テヘペロ
「ちょ、ちょっと弟子ちゃん大丈夫!? すごい汗だよ!?」
「はぁ、はっ......っ!」
よし、大丈夫、落ち着け私。
「ちょ、ちょっと待って」
「う、うん」
ゆっくり深呼吸をしよう。吸ってー吐いてー......よし、落ち着いてきた。
「ん、もう大丈夫」
アレ、大分ヤバいけど、やっぱり1ゲーマーとして先がすごい気になるんだよね~。
よし、そうと決まれば話は速い。どうやってあの扉を開けるか考えよう。
......でもあの2人が帰ってくるまでやることないね、うん。
開け方考えてもいいんだけど、やっぱなんか違うじゃん? 時間潰すには。
あ、そうだ。前から気になってたこと今のうちに聞いとこう。
「ねぇしらす」
「んー? なんじゃらほい?」
「あの時聞いたしらす......デージーさんの目的って結局なんだったの?」
「あぁ、それ? それはね......」
デージーさんが500年かけても達成出来なかった目標、それは果たしてどれほど大きなことなんだろう。
「忘れちゃった♪」
「......は?」
今、なんて......?
「だーかーらー、ねこになったときにいろんなスキルと一緒にすぽーんとどっか飛んでいっちゃったの」
「............えぇ」
結局知れず仕舞いか~......残念。
「「ただいまー」」
「ん、お帰り」
あの2人が帰ってきた。
「「開かへんかったー」」
「うん、知ってる」
ていうかなんかこの2人息ピッタリすぎない? あそこでなんかあったの?
「「どーするー?」」
「うーん......あ、なんだ簡単じゃん」
「え、なになに? 弟子ちゃんもう思いついたの?」
「爆破すればいいじゃん」
単純明快、壊せば関係ないよね、うん。これ以上ないってくらいいい作戦だと思う。
でも......
「「「「「うわぁ......」」」」」
なんでこんなにみんな引いてるの?
早速扉の前にやって来た私達。
取り敢えず一個自然破壊爆弾を取り付けて爆破してみる。
小さめの爆発音がなり、煙が晴れたそこには......まだ扉が残っていた。
「......まぁ一個じゃね」
さーて、数増やすぞ!
扉中に爆弾を敷き詰めた。これで無理ならデカネードで全部吹き飛ばそう。
スイッチ、オン!
爆音がものすごい数鳴り響き、それが終わった頃には......
「......ゴクリ」
さぁて、無事壊れてるかな?
煙が晴れると、そこには先程までそびえ立っていた門は、完全に崩壊していた。
「よっし! ......ってなに!?」
小さくガッツポーズをして喜んでいた私達は、謎の引力により門の中に引きずり込まれていた。
「やっぱヤバいやつだったぁぁぁぁぁぁ!!!」
そして、洞窟に悲しい私の悲鳴が響いていった。
これは......結構ヤバめかもしんないね......