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神様に頼まれたので異世界で魔王を倒すとするか!  作者: 舞子遼
新しい仲間と!
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新たな街へ!



「輝羅ぁ…どこに行くのぉ…?吐きそう…」

「だからエルネア帝国と神剣帝国レイティアの国境にある町だって何回も言ってるだろ?」


輝羅とともにスランの街を出て新たな街スクラブへ向かうことになった行く理由はギルドクエストが多くランクが上がりやすいそうだ


「で、いつ着くの?」

「うーん…魔獣が現れれなかったら明日の朝には着くかな」


すると突然護衛の人がやってきた。


「すみません!」


と、報告を受けた。あらフラグかな?


「魔王軍が現れまして…ちょっと時間がかかりそうです…」

「何!?魔王軍だと!?」


何故魔王軍がここにいるんだよ!こんな普通の道に!


「俺らも行った方がいいか?」


と輝羅


「早く行きたいょぉ…だから手伝う…おぇぇ」


と僕。なんという差だ。でも仕方ない早くしたいしな。


「よし行くか輝羅」

「おう!行くぞ響也!」


走っていると護衛の人たちと魔王軍?らしき敵が戦っていた。


「これが魔王軍か……」

「うーん…魔王軍って言っても弱そうだよ?」


なんだこの弱っちい敵は!すぐ倒せそうなんだけどなぁ…護衛の人が戦ってたらすぐなのになぁ…本当は強かったりして…


「この敵は魔王が作り出す駒のようなものですが何せ数が多くてね…あの召喚士を倒さないとどんどん湧き出てくるんだ」

「浄化魔法があればいいんだが…生憎全員使えなくてな」

「輝羅は使えるのか?」

「ん?いや使えないさ!僕は炎と風と闇だ!」

「そうか、じゃあどんどん倒していくか!」


護衛の人たちと僕たちは必死に倒すがなかなかいかない…なんか後ろから来てる!?


「お兄ちゃぁぁぁん!」


急に馬?のようなものである女の子がやってきた。お兄ちゃん?輝羅の妹か?輝羅って兄弟いたんだ…僕も妹と弟いたなぁ…今どうしてるかなぁ…


「って魔王軍!?よーし、やぁ!」


突然目の前が光り気がついたら魔王軍の姿はなかった…あの子は浄化魔法つかえるのか…ん?僕光属性あったっけ…?確認してみるとありました☆………………………みんなすみません!!


「どうしたんだよ冠羅!?なんで来てんだよ!」

「だってお兄ちゃんが…私に何も言わずに出て行ったんだから追いかけてきちゃった」

「はぁ…響也紹介するよ。こいつは妹の冠羅。そして冠羅、この人が俺のパーティーメンバーの響也だ」

「えっと…冠羅ちゃんでいいかな…」

「うんいいよ!響也兄ちゃん!」

「で、なんでお前はここに来るんだ?お前も僕たちのパーティーには入りたいってのか?」

「うん!いいよね?」

「響也…どうだ?」


そういえば仲間は多い方がいいからってセレナが言ってたな…しかも輝羅の妹とあれば安心ができるじゃあ…


「うん。いいよ。これからよろしくね冠羅ちゃん」

「よろしくね!響也兄ちゃん!」

「あ、そうそう。冠羅ちゃんさっき乗ってきたあれはなんなの?」


というよりあれはなんだ?馬でもないしなぁ…


「これはね〜闇魔法で召喚して契約した子だよー」

「へぇー。闇魔法でそんなこともできるのか…」

「うちの家はなぜかみんな闇属性を持っているんだ」


召喚魔法かぁ…いいかも…あとで教えてもらおうっと!


「冠羅ちゃんは何属性なの?」

「うーんとねー私は闇と光だよー」


いい感じに使える属性が同じですね…光が使えるのはいいけどね


「魔王軍も倒しましたので進んでもよろしいでしょうか?」

「あ、お願いしますー」


ピーンポーンパーンポーン………………………次の日お昼


「着いたね〜ここが新しい街かぁ…まずは宿を探してそのあとに食料とかを買ったあと召喚魔法教えてもらうか…」

「じゃあ宿を探しに行くか」

「うん!」

「ああ、行くか」


僕たちは宿を探した。探しているとササラギという宿が見つかった。


「すみませーん。宿って空いてますか?」

「ようこそ!ササラギへ!今は二部屋空いてますよ」

「じゃあ冠羅ちゃんが一部屋で僕と輝羅はもうひとつでいいか?」

「いや…それはやめた方がいいぞ」

「私一人じゃ寝れないの…」

「じゃあ輝羅と冠羅ちゃんが一部屋で僕がもう一部屋でいいかな」

「お兄ちゃんと一緒は嫌だ!響也にいちゃんと一緒に寝るー」


なんだこのかわいい子は…そんなこと言われると…


「どうするか…?輝羅?」

「それでいいさ。…響也…襲うなよ?」

「突然なに言い出すの!?襲わないよ!?」


こいつ…僕をなんだと思っているんだよ…


「では、二部屋お願いします」

「かしこまりました。ではこちらへどうぞ」


部屋の中には机や遊び道具?があった。意外にいいところじゃないか


「じゃあ輝羅荷物を置いて来なよ」

「ああ、早く戻ってくる」


輝羅早く自分の部屋へ行き荷物を運んでいった


「ねえねえ響也兄ちゃん!次はどこ行くの?」

「うーん食料かな…この宿は作るところが部屋にあるからね」

「じゃあ私が作ってあげる!」

「え?いいのか!?じゃあお願いするよ!」


冠羅ちゃんが料理を作れてよかった…これが心配だったけどもう安心だな


「じゃあ買い出しは冠羅ちゃんに任せるよ。はい、お金」

「ありがとう。じゃあ行ってくるね!」


そんな話をしていると輝羅が戻ってきた


「冠羅が買い出しに行くなら僕たちは何をするんだ?」

「あ、輝羅には明日する手頃なクエストを探してきてもらっていい?」

「おう。じゃあ行ってくるな。響也は何をするんだ?」

「僕は防具を揃えようかな」


僕なんてまだ異世界に来て服はセレナにもらったやつしかないし服と防具を一緒に揃えるつもりだ。


「じゃあ1時間後集合ってことでいいな?輝羅」

「ああ、いいよ。じゃあ行ってくる」

「いってらっしゃい」


ピーンポーンパーンポーン………………………1時間後


「ふぅ…これでしばらくは服に困らないだろう」


僕が買った服の数は4着ちゃんと洗濯すれば回せるであろう。ズボンの方は動きやすいものにした。まぁ…動きやすくないとね!防具の方は壊れにくいものを選んだ。他にも街の人と話をして仲良くなるとともに情報収集もした。だいぶこの世界危ないらしく世界の北側にある海に囲まれていてどことも国交を結んでいない国はすでに魔王軍の城として占領され、住んでいた人々は全員殺されたという噂もあるらしい…神様が頼んできたのも納得がいく。


「響也兄ちゃんただいま」

「響也ただいま」


冠羅と輝羅が帰ってきた。輝羅が選んだクエストは魔獣討伐系の報酬が多く、簡単なクエストや、収集クエストなどたくさんあった。


「ということで明日はこのクエストに行くか!」

「そうだな。その前に冠羅の武器も揃えないとな」

「私買ってきたよ?」


冠羅が買ってきたのは杖で光属性を主軸に召喚獣やデバフ、バフをかけるサポート係の装備だった。サポートはありがたいな。回復魔法も使えるのなら大丈夫だろう。


「じゃあ私はご飯を作ってくるねー」


冠羅がご飯を作っている間僕と輝羅は召喚魔法を教えてもらっていた。


「と、こんな風に円を描いて力を注げば出るはずだ」


魔法陣かっこいいー!何が出るかわからないけど成功してほしいな…


「じゃあ行くよ」


僕は力を魔法陣に向けた。すると煙が出てきた。


「ケホッケホッ…なんだこの煙?」

「出てくるぞ響也」


煙が収まるとそこには可愛らしい猫がいた。


「私を召喚したのは君かにゃ?」

「ああ、そうだが…僕は君と契約をしたい」

「いいにゃんよ。」


軽っ!というよりこいつ何ができるんだ?


「ちょっと響也…こいつ超レアだぞ…」

「…えっ?嘘でしょ?」

「いや、これは稀に出る迷っている精霊だ」

「精霊!?」

「普段精霊は精霊界にいるんだが、世界に降り立つ精霊も居るんだ。その一種だ」

「契約するにゃんか?」

「ちなみに精霊と契約は召喚する普通の魔獣よりかとても強いぞ」

「じゃあお願いするよ…どうやって契約するんだ?」

「名前をつけるらしいにゃんよ。この世界ではそういうのいらないのにご主人様に可愛がってもらうためにつけてもらってるにゃん」

「じゃあ…ダルタニャンとかどうだ?」


なんか誰でもつけそうな名前だな…まあいいだろう


「ダルタニャンね。わかったにゃこれから私の名前はダルタニャンにゃ!えいっ!」


突然煙に包まれ気がつくとダルタニャンの姿はなく代わりに人が立っていた」


「これからよろしくね!ご主人様♪」


二人仲間が増えた響也明日から賑やかになりそうだ…



ダルタニャンの容姿

・精霊状態

猫耳、尻尾、体は小さい。毛並みは銀色

・人間状態

身長は僕よりかずっと低い。

精霊状態では銀色の毛並みだが、人間状態は黒の髪

尻尾、猫耳は自分で隠したり出したりできるが、普段は出さない。



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