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「てか今ってどんな場所にいるんだろ……しらす、どんな感じ?」
中は結構暗いため、ねこで夜目が効くしらすに周りを見てもらう。
「う~ん、なんか洞窟っぽい? あ、待って……なんか奥のほうに扉? みたいなのがある」
「とびら?」
「うん」
やっぱ海底神殿とか!? でもそんなフィールドがあるなんて聞いてないし……やっぱ未開地!? キタコレ!
「ちょ、ちょっとカゲロウさん! 私たち初めてじゃない!? 全プレイヤーの中で!」
「あぁ、そうかもな……ていうか上のクトウルフを倒せる奴はほぼいないだろ」
そりゃあそうだよ、あれは異常なほど強い(はず)だし。
……ん、ちょっと待って……クトゥルフを倒してその下に海底神殿(仮定)? それってもしかして神殿じゃなくて都市だったりするんじゃ……
「いや、流石にそれはないか」
「ん? どったの弟子ちゃん」
「ううん、なんでも、それより2人とも、索敵お願い」
「おっし、任せとき! タイタニック号に乗った気持ちで待っときな!」
「いやそれ沈むじゃん!?」
「ふっふーん、流石はヒバナちゃん、鋭いツッコミナイスやで!」
そんな感じで2人が扉……いや、あれ門だね。門に近づいて行った。
あ、一応ホムンクルスも一緒に連れてこ。
「一応カゲロウさんもスコープで門の方見張っといて」
「あぁ、わかった」
「大三郎さんは上から神話生物が落ちてこないか注意、しらすは周りを見渡しといて」
「了解」
「はいは~い……あれ、弟子ちゃんは?」
「くつろぐ」
「弟子ちゃんがボケに回った!? え……ボケだよね?」
「ふふっ、流石にね。私は……そうだね、ホントに何しよ?」
索敵……はあの2人とホムンクルス、その警戒はカゲロウさん、周囲警戒はしらす、上は大三郎さん……ほんとに私することなくない?
え待って、私いらない子じゃんこれ。
なにかすること、もしくは言い訳……
「あ、ホムンクルスの操作に集中する!」
「む、なんか逃げられた気が……まあいっか」
ふぅ、なんとかごまかせたね、たぶん。
さてと、それじゃさっきの宣言通りホムンクルスの様子を見るとしよっか。
ホムンクルスと視界をリンクし、周囲を見渡す。
あ、ちなみに使ってるホムンクルスはコウモリ型。これが一番利便性高いね、うん。
ん? コウモリに目はないから視界もクソもないだろって? ……たしかに。
ま、まぁ見えてるんだしいいじゃん! きっとソナーから伝わってくる情報を見てるんだよ、うん。
any away. とにかく見てみよう!
2人も隣でなんか駄弁りながら歩いている。内容は基本どうでもいいこと。
……緊張感ないなぁ2人とも。まぁゲームだしいいけど。
と、門結構遠かったね、やっと着いたみたい。
近くから見る門は……すごく、おおきいです。
いやそれはもうデカい。どれぐらいデカいかっていうと……さっきのクトゥルフが丸々入るぐらい、かな?
……やっぱこれルルイ……いやきっと気のせいだよ、うん。
しばらく2人と1匹? で茫然としてから2人が門を開けようとするけど、開かないみたい。
う~ん、まぁここまでデカいとそりゃあ重いか……あ、鑑定してみよっと。
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「繝ォ繝ォ繧、繧ィへの扉」
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「っ!?」
それを見た瞬間、殆どは文字化けしているのにも関わらず、なにか途方もない『恐怖』を感じた。
「? どったの弟子ちゃん?」
思わずホムンクルスとの接続を……いや、わざと切ったんだな、これ……あれから早く離れたくて。
やばい、ゲームなのに過呼吸が止まらない。
まるで深い深い闇が自分を引きずり込もうとしているような、得体の知れないナニカ……
「っ、はぁ、はぁ……」
間違いなく言えることが一つある。あれは、ヤバイ。