?」


しろちゃん「あークローバーの?そうゆうことなのね。だったらまぁ〜いやしかしだがしかし、自分と容姿が似てるだけになんか気の毒というか全国のくろちゃんには申し訳ないんだけど、悪いのはあの人であって。ちょっと他に良い名前ないか考えてあげるよ」


くろちゃん「うるさい、さっきから聞いていれば人の名前を好き勝手に言いやがって!私にそんな時間の余裕などないのだ。こうしてお前に会いに来たのは他でもない、どちらが兎型人造人間として優れているか勝負しにきたのだ」


しろちゃん「あー、そーゆーこと。ひょっとしたら黙示録が刺客を送ってきたとかそんな展開じゃないんだ?」


シロウ「俺もてっきりそうなのかと(笑)でもそんな身に覚えも無いんだけどさー」


くろちゃん「私はお前たちマーク1から3までのデータをもとにさらに強化スーツや銀髪でキャラづけも濃くされ、いかにも、しろちゃんのライバル敵存在というか敵かな?味方かな?みたいな思わせぶり的位置づけとして作られた最新型であり現行ハイエンド機なんだぞ、プロトタイプに負けるわけがない」


シロウ「それはなんだか悪いことをしたね。そりゃそんな理由でこんなもののために生まれてきたんじゃあな〜い♪って怒りたくなるのもわかるよ」


 博士はそういいながら、しろちゃんの頭を撫でた。


くろちゃん「フン、御託はよろしい。しろちゃん、さっさと手合わせを願おう」


しろちゃん「いいよ♪さっさとかたづけてやるよ」



 勝負は驚くほど一瞬で決した。


くろちゃん「貴様、どうゆうことだ?プロトタイプのくせに、グフッ」


シロウ「こいつはあまりにもオーバースペックすぎてな、予算的にもコレ以降の兎型人造人間はマイルドになったりむしろいろいろ削られてる。平たく言えばあとにつくられたほうは量産型のスペックってことだ。君もその中ではなかなか優秀なほうではあるが、こいつは俺が手に塩をかけて作った反則級の存在だということなんだよ」


しろちゃん「あぁ、とりわけ今やりあった格闘も実は得意じゃないほうなんだよ(苦笑)」


くろちゃん「手加減してあれってことなのか!?」


しろちゃん「格闘よりも武器を使ったほうが得意なんだ。むしろケンカというわりに武器を使うということを知らない原始人みたいなのがちまたには多くて驚いてたりする」


くろちゃん「強化スーツを着てなければ私は今頃。それでもまだ手を抜いていたほうだと?」


シロウ「さらにコイツが本領発揮するのは実は格闘でも武器の使用でもなく、罠とか毒とか瞳術といったとにかく卑怯な手がそうなんだけれど。さらに言えば人心掌握から統率力といった個ではなく集団的な強さも保持していることにある。恐ろしいほどの政治力を持っていてな。現に一度しろちゃんが言い出したことには誰も逆らえない。マインドコントロールよりも厄介であると言われてる。すでに作った俺ですら習熟していくコイツがどこまでの軍隊と戦えるのか把握できてないというのが現状だ」


しろちゃん「なんか酷い言われようだね(笑)でも私は平和主義のことなかれ世代だよ。あとかわいいものが何よりも好きな博愛主義者、争いはめんどくさくて嫌いだね。そうだ、くろちゃんと戦ってる最中に良い名前を思いついたよ♪クローバーだから四葉ちゃんてのはどうかな?」


くろちゃん「四葉、、、。くろちゃんより断然かわいい!」


シロウ「ほらな、もう戦意喪失させられて懐柔させられてるだろ?こーゆーとこなんだよ、こいつの強さでもあり怖さでもあるのは(笑)」


しろちゃん「うっせ、かわいいは正義なんだよ。四葉ちゃん、今からうちにカレー食べにきなよ♪」


四葉「でも黙示録におこられると思う、今回勝手なことをしたから。とりあえず謝りに帰らないと」


しろちゃん「じゃあ謝ったらさ、うちに遊びにおいでよ。ね?博士いいでしょ?」


シロウ「そうだな。今回、四葉ちゃんには、しろちゃんの戦闘実験テストに付き合ってもらってたということでいいんじゃないか?これからも四葉ちゃんには、お手伝いしにうちに来てもらいたいと俺からも黙示録に頼んでおくよ、それでいいよな?」


しろちゃん&四葉ちゃん(コクリ)


 そうしてクローバーのくろちゃん改め四葉ちゃんは、しろちゃんの愛玩、いや遊び相手としてシロウ家にたびたび遊びに来るようになったとさ。めでたしめでたし♪









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