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夢と空と魔法の旅  作者: 一ノ瀬レア
8/8

ようこそ『グリムガーデン』へ。

「…レイア。あれなに?」

「それは、サンウナギって言う幼虫だ。蜂蜜で味をつけて焼くと美味いぞ。」

「…レイア。この木の実食べれる?」

「それは、木の実じゃないぞ。カカキツマイと言う丸い花だ。」

「…レイア。この花は?」

「…それは、カエデソウ。」

「…レイア。あれーーー」

「…サニー。俺は、図鑑か…。」

「…まだあれしか言ってない。」

サニーと旅をして3日たったレイアは、毎回質問されるサニーに疲れながら、森を歩く。

一方毎回質問しているサニーは、森で見たもの全て珍しくメモをとって聞いたことを記録してる。

知り合って間もなく2人は、楽しく打ち解け合っていた。

最初は、内気なサニーと話ができるか不安だったレイアだが、

向こうから、あれなに?これなに?と質問してくるので会話は至ってぎこちなくはならなかった。

ま、助かるんだけどな…。

メモをとるサニーを見てレイアは苦笑する。

「サニー。もうすぐでグリムガーデンにつくぞ。」

「…!わかった。」

森へ入って3日目。

俺は、さっきまでグリムガーデンへの道のりの地図を描き、

森も形や住んでいる生物を確認していた。

その時俺はあるもの見つけた。

「さっき、果樹園を見つけたんだ。その近くにきっとグリムガーデンがあるはずだ。」

「…もうすぐだね。」

それは、『グリムガーデンの果樹園』っとデカイ字書かれた看板だった。

リンゴの木がたくさんあった果樹園には、台車が通った後があり、俺達はその道のりを歩いていた。

歩いて約5分。

「…レイア。村の入り口が見えるよ。」

「お!やっとか。」

村に入り村全体を見る。

村『グリムガーデン』は大自然に囲まれた村だ。

彩りの花や、沢山の畑。山奥にある田舎村の光景だ。

しかし、田舎のような物寂しい感じはしなく、むしろ沢山の豪華の家があってこの村は、相当栄えている村に見える。

「スゲー。」

「…きれいだね。」

村全体を見回し、村の光景に感動する。

「とりあえず、寝床確保しないな。」

「…その前に、お金稼げるところ探さないと…。」

「そういえば金持ってなかったけ?」

「…食い逃げしたこと覚えてないの…。」

「でも、金を稼げるとこなんてあるか?」

「…わかんない。」

お互いうなだれる。

金がないといろいろ不便だなぁ。

すると、赤い頭巾を被った女の子が俺達に近づいたのがみえた。

「お兄さん達お金が欲しいの?」

「…!ああそうだ。」

「だったら、私の護衛してくんない。ここ最近狼がでるの。」

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