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夢と空と魔法の旅  作者: 一ノ瀬レア
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第1章 相互認識

旅をして、父が叶えられなっかた世界地図と、‘エデン’行こう。

幼い少年の思いは、年をとるにつれて強くなっていく。

優しい母は少年レイアの夢を応援した。

旅に役に立つ、知識と体力を身につけすくすく大きくなるレイアは、

17歳の誕生日の一週間前に、旅の準備をしていた。

その夜、レイアの母親ノエルは、旅に出る息子を誇らしく思い

―――息をひきっとた。

「…2年前。私は気がついたらこの屋敷にいたの。

誰も居ないこの屋敷に。私は、何も思い出せくて、混乱した。

覚えているのは名前だけで…他は何も知らないままだった。」


大きな食堂でサニーは淡々と話す。


「…そして、この左目も…。そして、ある日森で木の実を取っているとき、村が見えた…。

私は、村に興味を持って村へ行ったの。村の入り口には、私と同いぐらいの年の子供達が遊んでいた。

仲間に入れてよ。そう言いたかった。けど、言えなくてこっそり覗いていたの。

そしたら、足元に木の枝にきずかなくて、踏んで、音がしてバレちゃった。

その子達は、私をお化けと勘違いして、村の中央の所まで逃げたの。」


サニーの声はだんだん弱くなる。


「…追いかけた私は、中央の所まで来て、転けたんだ。大丈夫?1人の男の子が手を差し伸べたの。けど…。

私の左目を見た男の子は、手を引っ込めて、この子変だよ気持ち悪いって。その声が大人にも聞こえて、

この子は【魔女】だ気味悪い、村から出ていけ、教祖様に連れて行かせよう。そう言われ、腕を捕まれた。

そしたら、自分の体から赤い炎が出て、その人を燃やしたの。


…私は、怖くなった。

村の人じゃない、炎を出している自分が…。あり得ない力で村の人達に抵抗している自分が…。」


レイアは黙って、話すサニーをみる。

あのあと、レイアの手を握ったサニーは、自分の事について聞いて欲しいと言った。

話を聞いて、レイアはサニーについて知らない事が多かった。

会って間もなくのだから、知らなくて当然だろうが、これから旅をしていく仲間だ。

「なあ、サニー。俺と約束しよう。」

「…約束?」

「俺らはお互いのことを認め会う約束。」

握った手を離し小指をだす。

「指切りしよう。な!」

微笑むレイアと恐る恐る小指をだすサニー。

「…約束だよ。レイア。」

「おう!そうと決まれば、お前も旅の準備しないとな。」

お互いに指切りをした後サニーは、「準備してくる!」と部屋に行き、

レイアは食器やスプーンを洗い、サニーの準備を待った。

「…レイア。お待たせ」

肩にショルダーバッグをかけたサニーは、とことこ玄関まで行く。

「じゃあ、行くかサニー。」

「…うん。」

キイィと扉が開く。

眩しい射光に一面に広がる景色。

「…ねぇ。最初はどうするの?」

森歩くサニーが言う。

その問にレイアはニヤリと笑い。

「この森の地図は、さっき描いたからまずは、北だな。」

方位磁針を手にのせて針を見る。

「次の町は『グリムガーデン』自然の町だ。」

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