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笑え

作者: 瑞希

生まれたての私に、愛情を教える親はずるい。


生まれたての私に、希望を見せる親はずるい。


世界は残酷であることを知りながら、教えない親はずるい。



別に親は悪くない。人のせいに出来るものじゃない。わかっていてもなんとなく自分の人生を人のせいにしたい、そんなときはないかな?ないか。僕だけか。



孤独な僕から君たちに告ぐ。


下手くそな生き方しかできない僕を笑え。

惨めな人生しか送れない僕を笑え。

拙い考えしか浮かばない僕を笑え。

希望しか知らない僕を笑え。

愛しか知らない僕を笑え。

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