死と始まり
楽しんでくれると光栄だね
タッタッタ グサっ
何が起きたのだろう 全く分からない
体の温度が上がったと思ったら
今は下がっていく
そうか、俺は刺されたのか
そして血が出ているんだろう
ああ、もう意識が持た.....ない...
ここは何処だ?
真っ白な空間だ
「すいませんでしたー!!
私のミスで貴方様を死なせてしまいましたー
どうかどうかお許しをー!」
「‥‥説明をしてくれるかな
天使さん?神様?」
「はい、まず貴方様は死んでしまったのです
そうしてしまったのも私の管理ミスなのです
あの悪神が変な悪戯をして貴方の命が尽きてしまったのです
あっ!申し遅れました私最高神です」
「そうか、死んでしまったのか
まぁそれはいいとして
その悪戯した神はどうなったんだい?」
「はい、処刑し二度と復活できないように
致しましたのでご安心を」
「そうか、ありがとう」
「いえ、決まりですから、
ところでこれから貴方は転生するつもりは
ありませんか、今ならたくさん特典あげますよ!」
「そうだね、どんな特典がもらえるのかな?」
「はい、まずは、アイテムボックス
これは生物以外は何でも入れることができ数量も
無限に入ります
ですが入る種類はレベル×20までです
次に、武芸百般
これは様々な武器を使えるようになり
武器を持つだけでそれの使い方が分かります
そして、魔法の心得
大抵の魔法がつかえるようになります
そして最後に鑑定
これは相手のことがわかります
以上です」
「うん、そうだね
そんなにもらえるのなら
行こうかな異世界へ」
「ホントですか!」
「うん、でもあっちの世界のことをもっと教えてもらってもいいかな?何も知らないまま行くのは嫌だからね」
「ええわかりました、
ではまず貴方を送るのは王国スターランド
そこに9歳として送ります。
そこは冒険者という職業があり
魔獣もいます。生活にも魔法が使われる世界
何も貴方を縛るものがない世界です」
「そうかじぁ楽しみだな」
「ではこちらが貴方のステータスです」
ーーステータスーー
名前
性別 男
職業
レベル1
スキル 鑑定LV1、魔法の心得LV1、武芸百般LV1
アイテムボックスLV1
称号
ーーーーーーーーー
「こんな感じです。
もっと詳しく表示出来るのですが
あちらではあまり使わないので
あっ!名前を決めていただきたいのですが?」
「ふーむ、名前か、それならフウマで
お願いします」
生きてた頃の俺の名前は霧坂風磨だったからな
「へー自分の名前から取ってきたんですかー」
「ん?口に出していたか?」
「いえいえ、私一応神だから
人の心が読めるんですよ」
「そうか、(あーこの神様可愛いなー
結婚してーもう可愛すぎてたまらんわー
生きてたら即ナンパしてお持ち帰りやわー)」
「ふぇ!?ななななんですか!い、いいきなり!」
「クックックッやはりか面白いな
すまんなちょっとした冗談だ
あっ、君が可愛いのは確かだよ」
「あっありがとうございます///」
「あっそうだ、僕を刺した人のどうきって
なに?」
「それは嫉妬です
自分の彼女が貴方に取られたからだそうです」
「そっか、自分に魅力が無くて相手を楽しませて
あげられなかったからだという事に
気づかないのは悲しい事だね」
「凄いですね、そんな事を軽く言えるなんて」
「まぁね、それより説明はもう終わったのか」
「はい、あとスキルは持っている人から習うか
自分で見つけ出すしか取得方法はありません
スキルレベルが上がれば上がるほど高い効果が望まれます」
「ありがとう、じゃ行ってくるよ
また君に会える日を楽しみにしているね」
「!、はいいってらっしゃい
貴方の人生に幸あれ」
そうして俺の異世界生活が始まった
これからフウマの冒険が始まる!!